「映画評論大賞2019」第一次選考の結果

「映画評論大賞2019」第一次選考の結果のおしらせ

去る2019年3月31日をもちまして、「映画評論大賞2019」の募集を締め切りました。全国津々浦々から67編の応募原稿を拝受いたしました。4回目の開催になりますが、過去最高の応募本数となりました。多くの皆さま方に、ご応募をいただいたことを感謝いたします。
力編が数多く集まるなか、厳選に厳選を重ねまして、下記の16編を第一次選考通過作品とさせて頂きます。(個人情報保護の観点からタイトルのみを掲載します)


世界は「ずれ」て音楽化する――『リズと青い鳥』の喩と空間
テロの暴力と愛と《不在の場所》のメタファー
ドキュメンタリーにおけるフィクションの機能
挑発論 F・オゾン監督『サマードレス』について
『シンゴジラ』における会議の分析――自衛隊はどのように描かれたのか?
『マリアンヌ』試論「同盟⇄縁組」の行方
嘆きのピエタにおける拝金主義と暴力への警告
ジェシカ・ハウスナー『ホテル』から見る実在的映画の在り方について
『大いなる幻影』――入れ子とイリュージョン
『それでもボクはやっていない』が日本の司法を変えた!
視ること、殺すこと——若松孝二と『壁の中の秘事』の醜聞
『リリーのすべて』論
〈永遠〉をかたどる条件
映画と同時性
風天の心の旅
家族なんかじゃない〜映画『万引き家族』〜


なお、最終選考作品のタイトル、選考委員による選評、受賞作品の掲載に関しましては、2019年7月刊行予定のドキュメンタリーマガジン「neoneo」12号の誌上にて発表いたします。そちらをご覧頂きますよう、お願いいたします。(neoneo編集室)