【NEWS】10/5−13 第19回 KAWASAKI しんゆり映画祭

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川崎市麻生区新百合ヶ丘を中心に開催され、今年で19回目を迎える市民と街がつくる映画祭「KAWASAKI しんゆり映画祭」。すっかり≪秋のしんゆり名物≫となった映画祭ですが、今年は「映画は人生を変える?」というテーマで、10/5(土)~13(日)、イオンシネマ新百合ヶ丘・川崎市アートセンターにて開催されます。

8/24にプレイベントとして開催された「なつやすみ野外上映会」では約1000人の方が来場し、チャップリンをはじめとした名作無声映画と活弁の世界に酔いしれました。

そしていよいよ本祭の上映作品ラインナップが出そろいました!地域では初上映の作品や、作品のテーマに沿った趣向を凝らしたイベントや多彩なゲストなどもりだくさんの内容でお届けいたします。

≪第19回 KAWASAKIしんゆり映画祭2013 のプログラム
                                                          テーマは 『映画は人生を変える?』 ≫

人生の大事な場面でふと映画のワンシーンが頭をよぎる。そんな経験はありませんか。嬉しいとき、悲しいとき、日常と映画が交差する。それがきっかけで新しい道が目の前にひらけるー映画によって人生が変わることだってあるかもしれません。作品を観るたびに心の引き出しが増えていく、アルバムがふくらんでいく。みなさんの“アルバムづくり”のお手伝いが少しでもできたらという想いを込め、そして市民スタッフ自身が自分の人生を変えた作品たちをセレクトしてお届けします。

≪映画祭のプログラムラインナップ≫

■永遠の大島作品  

10/8(火)13:50 『愛のコリーダ 完全ノーカット版』(76)  
10/8(火)17:00 『少年』(69) 
※トークあり:佐藤忠男(映画評論家)

今年1月に亡くなった大島渚監督。貴重な作品を35mmフィルムで上映いたします。あらゆる常識をぶち壊し、挑戦を続けてきた大島渚の作品をいま一度じっくり見つめたい。

■特別上映
10/6(日)19:10 『カリフォルニア・ドールズ』 ’81/監督:ロバート・アルドリッチ

今年10月で上映権切れ×DVD化不可能の映画ファン垂涎作品が、「しんゆり」でまさかの上映決定!

■東京フィルメックスinしんゆり
10/8(火)19:30 『ティエンダのラブソング』(’12/監督:ハオ・ジェ)

東京フィルメックスの優秀作品を上映する企画第4弾。劇場未公開の本作を日本で見れるのはここだけ!?

■バリアフリー上映 
10/11(金)13:50 『珈琲とエンピツ』(‘11/監督:今村彩子)日本語字幕付き上映 
※監督トークあり
10/12(土)13:10 『箱入り息子の恋』(’13/監督:市井昌秀)副音声ガイドつき上映
※監督トークあり

すべての人が映画を楽しめるように、市民スタッフが字幕や副音声ガイドを作成しました!

■白鳥あかね映画人生50年  
10/12(土)15:50 『ダブルベッド』(’83/監督:藤田敏八) 

本映画祭代表で曽根中生監督、神代辰巳監督をはじめ数々の日活ロマンポルノなどでスクリプター・脚本家として活躍した白鳥あかね氏セレクション!

■活弁で甦る名画
10/13(日)14:10『第七天国』(1927) 
弁士:澤登翠 ピアノ伴奏:新垣隆

珠玉の無声映画を活弁と生のピアノ伴奏でご堪能あれ!

■しんゆりセレクション 
『横道世之介』『暗闇から手をのばせ』『戦争と一人の女』『偽りなき者』 『カルテット!人生のオペラハウス』

密度の濃さが自慢 – それぞれの人生に寄り添った秀作ぞろい

■特選ドキュメンタリー 
『先祖になる』(ゲスト:池谷薫監督)
『カンタ!ティモール』(ゲスト:広田奈津子監督)
『陸軍登戸研究所』

今日を精一杯生きる – カメラが追う。いまを伝えるメッセージ

■見逃せない!今年話題の2本はこの機会にぜひとも劇場で。 
『ベルリンファイル』

『フラッシュバックメモリーズ3D』(ゲスト:松江哲明監督、GOMA氏)

■ジュニア映画制作ワークショップ  
『My Good Friends』 

中学生たちが夏の間、力を合わせて脚本から作り上げた作品のお披露目!

■日本映画学校卒業制作作品 
10/9(水)19:00 『漁火』(’12/監督:沢田啓吾) 

2013年3月の閉校にあたり、2013年度卒業生の卒業制作、つまり日本映画学校として最後に制作された「卒業制作」作品を上映。

特集≪ナマステ!ボリウッド最前線!!≫

空前のインド映画ブーム到来!ハリウッドを越えた!?
懐かしいのに新しい、笑って泣けて踊れる ボリウッド作品を上映!

ボリウッドとは、ムンバイ(旧ボンベイ)のヒンディー語映画界のこと。インド版ハリウッド、というところから“ボリウッド”と呼ばれています。現在、ボリウッドは第二次ブームの真っ最中!とにかく勢いがスゴい、製作本数がスゴい、製作費がスゴい、観客動員数がスゴい。今年の「しんゆり映画祭」では、そんなスゴいことだらけのムーブメントを実感させてくれる3本をご紹介します。

『きっと、うまくいく』 (‘09/監督:ラージクマール・ヒラニ) 
これを観ずして今年のボリウッドは語れない!インド映画歴代興行成績NO.1の青春コメディ映画!

『命ある限り』 (‘12/監督:ヤシュ・チョプラ)
ボリウッド巨匠遺作となった国境と時間を超えた至高のラブストーリー

『恋する輪廻』
(‘07/監督:ファラー・カーン)
キラキラ・ドロドロでハッピーてんこ盛り!これぞインド映画の真骨頂!

★『恋する輪廻』は マサラ上映&ダンサーパフォーマンスあり

マサラ上映とは??
インド独自の上映システム。映画のダンスシーンに合わせて観客も歌ってOK、踊ってOK!飲食も可!日本では新しい映画の楽しみ方。映画スターになりきって歌い踊り思いっきりはしゃごう!


<第19回 KAWASAKIしんゆり映画祭 2013>

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※クリックすると拡大します

【会期】10月5日(土)~10月13日(日) ※10月7日休映
【会場】10月5日、6日 イオンシネマ新百合ヶ丘(200席以上)
    10月8日~ 川崎市アートセンターアルテリオ映像館 
          および アルテリオ小劇場
【料金】前売り 800円/当日 一般・シニア 1000円
*一部プログラム無料、特別料金 
*大学生・専門生・高校生以下、障がい者と介助者割引あり

【前売り券】9月20日(金)より発売:チケットぴあ、セブン-イレブン、サークルK・サンクス、川崎アートセンター2F、映画祭チケット受付にて発売中

●最新情報は、公式HPにてご確認下さい→ http://www.siff.jp/ 
●公式Twitter  @k_siff  / 公式FB:www.facebook.com/kawasakiShinyuriFilmFestival
●主催:NPO法人KAWASAKIアーツ  
●企画・運営:NPO法人KAWASAKIアーツ・映画祭事務局
●映画祭代表・プログラムディレクター:白鳥あかね
●共催:川崎市、川崎市アートセンター(川崎市文化財団グループ)他

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