この映画は、2011年5月福島第一原発から北西に40キロの福島県飯舘村から始まります。そこから避難したある家族と、いまだ警戒区域で300頭の牛を飼い続けている畜産家の日常を追った記録です。その背景には、原発事故後、牛を殺処分させられた酪農家が自殺した事件、フィリピン人妻を持つ家庭の現実など様々な問題が存在していました。
監督は『忘れられた子供たち スカベンジャー』(1995)で第44回マンハイム国際映画祭ベストドキュメンタリー賞を受賞した四ノ宮浩。震災直後の2011年4月下旬から福島に入り撮影を始め、2012年12月末までカメラを回し続けました。作品完成後も、監督は福島を忘れないために、現地に通い続けています。
【映画情報】
『わすれない ふくしま』
(2013年/98分/HDV/ステレオ/日本)
監督・編集:四ノ宮浩
製作プロデューサー:佐久間肇、遠藤久夫
撮影:柿木喜久男/整音:滝澤修/助監督:進士靖悦/配給プロデューサー:金子学
エンディングテーマ曲:こいずみゆり「虹」
音楽協力:鈴木雅明(バッハ・コレギウム・ジャパン)
製作:オフィスフォー、映画「わすれない ふくしま」製作委員会
配給:オフィスフォー、トラヴィス
公式サイト:http://www.wasurenai-fukushima.com/
【上映情報】
渋谷・UPLINK FACTORY
〜4/26 11:00〜
4/27〜5/2 12:15〜(4/27・28は監督挨拶あり)
※当日の料金が ¥1500→¥1000になるお得な当日精算券あり
こちらからダウンロード、プリントアウトしてご持参下さい
横浜・シネマジャック&ベティ
〜4/26 12:25〜
※その他、岡山、船橋、小岩、いわき、松本、大阪などで上映予定
詳しくは公式サイトをご覧下さい