グリーンイメージ 国際環境映像祭
2014年3月20日(木)・21日(金・祝)・22日(土)
日比谷図書文化館コンベンションホール
初めての開催となるグリーンイメージ国際環境映像祭。
27の国と地域から応募された103作品の中から選ばれた受賞10作品は
アイルランド・オランダ・ベルギー、イギリス、オーストラリア、
スイス、台湾、日本から届けられた珠玉の作品。
題材は
里山に育まれる有機農業
海洋酸性化・開発で変容する海
コミュニティと多様な文化
持続可能な未来への取り組み
世代を越えて受け継がれる伝統とひとびとの繋がり
放射能汚染、60年前の歴史と現在の苦闘
豊かさとは何かの問い
など多岐にわたっています。
特別プログラムの「身近な発見から冒険へ」
「森林 – 森のようちえん & 木質バイオマス」では
各テーマの映像作品上映とトーク。
3日間で映像制作者や冒険家、
地産地消の再生可能エネルギー・
野外教育や幼年教育に携わる方など多様なゲストを迎えます。
【日時】2014年3月20日(木)、21日(金・祝)、22日(土)
【会場】日比谷図書文化館コンベンションホール
(東京都千代田区日比谷公園1-4 地下1階)
http://hibiyal.jp/hibiya/
【参加協力費】1日1500円 中学生以下無料
【問い合わせ】グリーンイメージ国際環境映像祭実行委員会
Tel 03-6451-2411
公式サイト:http://green-image.jp
twitter: https://twitter.com/Green_
facebook: https://www.facebook.com/
【プログラム】
◆3月20日(木) 14:00 – 21:30
14:00 天に栄える村
Going Against the Grain in Fukushima
(日本 / 2013 / プロデューサー・監督:原村 政樹 / 106分)
制作・配給:桜映画社
里山に囲まれた豊かな自然を生かした農業を営んできた福島県天栄
【上映後トーク】原村 政樹さん(「天に栄える村」プロデューサー・監督)
16:20 失われた海
The Lost Sea
(台湾 / 2013 / プロデューサー:Cheng Shao-min 監督:Hung Chun-hsiu / 63分)
制作:Foci Studio
台湾・金門島の海は、2億年もの間、形を変えない生きる化石・カブトガニの生息地であり、300年以上にわたって漁民が生きる糧となっていた。その海に急激な変化をもたらしたのは戦争ではなく、平和であった。
【上映後トーク】Hung Chun-hsiuさん(「失われた海」監督)
17:55 酸化する海
Acid Ocean
(オーストラリア / 2013 / プロデューサー・監督:Sally Ingleton / 52分)
制作:360 Degree Films 配給:ZED
現在、
その謎を科学者たちが解き明かす。
19:00 究竟の地―岩崎鬼剣舞の一年
Ultimate Land: a Year of IWASAKI ONIKENBAI
(日本 / 2008 / プロデューサー:越後谷 卓司 監督:三宅 流 / 128分)
制作:愛知芸術文化センター 配給:究竟フィルム
岩手県北上市の農村地域に古くから伝わる郷土芸能「岩崎鬼剣舞」
農業や大工など日々の労働のかたわら行われる公演や後進の指導。
保育園や小学校で世代を越えて受け継がれる踊り。
生活に根ざし地域に生きる人々を繋ぐ鬼剣舞から、
現代失われつつある共同体の姿が浮かび上がる。
【上映後トーク】三宅 流さん(「究竟の地―岩崎鬼剣舞の一年」監督)
◆3月21日(金・祝)11:30 – 16:30
11:30 セントジョージの農園
The Garden of St. George
(イギリス / 2013 / プロデューサー・監督: Alistair Oldham / 18分)
制作:Acacia Films
イギリス・ブリストルのセントジョージ地区にある市民菜園では、
地域の人々と難民申請者、政治難民がともに作物を育てている。
多様性をはぐくむ地域の試みを描く。
11:50 農民ジャック
Farmer Jack
(オランダ・アイルランド・ベルギー / 2012 / プロデューサー:Chris Mouw 監督:Arjan Wilschut / 14 分)制作:il Luster Films
しあわせに農家を営んでいたジャック。
しかし農作物の価格下落により、労働はきつくなる上、
収入は減るという負の連鎖に見舞われることに。
