【Review】人はなぜ踊るのか 『躍る旅人 能楽師・津村禮次郎の肖像』によせて text 志賀信夫

古希から見えるもの 70を越えて、なぜ、これほどさまざまな人々と、舞台でコラボレーションを繰り広げるのか。この映画を見た、最初の感想である。 能の重要無形文化財、一般には人間国宝といわれる津村禮次郎。柔和な表情の好々爺と

【News】予告編解禁!三宅流監督最新作『躍る旅人−能楽師・津村禮次郎の肖像』6/27(土)より新宿ケイズシネマで公開!

『躍る旅人−能楽師・津村禮次郎の肖像』能楽師・津村禮次郎の身体と活動を通して、伝統文化「能」の新たな魅力と表現の可能性を発見するドキュメンタリー映画6/27より新宿K’sシネマでモーニングロードショー! 《そ

【自作を語る】『究竟の地 岩崎鬼剣舞の一年』 text 三宅流

『究竟の地−岩崎鬼剣舞の一年』は先月、一ヶ月にわたるポレポレ東中野での劇場公開を無事終えた。昨年の10月から「もりおか映画祭」を皮切りに東北巡回上映を続けてきて、今回の東京公開に繋がった。しかし東京での公開が終りではなく

【連載②】 『究竟の地 岩崎鬼剣舞の一年』 text 若木康輔

♯2 『究竟の地 岩崎鬼剣舞の一年』2012年2月7日 映画美学校試写室山形国際ドキュメンタリー映画祭2009出品版は、10年の秋、ポレポレ東中野《ドキュメンタリー・ドリームショー》で見ている。161分の長尺だった。劇場