フランス人映画監督が福島を取材したドキュメンタリー映画
『霧の向こう』上映会開催
上映後は監督とのディスカッションも開催!
【日時】2015年9月11日 18時より21時まで
*上映後、監督のケイコ・クルディ氏を迎えての意見交換会(司会:杉原賢彦)と監督を囲んでの懇親会があります。
【場所】 日仏会館恵比寿・日仏会館1階ホール 東京都渋谷区恵比寿3-9-25
http://www.mfjtokyo.or.jp/ja/guide/acces.html
主催: 日仏経済交流会(パリクラブ)
共催:(公財)日仏会館、特定非営利活動法人市民の絆ジャパン
参加費: 一般 1,000円 主催共催団体会員 無料
参加方法: パリクラブHPにてお申し込みください。
http://www.parisclub.gr.jp/event/2015-09-11-1.html
『霧の向こう』
(原題:Au-delà du nuage/2013年/日仏合作/94分)
監督:ケイコ・クルディ/撮影:落合智成/編集:村本勝/音楽:前林明次/整音:滝澤修/ポストプロダクション協力:(株)モンタージュ 協賛:東京フランス大使館、斎藤偕子、Kiss Kiss Bank Bank、APSARA、JTB、Mr Totoro
2011年3月11日の東日本大震災にショックを受けたフランス人映画監督ケイコ・クルディはすぐに現地に向かい、1年以上をかけて現地の住人、家庭の母親、子供たち、農家などに取材をした。高濃度の放射能汚染が確認される地域にもまだたくさんの人が住んでいる。この状況を理解するために、彼女は日本を代表する著名人や活動家にインタビューを行った。貴重なインタビューから見えてくるのはこの災害の危機にあって、起こる矛盾とトラウマから立ち上がる国民の躍動である。美しい映像を通じて自分の家があるのに帰郷できなくなった「不条理」を描く。
【監督プロフィール】
ケイコ・クルディ(Keiko COURDY)
南仏・カンヌ郊外のビオットに住む。1980年代、東京でフランスTVの報道特派員だった父より女優・岸惠子に因んでケイコの名を。パリのソルボンヌ大学で演劇と映画を学んだ後、日本に渡る。東京大学大学院で総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程修了。2004年より京都造形芸術大学芸術学部映像・舞台芸術学科助教授。3.11東日本大震災が起きた時。この大災害にショックを受けすぐに日本に向かいドキュメンタリー映画『霧の向こう』を制作することになった。現在、次の作品を企画中。日本語堪能。
<会場地図>