Image.Fukushima vol.11
イメージ.フクシマ 福島の食と農の話をしよう
IN 郡山|郡山市中央図書館視聴覚ホール
話さなければはじまらない
福島の食と農の話をしよう
知っているようで知らなかった、食と農のこと。安全と環境のこと。村と町のこと。地域社会と日本のこと。
震災をきっかけに、私たちの生活と社会を足下から見つめ直すためのさまざまな対話が始まっています。
偏見や不安、孤立や分断を乗りこえて、未来への再生の道をともに歩むにはどうすればよいのでしょう。
原発事故後の混乱の中、その道を誰よりも懸命に探ってきた米農家たちの感動の軌跡を捉えたドキュメンタリー『天に栄える村』の上映、いま日本でもっとも注目される若手論客・國分功一郎と福島の農業復興について調査・研究する石井秀樹のトークを通して、ともに考えましょう。
【日時】2014年1月11日(土)
【会場】郡山市中央図書館 視聴覚ホール
〒963-8876 福島県郡山市麓山1丁目5-25
JR郡山駅より徒歩25分/郡山駅前11番バス乗り場「郡山図書館」下車。
※車でご来場の方、駐車場利用可
【料金】無料・予約必要なし
【プログラム】
13:30 開場
14:00~14:50 映画『哲学者・國分功一郎が福島の食の生産者に聞く』上映
(2014 撮影・編集:寺岡ユウジ)
15:00~16:50 映画『天に栄える村』上映(2013 監督:原村政樹)
17:00~18:00 國分さん 石井さんによるトーク
主催:Image.Fukushima実行委員会・NPO法人poco連人
協力:郡山市民活動サポートセンター(アシストパーク)/桜映画社
問い合わせ:Image.Fukushima実行委員会
Tel:090-9425-6524(三浦)
E-mail: info@image-fukushima.com
イメージ.福島公式サイト:http://image-fukushima.com
【上映作品】
『哲学者・國分功一郎が福島の食の生産者に聞く』
(2014年/50分(予定)/HD/16:9/日本/ドキュメンタリー)
撮影・編集:寺岡ユウジ
製作:國分功一郎、島貫真、三浦哲哉
2013年、國分功一郎が、福島の食と農に携わる方々に話を聞くために、いちご農家、農産物のインターネット通販業者、レストラン、ワインバー、相馬原釜漁港を訪ね歩く。さまざまな難問に答えはみつかるのか。
『天に栄える村』
(2013年/106分/HD/16:9/日本/ドキュメンタリー)
企画 製作:桜映画社 撮影協力:天栄米栽培研究会
監督・編集:原村政樹 語り:余貴美子 編集協力:四宮鉄男
撮影:中井正義 今野聖輝 藤江潔 木村光男
音声:山谷明彦 西島房宏 助監督:細矢知里
音楽 効果:徳永由紀子
編集スタジオ:株式会社moi
映像提供:NHK
公式サイト:http://www.sakuraeiga.com/tensaka/
米作りの盛んな美しい天栄村にも放射性物質は降り注いだ。カメラは、その地に生きることを選択した、あるいは選択せざるをえない方々の姿をうつし、未曾有の環境破壊を乗り越えようとする人びとの闘いを追う。首都圏等で上映され感動を呼んだ、震災後もっとも貴重なドキュメンタリー映画のひとつ。
【トークゲストプロフィール】
國分功一郎 こくぶん・こういちろう
1974年生まれ。哲学者。高崎経済大学准教授。『報道ステーション』コメンテーター。自らも住民運動に関わりながらこの社会の在り方について根本的な問いを投げかける、今日本でもっとも注目される若手論客。著作に『暇と退屈の倫理学』(朝日出版社)『ドゥルーズの哲学原理』(岩波書店)『来るべき民主主義—–小平市都道328号線と近代政治哲学の諸問題』(幻冬舎新書)『哲学の先生と人生の話をしよう』(朝日新聞出版)。
石井秀樹 いしい・ひでき
1978年生まれ。福島大学うつくしまふくしま未来支援センター・農業復興支援担当・特認准教授。福島の食と農をめぐる現実を調査・研究し、再生への方途について提言する。共著に『食と農への再生を』(家の光教会)『農の再生と食の安全−−原発事故と福島の2年』(新日本出版社)
『天に栄える村』©桜映画社