【Info】『ヤマタノオロチ外伝 島根県立三刀屋高等学校大阪公演』

 

 

考古学者×落語家×高校生
神話から物語へ、物語から演劇へ
古事記編纂1300年の今年8月7日、
新解釈の出雲神話が大阪にやってくる!

 

考古学者・佐古和枝の「異伝ヤマタノオロチ」を原作に、島根県の
三刀屋高等学校演劇部が作り上げた新解釈の神話劇、
『ヤマタノオロチ外伝』。
高い評価を受けて今夏、高校演劇では異例の単独県外公演に
挑戦します。

高校生たちの熱意に応えて「原作者の講演」「落語家による朗読」も
実現した、
3つのプログラムで出雲神話の世界と現代をむすぶ、
異色の公演となります。
8月7日、大阪府枚方市はオロチ三昧!

 

 

★イベント概要
公演名:島根県立三刀屋高等学校大阪公演「ヤマタノオロチ外伝」

日時:平成24年8月7日 13:30~(13:00開場)

場所:〒573-1001大阪府枚方市中宮東之町16-1
 
   関西外国語大学 中宮キャンパス内 谷本記念講堂

 <神話から物語へ-講演>

☆13:30~(約30分)
原作者 佐古和枝氏(関西外国語大学教授)による講演
「ヤマタノオロチ伝承の意味するところ」

<神話から物語へ-朗読>

☆14:00~(約45分)
落語家 桂九雀氏による朗読
「異伝ヤマタノオロチ」

 <物語から演劇へ-舞台>

☆14:45~(約60分)
島根県立三刀屋高等学校演劇部による演劇
平成24年度全国大会出場作品「ヤマタノオロチ外伝」
脚本・演出/島根県立三刀屋高等学校演劇部顧問 亀尾佳宏

★主催
島根県立三刀屋高等学校 演劇部

★お問い合わせ先
〒690-2404 島根県雲南市三刀屋町三刀屋912-2
             県立三刀屋高等学校演劇部
TEL:0854-45-3996
WEB:gaiden_info@yahoo.co.jp
お問い合わせ担当:県立三刀屋高校教諭/演劇部顧問 亀尾佳宏
ホームページ:http://yamatanoorochi.net/

 料金
◆一般1,000円(当日1,300円)
◆大学生以下500円(当日700円)
※全席自由・税込

前売りチケット購入先
 郵送:〒690-2404 島根県雲南市三刀屋町三刀屋912-2
                                                                    島根県立三刀屋高等学校演劇部
 
TEL:0854-45-3996(島根県立三刀屋高等学校 担当:亀尾 ※月~金18時まで)
 
FAX:0854-42-1251(雲南市木次経済文化会館 チェリヴァホール)
 WEB:http://yamatanoorochi.net/
 Mail:gaiden_info@yahoo.co.jp
 プレイガイド:雲南市経済文化会館チェリヴァホール
   
       TEL:0854-42-1155
         〒690-1311島根県雲南市木次町里方55番地

※お申し込み後連絡いたします。チケットは当日会場受付での受け渡し、
   チケット料金は当日会場受付でのお支払いとなります。

 

 

★『ヤマタノオロチ外伝』 あらすじ

人がまだ紙を作らず神を作っていたはるかの昔、この国のどこか、
スサの地を舞台とした物語。 タキガミの民に地の恵みを奪われる
ことに頭を悩ます王アシナが出した新たな お触れは、
「この国を豊かにしたものを次の王とする!」
自然の音を聞き分けるオト、嘘つきのヤマタ、オトを兄と慕うオロ。
それぞれの思いが交錯しながらスサの地の運命が動き出す―。

 

 ★公演スタッフからのメッセージ

誰でも一度は聞いたことがある神話の存在、ヤマタノオロチ。
『ヤマタノオロチ外伝』は、その正体について新解釈を取り入れた物語です。

物語の中で古代の人々は、生活が便利になる、あるものを手に入れます。
その中で人々はどう変わっていくのか。
便利とは、本当に人を豊かにするものなのか。

そもそも「本当の豊かさ」とは……? 高校生が自分たち自身の想いも劇に
反映させながら、それぞれ懸命に演じます。

神話は、決して古い夢物語ではありません。
解釈によって神話は常に活き活きと甦り、その物語に込められたものは
時を越えて、現代の私たちにまっすぐ問いを投げかけてくるでしょう。

『ヤマタノオロチ外伝』の神話新解釈は、現代の情報科学問題、エネルギー
問題、飽食問題などに通じる観点を持っています。
出雲神話の考古学的な解釈を受け、朗読や演劇で感じ、考えて頂く。
8月7日はそんな一日になると思います。