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【News】東京ドキュメンタリー映画祭 in OSAKA・第二弾 シアターセブンにて開催決定!
【News】グラフィック・ドキュメンタリー『テイキング・ターンズ HIV/エイズケア371病棟の物語』翻訳刊行プロジェクトを展開中!
【News】47年ぶりに蘇る原將人監督『初国知所之天皇』ストリーミング配信上映が決定!
【News】「東京ドキュメンタリー映画祭2020」開幕
【News】12/5-11開催!!東京ドキュメンタリー映画祭2020 上映作品/時間発表
【News】原將人監督『初国知所之天皇』復活プロジェクト実施中!
【News】2020年8月7日(金)19:00~ ワカキコースケのDIG!聴くメンタリーVOL.14 @ 東中野Space&Cafeポレポレ坐
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- 【Interview】ジョルジュ・モリヴァー(元メドヴェトキン集団)独占インタビュー text 東志保 - 55,605 views
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- ドキュメンタリーマガジン『neoneo』 「neoneo叢書」お求めについて - 46,074 views
- 【Review】差別のなかで自身の根源的なルーツを切望する少女の過去と現在‐‐『サーミの血』 text大内啓輔 - 37,642 views
- 【Book】ベストセラーの『永遠の0』を読んでみました text 小室準一 - 32,360 views
- 【Interview】福島の“不安”と向き合う――『A2-B-C』イアン・トーマス・アッシュ監督インタビュー - 31,072 views
- 【Interview】僕も「みんなの学校」で学びながら映画を作った〜『みんなの学校』真鍋俊永監督 - 28,960 views
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- 【Review】AVを利用しつつ映画やTVを超える広い世界 ~『劇場版テレクラキャノンボール2013』~ text 佐藤健人 - 25,561 views
- 【対談】佐々木誠×原一男 『マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画』に関する、極私的対談 - 24,816 views
【連載】つげ義春 「無能の人」考① text 正津勉
2021/02/15
前口上 昨年、2020年、当方は『つげ義春 「ガロ」時代』(作品社)を上梓。これがわたしの著作としては珍しく数少なくはない読者のかたから温かい批評をいただいた。そのなかに熱くもぜひ続篇として「ガロ」以後につ
【文学と記録⑥】 久生十蘭と空襲 text 中里勇太
2021/01/30
前回は「吉田健一と瓦礫」と題したが、変幻自在の技巧を駆使した文体と多彩な作風で「小説の魔術師」の異名をもつ作家・久生十蘭の『久生十蘭「従軍日記」』(*1)の中には、瓦礫ということばこそ現れないが、次のような一文がある。
【News】グラフィック・ドキュメンタリー『テイキング・ターンズ HIV/エイズケア371病棟の物語』翻訳刊行プロジェクトを展開中!
2021/01/24
https://greenfunding.jp/thousandsofbooks/projects/4345/activities/14870 『テイキング・ターンズ HIV/エイズケア371病棟の物語』(2017)は、
【Book Review】描き直される映像詩人の肖像――『ジョナス・メカス論集 映像詩人の全貌』 text 大内啓輔
2021/01/09
2019年1月23日に96歳で逝去したジョナス・メカス。その死から2年を迎えようとしているタイミングで刊行された『ジョナス・メカス論集 映像詩人の全貌』と題された本書は、ドキュメンタリー専門誌「neoneo」編集室が創刊
【Book Review】ジグザグ道の途中で――『そして映画館はつづく あの劇場で見た映画はなぜ忘れられないのだろう』 text 鈴木里実
2020/12/30
今年ほど、映画館へのさまざまな想いが交錯した年はありませんでした。緊急事態宣言下で映画館が休館し、それまで当たり前のようにできていたスクリーンで映画を見るという行為ができないことへの飢えや寂しさ、また、再び劇場が開いてか
【文学と記録⑤】吉田健一と瓦礫 text 中里勇太
2020/11/06
小説の舞台としてかつての町や都市のすがたが描かれているとき、それを知るのもまたおもしろさのひとつである。たとえば吉田健一は、小説「瓦礫の中」や「絵空ごと」、「東京の昔」などにおいて作品ごとに時代を設定して東京を描いて
【Review】ふたつの『異端の鳥』がもとめた普遍 text 菊井崇史
2020/10/08
映画『異端の鳥』が結実するまでの道のりはけわしいものだったと監督ヴァーツラフ・マルホウルはふりかえっている。十七ヴァージョンのシナリオを書き、困難な資金調達等を忍耐づよくのりこえ、撮影には二年を要し、ついに十年以上の歳
【文学と記録④】松井太郎とブラジル text 中里勇太
2020/09/20
遠く離れた土地を舞台とする小説を読むとき、その土地の生活や文化を知るのもよろこびのひとつである。しかしときには知るというよろこびよりもさきに、その異形の相貌をまえに立ち尽くしてしまう作品がある。そのひとつ
【文学と記録③】有森勇太郎の記録 text 中里勇太
2020/08/16
