【News】ゲスト来日につき緊急決定!4/27 カンボジアのドキュメンタリー上映&トーク@下北沢アレイホール


カンボジアの現代史、特にポルポト政権下の暮らしを描いた映画は少なくなく、今年もアンジェリーナ・ジョリー監督の『First They Killed My Father』がNetflixで公開になる。ところで、現地カンボジア人の映像制作者はどういう映画を作っているのか?
プノンペンでドキュメンタリーを作り続ける数少ないカンボジア人のチャン・リダさんとナリン・サオボラさんの来日に合わせて急きょ上映会を計画しました。リダさんとボラさんはご夫婦で、今回はNHK海外放送の番組仕上げのための来日です。上映後トークの聞き手をテレビディレクターの尾崎竜二さんにお願いし、本作をはじめカンボジアの社会や映像事情について広くお話しいただきます。

藤岡 朝子(DDセンター代表、山形国際ドキュメンタリー映画祭理事)


【日時】2017年4月27日(木)
    18:30 OPEN / 19:00 START
【会場】下北沢アレイホール 
東京都世田谷区北沢2-24-8 下北沢アレイビル3F <地図>
(小田急線、京王井の頭線下北沢駅 北口下車徒歩2分)
【料金】500円
【主催】 DDセンター(www.ddcenter.org
お問合せ: info@ddcenter.org 

【上映作品】
『Red Wedding』
(2012/カンボジア/クメール語/英語字幕/58分)
監督:チャン・リダ&ギヨーム・スオン Chan Lida, Guillaume Suon
Production: Bophana Production / Bophana Center / Tipasa Production
※ 日本語字幕はありません、英語字幕版です

党の決めた見知らぬ男と寝床を共にされ「結婚」を強いられたソチャンは16歳だった。30年の沈黙ののち、彼女はクメール・ルージュ特別法廷で証言を決意する。1975年~79年、人口増強を掲げた政策によって25万人以上の女性が「処刑」の脅しに「結婚」した。アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭グランプリ(中編部門)、アルジャジーラ国際ドキュメンタリー映画祭金賞、ほか。

【ゲスト】
★ チャン・リダ Chan Lida
仏ラジオ国際放送の記者としてクメール・ルージュ特別法廷を取材しながら、ボパナ視聴覚資料
でアーカイブ調査に従事。2010年にリティ・パン監督のドキュメンタリー・ワークショップに参加し、映像ドキュメンタリー制作を始める。共同監督の本作のほか「My Yesterday Night」(短編)、「Red Clothes」(2016)。

★ ナリン・サオボラ Narin Saobora
プノンペン王立大学卒業後、ボパナ視聴覚資料センターで編集と色調整の実務に就く。2012年より独立しチャン・リダのCloud Films で映像編集、音響、撮影で活躍。

【聞き手】
尾崎竜二 Ryuji Osaki 
TVを中心に作品制作をするドキュメンタリーディレクター。昨年カンボジアで取材した「世界ふれあい街歩き・シェムリアップ」(NHK BS)がこの3月に放送されたばかり。