【Interview】街とともにある「たね屋さん」の記録〜『息の跡』小森はるか監督

『息の跡』は、東日本大震災で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市で「たね屋」を営む佐藤貞一さんの物語だ。津波で流された店舗を自力でプレハブを組み復活させ、英語や中国語を独学で学んでは、被災の手記を外国語で出版する。震災後に

【Interview】 今を考えるための映画監督・佐藤真——「日常と不在を見つめて ドキュメンタリー映画作家 佐藤真の哲学」編集者・清田麻衣子さん

90−00年代に、日本を代表するドキュメンタリストのひとりとして時代を駆けた佐藤真。その仕事を、未発表原稿や寄稿、批評など、さまざまな角度からまとめた「日常と不在をみつめて〜ドキュメンタリー映画作家 佐藤真の哲学」が、こ

【News】4/18(土) アテネ・フランセ文化センターにて開催 大津幸四郎追悼ー上映とシンポジウム

日本のドキュメンタリー映画を支えてきた名キャメラマン大津幸四郎が昨年11月28日に世を去った。岩波映画製作所を離れた後、フリーランスの撮影者として、学生運動、三里塚、水俣、原発をはじめ戦後日本が抱える大きなテーマに一貫し

【特集】20年目の『阿賀に生きる』(佐藤真監督)

故・佐藤真監督のデビュー作『阿賀に生きる』(1992)が、ニュープリントで公開される。この『阿賀に生きる』は、日本のドキュメンタリー史を語る上で“マストアイテム”と言って良い。映画のデジタル化が急速に進む中、あえて16m