【News】1/29(木)より★沖縄の映画14 作品を上映 「喜多見と狛江で小さな沖縄映画祭+α」開催

2015年1月29日(木)から2月1日(日)の4日間、狛江市内のカフェや店舗など5ヶ所の会場で、沖縄をテーマにした「喜多見と狛江で小さな映画祭+α」が開催される。同映画祭は、昨年「知らないわからないこといっぱい、まずは知ることからはじめたい」をテーマに開催。ただ映画を観るだけでなく、上映作品に関連したライブや監督によるトークショーなど、それだけでもプログラムとして見ごたえ聴きごたえのある「+α」を加え、観客とゲスト、スタッフが一緒になって楽しみ、語り合い、濃密な時間を共有することができるイベントとなった。

沖縄県の県外学生寮「南灯寮」のある狛江市は、古くから沖縄と関わりのある町。市民が一緒に楽しめるイベントになるよう、今回も「+ α」として、沖縄出身のお笑いコンビ「しゃもじ」のお笑いライブや琉球舞踊、会場に奄美や琉球の風を吹かせる三線と唄のライブなどが予定されている。

上映作品はドキュメンタリーを中心に14作。返還前に撮影された『沖縄列島』(1969/東陽一)から、『与那国カウボーイズ』(2003/島洋一)、『歌えマチグヮー』(新田義貴/2012)といった近作、民族文化映像研究所制作による民族誌映画『イザイホー1960』(1991)『龍郷のアラセツ』(1982)などが上映される。

|上映作品

『徐葆光が見た琉球冊封と琉球』 本郷義明(2013年)
『標的の村』 三上智恵(2013年)
『歌えマチグヮー』 新田義貴(2012年)
『スケッチ・オブ・ミャーク』 大西功一(2012年)
『老人と海』 ジャン・ユンカーマン(2010年)
『ゆんたんざ未来世~恨ハンを解いて、浄土を生きる』 西山正啓(2010年)
『与那国カウボーイズ』 島洋一(2003年)
『カメジロー・沖縄の青春』 橘祐典(2000年)
『パイナップル・ツアーズ』 真喜屋力、中江祐司、當間早志(1992年)
『イザイホー1960―久高島の女たち―』 民族文化映像研究所(1991年)
『ゆんたんざ沖縄』 西山正啓(1987年)
『龍郷のアラセツ-ショチョガマ・平瀬マンカイ-』 民族文化映像研究所(1982年)
『極私的エロス・恋歌1974』 原一男(1974年)
『沖縄列島』 東陽一(1969年)

トークイベントあり
『与那国カウボーイズ』1/29(木)19:00~、1/30(金)10:30~の上映後●島洋一監督のトーク
『歌えマチグヮー』1/31(土)18:00~の上映後●新田義貴監督による「栄町市場、路地のコミュニティ」と題したトーク

ご予約先着計30名様に沖縄土産あり
『与那国カウボーイズ』を1/23(金)までに電話予約をされた方、両日とも先着15名、合計30名の皆さまに島洋一監督より沖縄土産のプレゼントがございます。

島洋一監督からのメッセージ
この度、「与那国カウボーイズ」が当映画祭にて上映されることに心から感謝申し上げます。 2003年に本作品が世に出て今日に至るまで毎年、日本のどこかで上映され続け、今回で12年目に突入する運びとなりました。
今も上映が続いている理由の一つに主人公のタカシとサトシ兄弟が愛牛を育てるひたむきな姿が多くの観客の心を捉えているからだと思います。年月が経っても決して色褪せない彼らの魅力をスクリーンから感じ取っていただけたらと願います。
本作品の東京上映は実に3年ぶりで、自分にとっても9年ぶりに舞台挨拶を予定してます。当時の撮影エピソードだけでなく、新作や次回作に向けての話を出来ればと思ってますので、この機会に会場まで足を運んでいただけたら幸いです。上映を通して観客の皆さんとお会い出来る事を楽しみにしています。

島洋一

|開催概要

喜多見と狛江で小さな沖縄映画祭+α

日程 2015年1月29日(木)-2月1日(日) [4日間]
会場 M.A.P 泉の森会館ほか
料金 1回券1200円 3回券3000円 学生800円(当日券のみ) ライブチケット1500円
★くわしくは公式サイトまで http://kitamitokomae-artfes.com/