Image.Fukushima vol.12 開催のご案内
イメージ.福島vol.12 In 石川(NPO法人ワンネススクール鳥越校舎)
2014年10月12日(日)
『3.11をまなびほぐす、映画と哲学の夜』
震災、津波、原発事故……そのあとも各地でおこる大きな災害、災禍は何を伝えようとしているのでしょうか。何があっても立ち止まることのない巨大なシステムとともに暮らす私たちは、どう働き、どう生きれば、少しでも社会をよくし、未来をほんとうの意味であかるくしていけるのでしょうか?自然、開発、技術、政治、経済……そして、いきもの、人間、わたしたち。今回のイメージ福島では、映画と哲学の力をかりて、複雑に絡み合いながら現代を覆う数々の難問にじっくりと向き合います。どうかふるってご参加ください。
【プログラム|2014年10月12日(日)】
18:30 開場
19:00―20:20 ドキュメンタリー映画『長良川ド根性』上映
20:30―21:30|トーク「3.11をまなびほぐす」
ゲスト:國分功一郎さん(哲学者)
聞き手:大熊玄さん(西田幾多郎記念哲学館)
【会場】
NPO法人ワンネススクール鳥越校舎・杜のがっこう
〒920-2362 石川県白山市別宮町ロ8
http://www.oneness-school.org/
【トークゲスト プロフィール】
國分功一郎(こくぶ・こういちろう)
1974年生まれ。高崎経済大学経済学部准教授。専門は哲学。著書に『暇と退屈の倫理学』(朝日出版社)、『ドゥルーズの哲学原理』(岩波書店)、『来たるべき民主主義』(幻冬舎新書など)。テレビ朝日「報道ステーション」のゲストコメンテーターもつとめる。
大熊玄(おおくま・げん)
1972年千葉に生まれ、新潟に育つ。西田幾多郎記念哲学館 学芸課長。金沢大学非常勤講師。専門はインド哲学、仏教学、西田哲学。共著「経験と言葉―西田幾多郎と鈴木大拙」(朝文社)、単著「鈴木大拙の言葉 世界人としての日本人」(朝文社)、編著「西田幾多郎の世界」(西田幾多郎記念哲学館)。
【上映作品】
『長良川ド根性』
(2012年/日本/80分/HD 16:9/ドキュメンタリー)
ナレーション:宮本信子 プロデューサー:阿武野勝彦 監督:阿武野勝彦、片本武志 製作:東海テレビ放送
清流・長良川を遮る全長661mの「長良川河口堰」。建設の是非をめぐり人々は激しく対立した。しかし、一度走り出した国策は止まらず、地元の漁師たちは変わり果てた河口で生きる道を模索してきた。そして、運用から16年、「環境保護」の声が高まるなか、県が堰の不要論を唱えはじめ、漁師たちは再び翻弄される……。自然と人間、人間と人間、政治の傲慢、民意という化物。公益とは一体なんなのか? 現代日本が抱える構造的な難問を鮮やかに描く寓話のようなドキュメンタリー。
http://www.nagaragawadokonjo.jp/
【参加費】
1,000円
※トーク終了後、懇親会(参加費:2,000円)を予定しております。
参加希望の方は下記問合せ先にてご予約下さい。
【お問い合わせ】
Image.Fukushima実行委員会
Email: info@image-fukushima.com
Twitter: @imagefukushima
HP: www.image-fukushima.com
主催:Image.Fukushima実行委員会
共催:NPO法人ワンネススクール
協力:東海テレビ放送/シネモンド/東風