アーティストの創作過程を公開する
にしすがも創造舎のプロジェクト
「オープンファクトリー」の第2弾は―
中野成樹とフランケンズのメンバーによる
施設内限定ラジオ放送!
豊島区の旧朝日中学校を転用したアートファクトリー、にしすがも創造舎では舞台芸術を中心としたアーティストが作品を製作しています。
そして、この施設のなかでふだんは公開されることの少ないアーティストの創作過程を公開するプロジェクトなのが「オープンファクトリー」。
閉校になった中学校を見学すると同時に、作品が完成するまでにアーティストはどのような過程を歩んでいるのかを知ることができます。
2012年9月に実施したアニメーションの原画展に続く第2弾は、
演出家と翻訳家によるラジオ番組を施設内で限定放送!
普段は開放しない教室で、食事や読書、勉強や仕事をしながらラジオを聴くことができます。
にしすがも創造舎で作品創作をしている演出家・中野成樹と翻訳家・長島確による、にしすがも創造舎内限定ラジオ番組の放送です。
作品を創り出す以前に日々考えていることや彼らが選曲した音楽を、週替わりの90分番組としてお送りします。
またラジオが放送される時間帯は、普段は一般開放することがない教室を開放。参加者は食事や読書勉強や仕事をしながらラジオを聴くことができます。
校舎1Fにあるカフェでは、給食をイメージした期間限定ランチ(例 カレー/サラダ/牛乳/みかん:800円)や企画に合わせたブレンドコーヒーを販売。閉校になった中学校でくつろぎながらアーティストの本音に耳を傾けて頂ける時間を提供します。
オープンファクトリーvol.2 にしすがも創造舎“限定ラジオ”
中野成樹+長島確「劇場の三歩手前」
~90分のラジオ番組を8つほど~
日程
2013年2月1日(金)-25日(月)※毎週火、水曜日を除く
昼の部12:30~14:00 午後の部 15:00~16:30 / 2月14日、21日は生放送!
会場
にしすがも創造舎 カモ・カフェほか
入場無料 予約不要
演劇ってどうやって創るの?
台本書いて、台詞を覚えて、稽古して……、
大道具をたてて、衣裳を着て、照明を当てて……、
お客さんが入って、泣いたり笑ったりで、拍手をもらって、はいおしまい。
今回はそんな演劇創りの最初の最初、
台本を書きはじめるよりも前の、ちょっとしたアイディアを思いつくよりも前の、
なんだかわからないけど、でも何かをしてみたくなっている頃の、
とりとめもないけれど、ワクワクだけはしている、
そんな時期の無責任な思いつきを、照れず隠さずお話ししてみたいと思っています。
名付けて「劇場の三歩手前」。どうよ? よろしくお願いします。
中野成樹(Shigeki Nakano)
演出家。中野成樹+フランケンズ主宰。有明教育芸術短期大学講師。
主に海外古典戯曲をとりあげ、誤意訳(誤訳+意訳)なる独自の手法で、イメージの凝り固まりつつある過去の名作を、「まったくの海外古典劇でありつつ、まったく日本の現代劇でもある」作品に仕立て直す。
中野成樹+フランケンズ→http://frankens.net/
長島確(Kaku Nagashima)
ドラマトゥルク・翻訳家。立教大学フランス文学科卒。
日本の現代演劇におけるドラマトゥルクの草分けとして、コンセプトの立案から上演テキストの編集・翻訳・構成まで、身体や声とともにあることばを幅広く扱う。東京藝術大学、立教大学、京都造形芸術大学、座・高円寺劇場創造アカデミー、日本大学芸術学部で講師をつとめる。2011年より、中野成樹+フランケンズのメンバー。
会場 / お問合せ
にしすがも創造舎 (取材・お問合せ担当者:米原晶子)
〒170-0001 豊島区西巣鴨4-9-1
[都営三田線「西巣鴨駅」 A4(エレベーター出口)すぐ]
TEL 03-5961-5200 FAX 03-5961-5207
MAIL sozosha-info@anj.or.jp
WEB http://sozosha.anj.or.jp/
豊島区西巣鴨にある旧朝日中学校を活用したアートファクトリー。NPO法人アートネットワーク・ジャパンとNPO法人芸術家と子どもたちが共同で運営しています。体育館や教室を稽古場として貸出す他、校庭、校舎、体育館の特性を活かしたアートプロジェクトを展開しています。2008年から、元昇降口にカフェがオープン。地域とアートが出会う場所として、様々な人が訪れています。