「映画評論大賞2015」第一次選考の結果のおしらせ
去る2015年10月31日をもちまして、「映画評論大賞2015」の募集を締め切りました。全国津々浦々から42編の応募原稿を拝受いたしました。多くの皆さま方のご応募に感謝いたしますとともに、予想をこえる大きな反響を得て、同賞を運営する編集室員一堂、身が引き締まる思いでおります。
力編が数多く集まるなか、厳選に厳選を重ねまして、下記の10編を第一次選考通過作品とさせて頂きます(個人情報保護の観点からタイトルのみ掲載)。
「『ジャクソンハイツ』多文化の認識」
「國民的アイドルの創生 AKB48におけるファシスト美学の今日的あらわれ」
「『ノスタルジア』——郷愁を超えるもの」
「濱口竜介試論 —カメラ目線の映画—」
「生きている市民ケーン」
「物語とコスモロジー —ルイス・ブニュエル『欲望のあいまいな対象』論—」
「悪魔と目があう」
「日活がロマンポルノになった内在的理由」
「アイドル映画監督 大島渚」
「紡ぎ織りなす生命と表れる身体の肌理『フリーダ・カーロの遺品—石内都、織るように』」
なお、最終選考作品のタイトル、選考委員による選評、受賞作品の掲載に関しましては、2015年12月刊行予定のドキュメンタリーマガジン「neoneo」6号の誌上にて発表いたします。そちらをご覧頂けますようお願いいたします。(neoneo編集室)
[関連記事]
【最新刊】好評発売中! ドキュメンタリーマガジン『neoneo』#05「完全ガイド 音楽ドキュメンタリー100[洋楽篇]」「敗戦70年 亀井文夫 戦争の記録」