移民苦難の歴史は繰り返されるのか
あなたは知っていますか? ニッポンにいるブラジル人のこと
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次々に立ち現れる課題に、たくましく向かって行く家族の物語――。
美濃加茂市在住の日系ブラジル人一家を、フリーカメラマンの若尾泰之氏が一年にわたって追ったドキュメンタリー映画『ブラジル ノ ニッポン』。7月20日、神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ)にて、関東では初となる上映会が開催される。上映終了後には、若尾監督と出演者父子をゲストに招いたトークイベントも実施される。
|開催概要
『ブラジル ノ ニッポン』上映会
日時
2014年7月20日(日)
映画上映 14:00~15:20
アフタートーク 15:25~16:00
ゲスト
荒巻ジルドさん(父親) 荒巻カイオさん(長男) 若尾泰之監督
会場
神奈川県立地球市民かながわプラザ(あーすぷらざ) 5F 映像ホール
http://www.earthplaza.jp/access.html
定員
入場無料 当日先着120名 ※申込不要
お問い合わせ
TEL:045-896-2121
E-mail:gakushu■earthplaza.jp(■を@に変更してください)
または、あーすぷらざ 1階 事務室まで
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|作品概要
『ブラジル ノ ニッポン』
監督:若尾泰之 78分 / 2013年 日本 /日本語字幕、ポルトガル語字幕
映画は美濃加茂市の荒巻家に密着した。
加茂高校定時制サッカー部主将で全国大会を目指す長男カイオ君。各務原高校で英語の勉強に励む長女ケミさん。甘えん坊の次女ミツエさんに寡黙で優しい父ジルドさん、陽気な母マリアさん。
2005年に来日した5人家族は美濃加茂市で家を買い、にぎやかに暮らしていた。
だが、カイオ君とマリアさんが働いていたソニーの美濃加茂工場が閉鎖され、ミツエさんは言葉の壁から学校へ行けなくなる。ジルドさんも“派遣切り”に遭い、ケミさんは病気になって手術を受けることに。
日本に残るか、ブラジルへ帰るか。映画は、一家の苦悩や迷いを描いた。