【特報】7月7日発売開始!ドキュメンタリーマガジンneoneo #11 総特集「ダイレクト・シネマの現在」 

7月7日発売! ドキュメンタリーマガジン「neoneo」#11 総特集 「ダイレクト・シネマの現在」 1950年代後半、カメラの軽量化と同期録音(シンクロ)という技術革新は、ドキュメタリーの世界に革命をもたらしました。

【News】クラウドファンディングは10月31日(水)まで! 東京ドキュメンタリー映画祭(主催:neoneo編集室) 

東京ドキュメンタリー映画祭(主催:neoneo編集室) 2018年12月1日−12月14日 新宿ケイズシネマにて開催! クラウドファンディングご協力のお願い neoneno編集室が主催する「東京ドキュメンタリー映画祭」が

【連載】ドキュメンタリストの眼18 ジョージア(グルジア)映画祭 はらだたけひでインタビュー text 金子遊

10/13(土)から東京・神保町にある岩波ホールで「ジョージア(グルジア)映画祭」が2週間の日程で開催される。劇場未公開作品ばかりを20本近く集めた本格的な映画祭である。1年以上前から映画祭を準備し、ジョージアの監督たち

【連載】「ポルトガル、食と映画の旅」第20回 ポルトガルという場所 text 福間恵子

 アヴェイロの運河に架かる橋。小船に乗る漁師が櫂を持っている。 「ポルトガル、食と映画の旅」 第20回 ポルトガルという場所  (第19回 からつづく) 2018年の新年を、アソーレス諸島で一番気に入った島テルセイラです

【Review】記憶が接続する時――大川史織監督『タリナイ』text 宮本匡崇

   先日、なんの気なしにtwitterのタイムラインをぼんやりと眺めていたら、1件の画像つきツイートが目に留まった。それは1945年9月15日にマーシャル諸島で撮影されたとされる日本兵の写真で、元は白黒画像だ

【Review】誰にだって「物語」がある――『僕の帰る場所』レビュー text 大内啓輔

   精神科医から薬を処方されている一人の女性。続いて、彼女が二人の子どもの世話に手を焼いているアパートの一室と、ある「申請」をめぐってトラブルを抱え込んでいるらしい男性が映し出される。すると彼らが家族であるこ

【連載】「視線の病」としての認知症 第3回「自分を取り戻す」ということ text川村雄次(NHKディレクター)

最近の小山のおうち(クリニックのホームぺージより) 「視線の病」としての認知症 第3回 「自分を取り戻す」ということ <前回(第2回)はこちら> 前回書いたように、小山のおうちは、精神科クリニックが作った重度認知症デイケ

【Review】「アンバランス」な愛と法 text 丸山友美・中山裕貴 (コミューンプラス)

マイノリティや社会的弱者を社会の一員として認めるよう呼びかけるドキュメンタリーが日本では大半を占めるなか、戸田ひかるの『愛と法』は、弁護士夫夫(ふうふ)の日常を映して、彼らの感じている日本社会の息苦しさと生きづらさを実直

【Interview】「かけがえのない一瞬」を求めて――『寝ても覚めても』濱口竜介監督インタビュー text 若林良

5時間余という上映時間や、ヒロイン5人のロカルノ映画祭最優秀女優賞受賞などで大きな注目を集めた『ハッピーアワー』から3年。『寝ても覚めても』は、濱口竜介監督の商業映画デビュー作だ。カンヌ映画祭コンペティション部門への出品

【Review】この世界にあなたもいますー『ディヴァイン・ディーバ』 text 佐藤麻弥

タイトルの後の映像にふと、子どもの頃に心惹かれ朝な夕なに繰った図鑑の数々を思い出す。天体のような地層のようなそれの、赤いものが開いて歌が流れ出す。やがてブラジルの匂い。 ディーバが揃って歌う「女でいるのは女なら簡単、でも

