認定NPO法人山形国際ドキュメンタリー映画祭ではこの秋、東日本大震災についての記録映画を蒐集・保存し、その情報を世界に向け発信する「311ドキュメンタリーフィルム・アーカイブ」を設立致しました。その開設を記念し、東北芸術工科大学サクラダシネマにて開設記念上映&シンポジウムを開催します。震災復興に関し重要な提言を続けておられる気鋭の社会学者開沼博氏、阪神淡路大震災に関する史料のアーカイブ事業に携わっておられる高森順子氏、映画研究の阿部マーク・ノーネス氏(ミシガン大学)を迎え、震災復興における映像記録の役割、保存の意義、その未来について広く議論していただきます。また、2014年のゆふいん文化・記録映画祭にて大賞(松川賞)を受賞した『宮戸復興の記録 2011~2013』も上映いたします。興味のある方はぜひご参加ください!
「311ドキュメンタリーフィルム・アーカイブ」開設記念上映&シンポジウム
100年後、映画は震災のなにを残し、伝えられるのか?
【日時】2014年11月29日[土]13:00〜
【会場】東北芸術工科大学 サクラダシネマ(デザイン工学実習棟B 1F)
※山形駅東口5番乗り場より「芸工大行き」バスが出ていますが、土曜日で運行本数が限られていますので、事前に時刻表をご確認の上お越しください。
【料金】 一般800円(資料代)、学生無料
【プログラム】
13:00 ご挨拶・「311ドキュメンタリーフィルム・アーカイブ」のご紹介
13:30 上映『宮戸復興の記録 2011~2013』
(監督:飯塚俊男/2014/BD/58分)
監督質疑応答あり
15:00 講演&上映「Archiving Disaster 震災をアーカイブ化するということ」
講演:阿部マーク・ノーネス
上映:関東大震災記録映像(神戸映画資料館提供)
15:50 シンポジウム「100年後、映画は震災のなにを残し、伝えられるのか?」
登壇者:開沼博、高森順子、阿部マーク・ノーネス
司会:小川直人
[主催]認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭
[共催]東北芸術工科大学
[助成]平成26年度公益社団法人企業メセナ協議会GBFund、平成26年度公益信託荘内銀行ふるさと創造基金
[問い合わせ]phone: 023-666-4480(山形国際ドキュメンタリー映画祭・山形事務局)
e-mail: 311docs@yidff.jp
※アーカイブ特設ウェブサイトは近日オープン予定
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