そこにセールスマンと科学者が現れて‥‥。
12:15 ~放射線を浴びた~X年後
X Years Later
(日本 / 2012 / プロデューサー:大西 康司 監督:伊東 英朗 / 83分)
制作:南海放送 配給:ウッキー・プロダクション
1954年3月1日ビキニ環礁で行われたアメリカの水爆実験の被
第五福竜丸にとどまらず日本全土に広がっていた。
大気と海の汚染、
◆—–◆ 特別プログラム「身近な発見から冒険へ」 ◆—–◆
13:50 特別上映「シードハンター」
Seed Hunter
(オーストラリア / 2008 / プロデューサー・監督:Sally Ingleton / 53 分)
制作:360 Degree Films
気候変動が進む中、危惧される食料危機。多様な遺伝子を保存し、環境変化に耐える農作物の原種を求めて中央アジア・
15:00 シンポジウム(〜16:30)
【パネリスト】
佐々木 豊志さん(日本の森バイオマスネットワーク理事長)
竹山 史朗さん(モンベル広報部長)
早野 祐樹さん(NPO法人響 理事長)
西川 昌徳さん(職業旅人・サイクリスト)
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◆ 3月22日(土)11:00 – 18:00
11:00 クスノキからの贈り物―香りの宝石・樟脳を守る The Present from Camphor Trees: Keep Camphor “Jewels”
(日本 / 2012 / プロデューサー:神戸 金史 監督:宮川 直子 / 47分)制作:RKB毎日放送
クスノキのチップを蒸留し冷やして出来た結晶「樟脳」。古代より防虫剤、香料として用いられ、昭和初期には日本の主要な輸出品だった。しかしナフタリンの出現で廃れ、いまや樟脳屋は福岡県の内野樟脳のみとなった。クスノキを余すところなく使い切る先人の知恵と、廃業の危機を乗り越えようとする内野樟脳の奮闘を描く。
【上映後トーク】宮川 直子さん(「クスノキからの贈り物」監督)
12:10 ビギア Vigia
(スイス / 2013 / プロデューサー:Nadasdy film, Nicolas Burlet 監督:Marcel Barelli / 8min)
制作・配給:Nadasdy Film
環境汚染や化学物質にさらされたミツバチは巣を捨てることを決心し、
安住の地を求めて旅をする。祖父の語るおとぎ話から紡がれるアニメーション。
12:20 ふしぎのヤッポ島 プキプキとポイ―ヤポブタのちょうせん & ふしぎな石 Just The Way You Are & The Magical Stone of Life
(日本 / 2012 / プロデューサー:柴田 新 監督:ヤーミー / 10分)
制作:SL-Company 配給:日本放送協会
どこかの海にプカプカと浮かんでいる小さな島・ヤッポ島。風や海、星と話しながらゆっくりと動いている。ゆっくりとしか歩けないヤポブタと種から生まれてきた不思議な石をめぐる2つの物語。
【上映後トーク】ヤーミーさん(「ふしぎのヤッポ島 プキプキとポイ」監督)
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13:00 特別上映「こどもこそミライ―まだ見ぬ保育の世界」
(日本 / 2013 / プロデューサー:筒井 勝彦、秋葉 清功、佐舗 和生 監督:筒井 勝彦 / 84分)
人を育てるをテーマに保育の新しい形を綴った作品。
一生懸命話し合い、自然の中で駆けまわる子どもたちの成長から考える人と人のつながり。
【上映後トーク】柴田 愛子さん(「りんごの木」代表)
15:00 特別上映「東北の森から明日を考える―木質バイオマスで拡がるエネルギー自立の試み」
(日本 / 2012 / プロデューサー:尾立 愛子 監督:伊賀 俊徳 / 35分)
制作:NPO法人環境テレビトラストジャパン
東日本大震災直後ライフラインが断たれた中、地元で調達できる木質ペレットが沿岸地域の避難所に支援され、簡単に輸送・備蓄が出来る燃料として重要な役割を果たした。エネルギーの地産地消と森林の持続可能な循環のカギとして注目が集まる木質バイオマスエネルギーの可能性を探る。
【講演】古川 正司さん(さいかい産業 取締役 開発隊長)
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16:45 表彰式
18:00 終了予定
※スケジュール、内容は変更することがあります。ご了承ください。