「KAWASAKIしんゆり映画祭」は、1995年に川崎市の「芸術のまち構想」の一環としてスタートしました。「市民(みんな)がつくる映画のお祭り」として、地域住民や企業のご支援ご協力を得ながら、市民スタッフが、企画・運営の中心を担い、行政がバックアップする新しい形の市民映像祭として定着・発展してきました。
21回を迎える今年は、しんゆりで会いたい映画人!をキーワードに、いま注目されている監督や俳優を中心に、選りすぐりの日本映画を上映します。さらに将来有望な若手監督から、人気俳優が撮った作品まで、とっておきのショートフィルムも上映します。上映後には、監督、キャストによるトークイベントも多数開催予定です。
<映画祭概要>
【期間】2015年11月3日(火)-8日(日)
【会場】川崎市アートセンター(〒215-0004 神奈川県川崎市麻生区万福寺6-7-1)
◇上映作品数:有料17作(無料3作)
◇ゲスト:13名予定
◇本祭料金:前売り1000円/当日1200円
※プログラムにより一部料金が異なります。
※学生、障がい者割引あり
○公式HP http://www.siff.jp/
上映作品・イベント情報は、随時公式HPにて発表します。
≪ピックアップ作品≫
今年のオススメは、サンダンス映画祭2014 ワールド・シネマ・ドキュメンタリー部門でグランプリを受賞した、この作品!
『それでも僕は帰る~シリア若者たちが求め続けたふるさと~』
(シリア・ドイツ/2013年/89分/アラビア語/ドキュメンタリー)
監督:タラール・デルキ、
プロデューサー:オルワ・ニーラビーア、ハンス・ロバート・アイゼンハウアー、
編集:アンネ・ファビニ
国際共同制作:Proaction Film / Ventana Film / NHK / SWR / SVT / TSR / CBC他
原題:The Return to Homs
公式HP:http://unitedpeople.jp/homs/
【上映日】11/6(金)13:40― ※ゲストあり
11/7(土)11:00―
2011年に始まった中東各国の民主化運動の波を受け、シリアのサッカーユース代表チームのGKだった19才の青年バセットは民主化運動のリーダーになる。非暴力の抵抗運動を続けていた彼らだったが、12年2月に政府軍の攻撃により170人もの市民が殺害されると、ついに彼らは武器を手にするようになる。
★ここがオススメ!
言葉と歌と踊りで平和を訴えるカリスマが、その理想を捨て武器を手にする瞬間、日常化した戦闘に混乱し疲弊し追い詰められてゆく苦しみと悲しみの全てを、親友のカメラマン、オサマがごく至近距離から映しとる。そして彼自身もまた、戦闘に身を投じる当事者なのだ。戦後70年、今なおこの地上で起こっている現実を見逃してはならない。
★11月6日(金)13:40上映後にはフォトジャーナリストの川畑嘉文さんによるトークイベント開催!
※下記劇場でも上映中
川越スカラ座 :11月14日(土)~11月20日(金)
大阪・第七藝術劇場 :~11月6日(金)
京都みなみ会館 :11月16日(月)~11月27日(金)
≪その他、注目のラインナップ!≫
特集<しんゆりセレクト!>
いま注目されている監督や俳優を中心に、選りすぐりの日本映画を上映します。
来場ゲストには、女優の菊池亜希子さん、杉咲花さん、沖田修一監督、岨手監督ほか話題の映画人が来場予定。
■『グッド・ストライプス』(2015/監督:岨手由貴子)「結婚」から始まる新しいふたりのロマンス
■『滝を見にいく』(2014/監督:沖田修一)おばちゃんたちが悪戦苦闘する、アドベンチャーコメディ
■『お盆の弟』(2015/監督:大崎章)情けなくも愛おしいオトナたちの再生物語
■『トイレのピエタ』(2015/監督:松永大司) もっとも純粋で痛切なラブストーリー
■『ローリング』(2015/監督:冨永昌敬)最低男の最高のローリングストーンムービー
■『虎影』(2014/監督:西村喜廣)世界が注目する新時代のアクション・エンタテインメント
<スケジュール> ※クリックで拡大します