【News】「東京ドキュメンタリー映画祭2022」プレイベント 開催!

多摩美術大学TUBでは、「東京ドキュメンタリー映画祭2022」(12月10日(土)〜12月23日(金)まで新宿K’s cinemaにて開催)のプレイベントとして、シンポジウム「もっともっとドキュメンタリーを盛りあげたい!作戦会議」を12月3日(土)に開催することが決定。

「東京ドキュメンタリー映画祭2022」は、多摩美術大学芸術学科の金子遊准教授がプログラム・ディレクターを務める映画祭。多摩美術大学TUB では、12月3日(土)のプレイベントに30名まで無料招待し、YouTubeでのオンライン配信とのハイブリッドで開催する。

第1部は、本映画祭の顧問を務める矢田部吉彦、今年の短編部門審査員の舩橋淳監督、ドキュメンタリー・ドリームセンター代表の藤岡朝子を迎えて、災害、パンデミック、戦争などによる混迷期において、いかにドキュメンタリーを盛りあげていくのかを話し合うシンポジウムを開催。

第2部では、今年の長編部門、短編部門、人類学・民俗映像部門のコンペティション、特集上映・特別上映には、どのような作品が揃ったのか、東京ドキュメンタリー映画祭(TDFF)のプログラマーがわいわいとトークする。

日程:2022年12月3日(土)

第1部 14:00-16:00シンポジウム「もっともっとドキュメンタリーを盛り上げたい!作戦会議」
矢田部吉彦(アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭審査員、本映画祭顧問)
舩橋淳(映画作家、本映画祭短編部門審査員)
藤岡朝子(ドキュメンタリー・ドリームセンター代表/山形国際ドキュメンタリー映画祭理事)
司会:金子遊(TDFFプログラム・ディレクター) 

第2部 16:10-17:00トーク「今年の映画祭ではどんな作品を上映するのか」
佐藤寛朗(TDFFプログラム・ディレクター)
澤山恵次(同プログラマー)
津留崎麻子(同プログラマー)

参加費:無料

会場:多摩美術大学 TUB 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー5F(デザインハブ内)

参加方法:会場参加もしくはオンライン(YouTube Live)にて聴講いただけます。

【会場参加】
先着30名、以下ページよりお申し込みください。(Peatixページへ移動します)

https://tdffsp1203.peatix.com

【オンライン】
(YouTube Live)
https://youtu.be/e7r_FpOoS9Q

シンポジウム「もっともっとドキュメンタリーを盛り上げたい!作戦会議」の登壇者:

矢田部吉彦(Yatabe Yoshihiko)

アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭審査員、東京ドキュメンタリー映画祭顧問

仏・パリ生まれ。2000年より映画配給と宣伝を手がける一方、ドキュメンタリー映画のプロデューサーおよびフランス映画祭の運営に携わる。
2002年から東京国際映画祭に在籍し、日本映画部門やコンペティション部門などの作品選定ディレクターを務め、2021年4月よりフリーランス。2022年3月にはウクライナ映画人支援上映会を企画するなど、上映企画プロデュースや映画関連の執筆を手掛けている。

舩橋淳(Funahashi Atsushi)
映画作家、東京ドキュメンタリー映画祭2022短編部門審査員

「フタバから遠く離れて 第一部・第二部(2012&14)」はベルリン国際映画祭でワールドプレミア後、世界40カ国以上で公開。メロドラマ『桜並木の満開の下に』(2013, 臼田あさ美、三浦貴大)はベルリン国際映画祭へ5作連続招待の快挙。「小津安二郎・没後50年 隠された視線」(2013, NHK)、「道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY OF NMB48」(2016)など。劇映画とのミックスである新作「ある職場」(2022 公開中、東京国際映画祭招待)では実際のセクハラ事件を描いた。著書に「まだ見ぬ映画言語に向けて」(吉田喜重監督との共著、作品社)など。

藤岡朝子(Fujioka Asako)
ドキュメンタリー・ドリームセンター代表、山形国際ドキュメンタリー映画祭理事

1993年より山形国際ドキュメンタリー映画祭(YIDFF)のコーディネーターや東京事務局ディレクターを勤め、現在NPO法人理事。
ドキュメンタリー・ドリームセンター代表として2009年よりアジア各地で映像制作者の合宿型ワークショップを主宰し、2018年より「山形ドキュメンタリー道場」をスタート。日本映画の海外展開、国際交流を通したドキュメンタリー映画の製作・上映支援を目指す。奥谷洋一郎監督『ヌード・アット・ハート』(2021)等 プロデューサー。

金子遊(Kaneko Yu)
多摩美術大学芸術学科准教授、東京ドキュメンタリー映画祭プログラム・ディレクター

批評家・映像作家。2012年より伏屋博雄たちと「ドキュメンタリーマガジンneoneo」を立ち上げ、2018年より佐藤寛朗たちと「東京ドキュメンタリー映画祭」をスタートさせる。
著書に『映像の境域』『ドキュメンタリー映画術』など多数。TDFFで上映した監督作『映画になった男』『森のムラブリ』が2022年に劇場公開された。