【連載】「視線の病」としての認知症 第2回「向こう側の人たち」と出会うまで text 川村雄次

化粧を手伝う「小山のおうち」の石橋さん 「視線の病」としての認知症 第2回 「向こう側の人たち」と出会うまで (前回はこちら) 「本人の側から見る」とは、言い換えれば、「相手の立場になって考える」ということだが、そんな小

【Review】ドキュメンタリーが示す新たな井筒俊彦とその可能性 text 吉田悠樹彦

2018年の東京イラン映画祭ではイスラーム研究・言語哲学の井筒俊彦の一生を描いたドキュメンタリー『シャルギー(東洋人)』(マスウード・ターヘリー監督、2018年)が公開された。映画ファン・関係者のみならず 生前の井筒を知

【Interview】新時代の潮流のなかで――『ゲンボとタシの夢見るブータン』アルム・バッタライ&ドロッチャ・ズルボー監督インタビュー text 若林良

『ゲンボとタシの夢見るブータン』は、「幸福の国」として知られるブータンのある村を舞台としたドキュメンタリーだ。主人公となるのは16歳のゲンボと、15歳のタシの兄妹。彼らの家は寺院で、父親はゲンボに僧院学校での修行を積んで

【Review】想像力という名の山――『クレイジー・フォー・マウンテン』 text 若林良

  多くの本を読みながら、いつしかひとつのことがどうしようもなく気にかかり始めていた。それはヒグマのことだった。大都会の東京で電車に揺られている時、雑踏の中で人込みにもまれている時、ふっと北海道のヒグマが頭をか

【新連載】「視線の病」としての認知症 第1回 治らない病を生きる希望とは text 川村雄次(NHKディレクター)

連載を開始する川村雄次さんのこと 川村雄次さんの連載が始まった。川村さんは長年にわたってNHKで「認知症」に関する番組に取り組んで来られたディレクターである。その膨大な経験から、川村さん自身、「認知症」にまとわりつく数々

【Review】映画『太宰』〜かすかな生の呟きに耳を傾ける、ということ〜 text 菊井崇史

『太宰』は、太宰治にまつわる評伝や作家研究のたぐいの映画ではなく、その「読者」にまなざしをむけたドキュメンタリーだ。そこに本作の意義がこめられている。学生、音楽家、イラストレーター、学校職員等、幾人が、それぞれ自身にとっ

【Review】こっちを見て―『人間機械』 text 大久保渉

よく清掃の行き届いた、冷房の涼風が吹く日本の映画館の柔らかな座席の上で、汚れた衣服を身に纏い、汗をかきながら薄暗い工場の中で延々と働く大人と子ども達の姿を見て、何を思えばいいのだろうか。映画『人間機械』は、インドの北西部

【Review】ふりむけばキューバ ルーシー・ウォーカー監督『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ☆アディオス』 text 鈴木並木

——ここは都内某所にある隠れ家風のドキュメンタリー酒場「neoneo」。古今東西の名作や珍作を肴に、夜な夜な話の花が咲く映画バーだ。ドアが開いて、汗だくの若い男が勢いよく入ってくる。   客 こんばんはー、今日

【連載】「ポルトガル、食と映画の旅」第19回 ポルトガルを食べる text 福間恵子

福間恵子の「ポルトガル、食と映画の旅」 第19回 ポルトガルを食べる (第18回からつづく) 初めてポルトガルに行った2003年、アレンテージョ地方の世界遺産の町エヴォラで買った料理の本がある。ポルトガル各地方の料理シリ

【Interview】「白」と「黒」を超えて――『ゲッベルスと私』クリスティアン・クレーネス&フロリアン・ヴァイゲンザマー監督インタビュー text 若林良

第二次世界大戦から70年以上の時を経た現在、当事者の、とくに政権の中枢にいた人間の「証言」という形で映画を作ることは困難をきわめている。現在における、そうした稀有な作品の一つである本作は、あるひとりの老女の、戦時期の記憶