ドキュメンタリー叢書 #01『ジョナス・メカス論集』刊行!

neoneo編集室では「ドキュメンタリー叢書」を創刊しました。
その記念すべき1冊目は、2019年に亡くなった映画作家のジョナス・メカス論集。
『ジョナス・メカス論集 映像詩人の全貌』を刊行しました。

メカス映画のコメンタリーの翻訳、吉増剛造、飯村隆彦、高嶺剛らメカスを直接知る世代によるインタビューやエッセイ、そして新旧世代による本格的な論考の競演により、映画作家で詩人で映画批評家でアーキヴィストだったメカスの全貌が立ち現れます!

全国の書店、ミニシアター、ネット書店でお買い求めいただきます。
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【目次】
コメンタリー 幸せな人生からの拾遺集 ジョナス・メカス 訳 井戸沼紀美

対話 ジョナス・メカス、魂の波動、根源の歌 吉増剛造 × 井上春生 

ジョナス・メカスを語る 証言と交流録・エッセイ
ジョナス・メカスのこと パリ / 再び、メカスのこと パリ / メカスとの再会 東京 飯村隆彦 
記憶の中のジョナス・メカス 飯村昭子 
Lãvas vãkaras!(こんばんは) 正津 勉 
メカスさんの初来日、初めての展覧会、初めての版画とカタログ制作 綿貫不二夫 
インタビュー 草書体の映画 原 將人 
メカスさんの沖縄 木下哲夫 
インタビュー メカスと沖縄と僕 髙嶺 剛 
ニューヨーク、天使の詩 金子 遊 
アタシがジョナス・メカスだった夏 『ファクトリーの時代』そして『ロスト・ロスト・ロスト』 石原 海 

ジョナス・メカス論
ジョナス・メカス、あるいは記憶・リズム・身体 村山匡一郎 
「映画国」のエヴァンゲリスト 一九六〇~九〇年代のメカス受容から 越後谷卓司 
湖畔のメトロポリス ソローによるメカス 金子 遊 
映画の詩、母語の詩、詩の境域 菊井崇史 
フローズン・サムネイル・フレームズ 空間へと圧縮された時間 佐々木友輔 
ジョナス・メカスとヴィルジニー・マーシャン ダンスと映像、そして大野一雄 吉田悠樹彦 
ジョナス・メカスとグレゴリー・マルコプロス 楽園、あるいは永遠 齊藤路蘭 
ジョナス・メカスはどこにいたのか
マイケル・キャスパー『私はそこにいた』との応答をめぐって 井戸沼紀美 井上二郎
作品解説+著書解題
井戸沼紀美 井上二郎 金子 遊 川野太郎 菊井崇史 柴垣萌子 吉田悠樹彦 若林 良 
あとがき
執筆者・編者略歴