【News】2/21(土)『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』 全国劇場公開決定 & 公開記念プレイベント開催決定

『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』劇場公開プレイベント

「内藤礼を撮ること、書くこと」

中村佑子(監督)×鈴木るみこ(編集者・文筆家) 

いま、なぜ内藤礼が注目されているのか? 映像と文章でその作品世界に触れあった二人が語り尽くす濃密な2時間。
この日限りの、映画本編からの「特別映像」上映もあり!

ドキュメンタリー映画『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』の劇場公開決定を記念し、中村佑子監督と文筆家の鈴木るみこさんをお招きして、トークショーを実施致します。カメラやペンを通して、内藤礼の作品世界に触れあってきたお二人のトークでは「いま、なぜ内藤礼が注目されているのか?」存分に語り合って頂きます。当日は、映画本編からの特別映像をこの日限り上映致します。いち早く本作の世界に触れるチャンス、是非この機会にご来場ください。

【日時】2015年2月21日(土)19:00~21:00
【会場】IMA CONCEPT STORE  
    http://imaconceptstore.jp/

東京都港区六本木5-17-1 AXISビル3F
(日比谷線・大江戸線 六本木駅から徒歩7分/南北線・大江戸線 麻布十番駅から徒歩7分/南北線 六本木一丁目駅から徒歩5分)
【料金】1500円
【出演者プロフィール】

中村佑子(監督)
1977年東京生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒。(株)哲学書房入社。人文系の編集者を経て、塚本晋也監督の現場へ。『六月の蛇』『VITAL』の助監督。2004年、㈱テレビマンユニオン参加。アートディレクター・森本千絵のテレビドキュメンタリーや、映画監督・石井岳龍(旧:聰亙)のテレビドキュメンタリー等の企画、プロデューサーを務める。2012年、WOWOWの放映番組として制作した『はじまりの記憶杉本博司』が国際エミー賞・アート部門にノミネート。同作を劇場公開版として再編集し、劇場公開を果たす。

鈴木るみこ(編集者・文筆家)
編集者・文筆家。1963年静岡生まれ。上智大学仏文科卒。マガジンハウスに入社して『オリーブ』編集部等に勤務した後、渡仏。帰国後フリーランスとして、翻訳、編集、執筆をおこなっている。2002年『クウネル』、2014年『つるとはな』の雑誌創刊に参加。著書に『O KU 内藤礼/地上はどんなところだったか』(hehe 刊)、編著に『スマイルフード』、『パリのすみっこ』、『Japon vu de l’intérieur』(Editions de Tokyo/2011 年)等がある。

【お申込み方法】

必要事項(氏名、年齢、ご職業、住所、メールアドレス)を記載して頂いた上で下記メールアドレスまでご応募下さい。
aekanarumovie@gmail.com(担当:大澤(ノンデライコ))

※お申込みのご本人様のみ入場できます。当日受付にて、お名前をお知らせください。


【作品情報】

 2015年9月 全国劇場公開決定!
『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』

生きていることは、それ自体、祝福であるのか ―

存在の神秘を問うアーティスト・内藤礼と、その世界に誘われる者たちの物語が交差する

世界が存在することの奇跡に触れるドキュメンタリー

瀬戸内海に浮かぶ美しい島、豊島(てしま)。
海を望む棚田の一角に、建築家・西沢立衛の建築と、美術家・内藤礼の作品《母型》、そして周囲の自然が一体となった豊島美術館が存在する。目をこらさなければ見えてこない、かすかな存在のあり方を、われわれに気づかせてきた美術家・内藤礼。彼女はこれまで自らを撮影されることを殆ど拒んで来た。物語は、取材者が内藤に取材依頼をするところからはじまる。しかし、次第に内藤はカメラで写されることに違和感を抱くようになる。「撮られると、”つくること”が失われてしまう」。取材者は惑いながらも、内藤にカメラを向けず、「地上に存在していることは、それ自体で、祝福であるのか」という内藤のアートの本質に迫る映画を作ろうと決意する。それは豊島美術館<母型>の脈打つような空間と、水のふるえ、光の躍動、そしてその作品世界に誘われる5人の女性の物語だった——。

2年という長期に渡る内藤とのやり取りを軸に、女性たちの存在が交差していく。幾多の有形無形のものたちが物語を織り成す、フィクションともドキュメンタリーともつかない新しい映像表現がここに誕生する。

監督は、前作『はじまりの記憶 杉本博司』で劇場デビューした中村佑子。WOWOW放送のテレビ番組として制作した前作は、国際エミー賞アート部門ノミネートを果たし、その後の劇場公開でも話題を呼んだ。建築、アートへの造詣が深く、数多くのテレビ番組を手がけた中村監督だが、本作ではまた新たなアプローチで挑んでいる。

 『あえかなる部屋 内藤礼と、光たち』
http://aekanaru-movie.com

監督・編集:中村佑子(『はじまりの記憶 杉本博司』)
出演:内藤礼
   谷口蘭、湯川ひな、大山景子、沼倉信子、田中恭子
撮影:佐々木靖之 録音:黄永昌 助監督:大西隼 広島撮影:山田尚弥
プロデューサー:大澤一生、中村佑子
衣装協力:シアター・プロダクツ 
音楽:タラ・ジェイン・オニール
宣伝美術:有山達也
協力:公益財団法人 福武財団、ギャラリー小柳
特別協賛:真鍋康正、石田美雪、福武英明、山口孝太
助成:文化庁文化芸術振興費補助金、アーツカウンシル東京
製作:テレビマンユニオン、ノンデライコ
 ©2014「あえかなる部屋 内藤礼と、光たち」製作委員会

 2015年9月、シアター・イメージフォーラム他、全国劇場公開

 Motion Galleryにてクラウドファンディング実施中!
(残り約1か月、2月27日(金)まで)

2015年初頭の完成に向けて、劇場公開版のポストプロダクション費、また作品を海外に展開するための英語字幕版製作費を募っております。既に1月22日現在で113名の方々により約147万円のご支援を頂いております。

目標金額の150万円を突破した後も、劇場公開宣伝費に充てるため、締切の2月27日(金)までご支援を募る予定です。

 詳細はこちら↓

https://motion-gallery.net/projects/aekanaru