いつのまにか4回目!昭和のドキュメンタリー・レコードを聴く会、ふたたび!
ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー Vol.4 at ポレポレ坐
本サイトで連載中の『ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー』が今年2月に続いて、またイベント化!ワカキコースケが中古レコード屋から掘り出したその他ジャンルの廃盤アナログ、〈耳で聴くドキュメンタリー〉の数々を、ポレポレ坐で実際に聴いていただく会です。
レコードの歴史は、もともと発明王エジソンが、自分の声を試しに録音してみるところから始まりました。いつのまにか、レコードといえば(CDも)もっぱら音楽ソフトのことを指すのが常識になったわけですが、昭和の時代には、人物の肉声、大きな事件の実況録音などは、実はけっこう音盤化されていました。
つまり、レコードとは、記録媒体そのもの。
見る作品だけがドキュメンタリーではなかった、という視点の問い掛けをテーマにしておりますので、neoneo読者のみなさんにも、興味を持っていただけるのではないか、と思っております!
これまでに頂いた感想を、少しご紹介しますと―
○「久し振りに完全に無駄な時間を過ごせたよ、ありがとう!」(50代男性)
○「大ヴォリュームで聴いたベトナム空襲の現地録音、いろんなことがイメージされて身体に響きました。『この世界の片隅に』を見たばかりだから特に……」(女性)
○「『園遊会』が面白かったです」(女子大学生)
○「黒部川の音を録ったLPを黙って聴くのが良かった。私は近所の川の音のことを思い出したが、壇上のアシスタントの女の人はまるで違う感想を言っていたので面白かった。人はそれぞれ、自分の耳の記憶を甦らせる」(女性)
○「ドキュメンタリーというと映像のことだとばっかり思っていたので、昔はレコードがあったと知ってびっくりです。新鮮でした~」(女性ジャーナリスト)
○「ワカキさん、もっと喋っていいんじゃないの」(30代男性)
○「ワカキさん、ちょっと喋り過ぎ。もっとレコード聴かせてください」(40代男性)
○「ポレポレ坐のカレーが美味しかったな」(女性)
○「二人揃って聴いてるうちに気持ちよく居眠り。ごめんなさいね」(夫婦・映画監督)
○「これ、番組に出来るよ。企画にして考えてよ。あ、でもMCはワカキさんじゃない人ね」(男性・テレビプロデューサー)
○「ニッチですねえ」(20代・映画監督)
○「昭和30年代の酔っ払いがウケた」(40代男性)
感想は見事にバラバラ。それだけ沢山の聴くメンタリーが世には眠り、楽しみ方もそれぞれです。お待ちしています!
★当日かける予定のレコード
◎恒例のアンコールは『空襲下の北ベトナム』。爆撃が迫る、身の縮むような臨場感を疑似体験。
◎伝説のレーサー・風戸裕が駆る愛車ポルシェ908の爆走音。カウンタックなど他のマシンとの「効きエンジン」コーナーも?
◎ブルース・リーがカンフーの真髄を語り、永遠のトニー(赤木圭一郎)がシャイな素顔を語る。夭折のスターの肉声を!
◎「手前生国と発しましては」モノホンのみなさんの仁義の数々……など
【日時】2016年4月8日(土)開場 18:30 開始 19:00
(約2時間半の予定)
【会場】東中野 space&cafe ポレポレ座
(中野区東中野4-4-1ポレポレ座ビル1F)
【料金】2,000円(1ドリンク付き・当日券のみ)
【出演】ワカキコースケ(若木康輔)
協力:大澤一生(nondelaico)・小林和貴(クオリアノート)・neoneo編集室
【予約・問い合わせ先】
ポレポレタイムス社 Tel 03-3227-1405
メール event@polepoletimes.jp