【News】neoneo編集室より 「映画評論大賞2017」第一次選考の結果のおしらせ

「映画評論大賞2017」第一次選考の結果のおしらせ

去る2017年10月31日をもちまして、「映画評論大賞2017」の募集を締め切りました。全国津々浦々から57編の応募原稿を拝受いたしました。例年よりも多くの皆さま方に、ご応募をいただいたことを感謝いたします。
力編が数多く集まるなか、厳選に厳選を重ねまして、下記の17編を第一次選考通過作品とさせて頂きます。(個人情報保護の観点からタイトルのみを掲載します)

・『エクス・マキナ』が描いた女性AIの性とジェンダー
・ロベール・ブレッソン作品における「懸隔」について
・エル・トポが駆けていった彼方から
・語られざる巨人、マイケル・カーティスを語る
・記憶の中の8ミリ〜80年代、学生自主映画の黄金時代〜
・「見えている」空 映画『この世界の片隅に』に内在する三つの視点
・ドキュメンタリー生存戦略
・フェミニズムは『ワンダーウーマン』を歓迎すべきか?
・必然のように厳格で、呼吸のように純粋な映画―『息の跡』(2017)の黙思
・科学技術とニヒリズム― 『太陽を盗んだ男』(1979)試論 —
・知ったふりしろ 瀬々敬久『課外授業 暴行』『未亡人 喪服の悶え』
・断片からなる自伝的日記映画—ジョナス・メカス”Lostm Lost, Lost”を巡って
・『劇場版 零~ゼロ~』における女性の同性愛―日本ホラー映画はいかにレズビアンを排除するか―
・マエストロのズームが志向する、その先へ
・『罪の手ざわり』と触感のない動物たち
・映画「山の音」と原作の比較分析
・映画の背後

なお、最終選考作品のタイトル、選考委員による選評、受賞作品の掲載に関しましては、2017年12月刊行予定のドキュメンタリーマガジン「neoneo」10号の誌上にて発表いたします。そちらをご覧頂きますよう、お願いいたします。
(neoneo編集室)