TRAILer 佐々木友輔作品 沖縄初上映
映画を通じて人間の生きる場所と風景の問題に取り組む映像作家、佐々木友輔による作品『TRAILer』(2016年)の沖縄初上映。沖縄戦を手がかりとして、映像とテキスト、声と音楽が多層的な場所のイメージを形成する。佐々木の過去作品である『新景カサネガフチ』(2010年)も同時上映します。
日時 2017年9月16日(土) 18:00-
場所 BARRAK(沖縄県那覇市大道35-5)
http://barrack.strikingly.com/
https://ja-jp.facebook.com/barrack.203/
料金 500円
上映作品
『TRAILer』50分、2016年
朗読:カニエ・ナハ、朗読脚本:土屋誠一、音楽:田中文久
※上映終了後、佐々木友輔×土屋誠一・トーク
内容:1945年の春。米軍が読谷村・渡具知から沖縄本島に上陸し、同年6月に摩文仁の丘で日本軍の組織的抵抗が終了した。2015年の冬。私は渡具知ビーチと沖縄平和祈念公園を検索し、GoogleMapだけを頼りに、2点を結ぶ撮影の旅に出た──。初めて訪れた土地のイメージと、その土地に抱いてきたイメージの距離を探る〈場所映画〉の最新作。
『新景カサネガフチ』69分、2010年
朗読:菊地裕貴、出演:石塚つばさ、音楽:田中文久
※上映終了後、佐々木友輔×土屋誠一・トーク
2011年、関東鉄道常総線に新しい駅ができて、その土地の名前も「ゆめみ野」に変わった。街のめまぐるしい変化に寄り添って暮らしてきた一組の夫婦は、ある出来事をきっかけにして、街の歴史と夫婦の時間を、交差させ、かさね合わせるようにしながら追憶していく。そこに浮かび上がってくるのは、いつか夢に見た景色――累ヶ淵。『夢ばかり、眠りはない』に続く〈風景映画〉。
問い合わせ 070-5555-0142 tsuchiya@okigei.ac.jp
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