大津幸四郎&代島治彦による渾身のドキュメンタリー『三里塚に生きる』が完成!
2014年11月22日・ユーロスペースでの公開にあたり
配給・宣伝費/英語字幕制作費のクラウドファンディングを実施中!
日本ドキュメンタリー映画界の名キャメラマン・大津幸四郎が渾身の力をふりしぼり、2年がかりで撮影した長編ドキュメンタリー映画『三里塚に生きる』が、年下の友人である映像作家・代島治彦の編集によって完成しました。音楽はNHK朝ドラ『あまちゃん』で注目されたミュージシャンの大友良英。映画にインサートされる写真は、日本写真界の前衛を走りつづける北井一夫。
『三里塚に生きる』は現在、2014年11月22日の渋谷・ユーロスペースでの公開を前に、「配給・宣伝経費」と「映画祭出品のための英語字幕制作費」をクラウド・ファンディングで大募集中です!
「Motion Gallery」内募集ページ
https://motion-gallery.net/projects/sanrizuka
「人は何のために生まれ、何のために生きるのか」――三里塚の農民らを通してシンプルな問いを投げかけるこの映画は、単に過去の歴史を振り返るものでもなく、政治運動の是非を問うものでもありません。ここで描こうとしているのは、農民らが生きてきた「長い時間」=人生です。
東日本大震災と福島第一原発事故を経験し、さらにさまざまな戦争の問題に直面している今こそ、「国家」「個人」「時代」について静かに向き合うこの映画を、多くの方々に見ていただきたいと思います。
大津と代島のタッグで三里塚の「いま」をとらえた映像に、北井の撮り下ろしを含めた写真、そして 60-70年代に三里塚闘争のドキュメンタリー映画を連作した小川プロダクションの未公開フィルムを自在に交錯させた、記憶の海をさまようタイムトリップ・ドキュメンタリー。
「自分の運命は自分で決める。そのためには、強い者への恐怖から自由にならなければならない」。これがこの映画のテーマです。
そんな『三里塚に生きる』ですが、完全なインディペンデント製作のためにまとまった資金に乏しく、個人の方々のご賛同を一つのエネルギーにさせていただきたいという思いから、クラウド・ファンディングを展開しています。
すでに現在、さまざまな方々からご支援をいただいておりますが、まだ目標金額には遠く届かない状況です。ぜひ一度、ウェブサイトから詳細をご覧いただけましたら幸いです。予告編動画、大津・代島両監督のメッセージなども見ていただけます。
少しでも関心を持っていただけましたら、ぜひご支援をお願いいたします!
皆様のご賛同を得て、この映画をできるだけ広く公開し、たくさんの方々に見ていただけるよう、スタッフ一同尽力してまいります。
よろしくお願いいたします。
『三里塚に生きる』
(2014年/カラー・モノクロ/140分/DCP/日本)
監督・撮影:大津幸四郎/監督・編集:代島治彦 /朗読:吉行和子・井浦 新/音楽:大友良英/ 写真:北井一夫/題字・筆文字:山田麻子/整音:滝澤 修/ プロデューサー:赤松立太/代島治彦/ 制作:スコブル工房/企画・製作:三里塚に生きる製作委員会
公式HP→http://sanrizukaniikiru.com/
【問い合わせ先】
ファンディング・配給 →スコブル工房 代島 sukoburukobo@gmail.com
マスメディア取材など →スリーピン 原田 haradaru@gmail.com
チラシ配布協力など→ 宣伝スタッフ・中村 ikkanolemon@gmail.com