これは作中の登場人物が書いた記録である、と宣言される小説がある。そこでは、かれらの生涯の一時期や、目撃あるいは参加した出来事が語られ、その形式は、渦中で記した日記やノートを基に構成されるか、あるいは後年の記憶を基に語ら
【文学と記録②】古井由吉と赤牛 text 中里勇太
2020/07/16
小説において、作者と近しい登場人物が記憶を語るとき、作者自身が辿ってきた道行きを背景にして読めば、語られた記憶は時代証言となる「記録」の側面をもついっぽうで、小説において語られる記憶には、作中人物の記憶ともうひとつ、記
【文学と記録①】後藤明生と土筆 text 中里勇太
2020/06/15
文学、殊にフィクションである小説において「記録」とはなにか。小説のなかに描かれる歴史的事件や社会事象、社会風俗に加えて、ときには作者と近しい存在である登場人物の生活なども、そこに含まれるのだろう。いっぽうで、小説がフィ
【Book Review】「なおす」ために何が必要か――青野文昭『NAOSU』 text 五十嵐拓也
2020/05/15
「なおす」ことのズレ 2017年の展覧会「コンニチハ技術トシテノ美術」で展示された青野文昭の《なおす・それぞれの欠片から――無縁の声・森のはじまり――1997-2017》を見た時、赤い自動車が描かれた箪笥の作品に触りた
【Book Review】「映画館プログラム」という知られざる魅惑を求めて――『映画館と観客のメディア論 戦前期日本の「映画を読む/書く」という経験』 text 大内啓輔
2020/04/21
かつて「映画館プログラム」という読み物があった! たとえば今、私たちが映画館に足を運んで映画を観るとしよう。そのとき、事前にその映画について、何一つの知識を入れずに鑑賞することは不可能に近いはずだ。いわゆる一般的に劇場公
【新刊】ドキュメンタリーマガジン neoneo12号 総特集「沖縄のドキュメンタリー」
2019/09/17
9月中旬発売! ドキュメンタリーマガジン「neoneo」#12 総特集 「沖縄のドキュメンタリー」 お待たせいたしました! 1年ぶりのドキュメンタリーマガジン「neoneo」12号は、「沖縄とドキュメンタリー」の総特集で
【Book Review】ドキュメンタリーの教科書——『文化人類学の思考法』text 岡本和樹
2019/05/25
「あたりまえの外へ」。編者の松村圭一郎さんにサインをいただくと、その言葉が添えられていた。本の帯にも【文化人類学は「これまでのあたりまえ」の外へと出ていくための「思考のギア(装備)」だ】という若林恵さんの言葉もある。この
【Review】その図書館は、まるでユートピアーー『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』 text 舘由花子
2019/05/18
『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』の監督、フレデリック・ワイズマンはディレクターズ・ノートでこう語った。「ニューヨーク公共図書館は最も民主的な施設です。すべての人が歓迎されるこの場所では、あらゆる人種、民族、社
【Book Review】身体によって身体を思考する——室野井洋子『ダンサーは消える』text 中根若恵
2019/01/06
ダンスは常に非常である。 我々は圧倒的な日常の中に生きている。 非常の身体は忘却される。 私たちの多くは、自分の身体をおのずとこの場に存在するものと捉え、その自明性に何ら疑いをもたない。例えば、道を歩く、階段を上がる、シ
【Book Review】制作と批評が織りなすドキュメンタリーの公共性——金子遊『ドキュメンタリー映画術』text 中根若恵
2018/01/16
世界との回路としてのドキュメンタリー 昨今のドキュメンタリー映画界が見せる活況についてはことさら論じるまでもない。世界中で多くのドキュメンタリーが生み出され、劇場や映画祭でそれらを目にする機会も増えた。個々の作品に目を向
【Review】『アピチャッポン・ウィーラセタクン 光と記憶のアーティスト』 text 佐藤奈緒子
2017/07/30
アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の映画は、見るものを未体験の困惑にいざなう。特に初めて見た時は不可解すぎてほとんど寝てしまったし、同じ映画を見た人とも話が噛み合わず狐につままれたような体験をした。そうした分かりにくさ
【Book】私たちが新しく手に入れたガイドブック 『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』(西村智弘・金子遊 編) text 野村建太
2017/04/17
幸運なことに、本書『アメリカン・アヴァンガルド・ムーヴィ』で取り上げられた作品の多くを、これまでに見る機会があった。東京でジョナス・メカスの作品が上映されれば可能な限り足を運んだが、いつも会場はそれなりに混み合っていたこ
【Review】コンテンツとしての「ドキュメンタリー入門書」 寺岡裕治編『21世紀を生きのびるためのドキュメンタリー映画カタログ』 text 細見葉介
2016/05/31
「ゼロ年代」の初頭に、ドキュメンタリーに興味を持ってイチから知ろうとした時、その敷居は高かった。インターネット上の情報精度が低かったこともあるが、例えば文学少年にとっての「新潮文庫の100冊」のような、分かりやすい作品の
【Book Review】 沖縄イメージの攪乱:『las barcas 別冊』text 松田潤
2016/04/08
根間智子「paradigm」 ■変容する沖縄イメージ 先日都内で公開された根間智子の写真展示「paradigm」(表参道画廊・1月18〜30日)と奥間勝也の監督作品『ギフト』(2011)、『ラダック:それぞれの物語』(