文化大革命に翻弄された父娘を描いたドキュメンタリー映画『延安の娘』。久しぶりの上映が決定!
盲目の人権活動家・陳光誠氏の脱出劇など、中国の人権問題に関心が集まるいま、この映画はまた、新たな問いを私たちに伝える―
2012年度日本女子大学学術交流研究事業 文化学会講演会&映画上映会
● 日時:2012年6月2日(土)
13:30~15:30 映画『延安の娘』上映
15:30~16:30 講演会
● 会場:日本女子大学 西生田キャンパスB棟10番教室
● 入場無料(事前予約は必要ありません)
● 詳細:http://mcn-www.jwu.ac.jp/bunka/2012Spring/2012Spring.html
『延安の娘』公式サイト:http://www.en-an.com/
● 上映後の講演/池谷薫監督(立教大学現代心理学部映像身体学科特任教授)
「人間を撮る ドキュメンタリー映画はこうしてつくられる」
池谷監督が陸前高田で現在撮影中の新作についても報告の予定
● 作品紹介
『延安の娘』(監督:池谷薫/2003年)
黄土高原が果てしなくつづく「中国革命の聖地」延安。貧しい農村の娘・海霞(ハイシア)は、生まれてすぐに自分を棄てた実の親を捜していた。彼女の両親は、文化大革命の時代、毛沢東の指令によって北京から下放された紅衛兵だった。「私は、なぜ生まれ、棄てられたのか?」。彼女の激しい思いが引き金となり、かつての紅衛兵たちの間に忌まわしい記憶がよみがえる……。
生まれてすぐ棄てられたという女性が、実の親を捜す過程に密着。時代に翻弄された彼女の両親と同世代の人々が自らの過去と向き合う姿を見つめる。
● アクセス
・小田急線「読売ランド前」駅下車 徒歩15分 (「向ヶ丘遊園」駅北口よりスクールバスの運行もあります) 時刻表
・JR「稲田堤」駅・京王線「京王稲田堤」駅下車 小田急バス「生田営業所」行き 約10分「女子大前」下車 徒歩約10分
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※お車でのご来場はご遠慮ください
◆主催 日本女子大学文化学会 日本女子大学人間社会学部文化学科
◆共催 日本女子大学人間社会学部