【News】11月24日(木)『日本南極探檢』デジタル復元版 特別上映会開催!@東京国立近代美術館フィルムセンター

日本最古の長篇記録映画『日本南極探檢』 現存最長・染調色プリントの[デジタル復元版]初上映 *修復プロセスについての解説付き 東京国立近代美術館フィルムセンターにて日本最古の 長篇記録映画『日本南極探檢』デジタル復元版の特別上映会を開催されます。 白瀬矗(しらせ・のぶ)陸軍中尉率いる南極探検の行動を記録した『日本南極探檢』 (1912)は、日本における長篇記録映画の嚆矢とされ、文化・記録映画史上の重要作 品ですが、1912 年当時の作品は現存していないものとみられます。 フィルムセンターでは、探検隊の支援者であった村上俊蔵(1872-1924)のご遺族が所蔵していた 851m(現存最長)の可燃性染調色ポジフィルムを新たに確認し、平成 27 年度に復元 しました。最新のデジタル技術を用いて修復するとともに、フィルムに残された色 味に従って、染色と調色を白黒フィルムに施した『日本南極探檢』[デジタル復元版] を、どうぞお楽しみください。各回の上映前後には、研究員によるイントロダ クションと復元の詳細を解説する講演が付きます。
『日本南極探檢』[デジタル復元版](49分) 1912 年/M パテー商会/(撮)田泉保直

後援会長の大隈重信邸での壮行会や、探検船・開南丸による芝浦埠頭出航の模様、探検隊員の顔ぶれ や彼らがペンギンと戯れる姿、そして南極大陸上陸の模様から探検隊の帰港までが克明に記録されている。冒頭に 3 分の復元デモンストレーションを含む。 ◆上映前のイントロダクション(約 5 分):とちぎあきら(フィルムセンター主任研究員) ◆上映後の講演(約30分):大傍正規(フィルムセンター主任研究員) ※講演のみの参加(無料)もできます 【開催日】2016 年 11 月 24 日(木) 3:00pm- / 7:00pm- ※開映後の入場はできません 【会場】東京国立近代美術館フィルムセンター 大ホール(2 階) 【定員】310 名(各回入替制) 【料金】一般 520 円/高校・大学生・シニア 310 円/小・中学生 100 円/障害者(付添者は原則 1 名まで)、キャンパスメンバーズは無料 【お問い合わせ】03-5777-8600(ハローダイヤル) 【HP】http://www.momat.go.jp/fc/exhibition/special2016/