YIDFF 2013 新プログラム ヤマガタ・ラフカット!
制作途上のプロジェクトを募集します
小さな完成より、豊かな途上を。
近年、多くの日本ドキュメンタリー作品が劇場公開されるようになり、映画祭や上映会の場も増えています。作品を完成させ上映にいたることが手近になっている一方で、映画をつくることの目的や意味とは、言うまでもなく、作家として評価されることや、商業的な成功には集約しえないはずのものです。安易に完成を急ぐのではなく、いまそこにある制作途上で模索し葛藤する過程そのものにこそ、映画をつくることの豊かさはあるのではないでしょうか。
この新しいプログラムは、完成作品ではなく、現在制作中のプロジェクトが対象となります。制作資金獲得のためのプレゼンテーションや、作品の優劣を問う場ではありません。制作途上にあるラフカット(粗編集版)を上映して、世界中から映画祭に集う人たちと共に映像を見つめ、感じ、語り、聞くこと自体を目的とする場です。様々な視点との出会いをつうじて、映画を見ること/つくることをより豊かに思考するための試みです。
◎プログラム内容
映画祭のプログラム期間中(2013年10月11日~15日)に、選出された5本の
ドキュメンタリーのラフカット上映および、国内外からのゲスト、来場者を
交えた対話(日英同時通訳付き)を行う予定です。
◎募集要項
■ 応募条件
(1)現在制作中の映画プロジェクトであること
(2)映画祭期間中に上映・トークに立ち会えること
■ 応募に必要なもの
(1)60分以内の映像DVD1枚
*タイトルと氏名をDVDに記入してください
*編集の段階は問いません
(2)氏名、住所、連絡先(電話&メールアドレス)、略歴
(3)A4用紙3枚以内で、以下の項目についての記述をお願いします
・作品タイトル(日本語&英語)
・企画概要
・制作進行状況(撮影終了、編集中など現時点での状況)
・このプログラムを通じて望むこと
*なお選出された際には、ラフカット映像の会話とナレーション台本が必要
となります。(応募時には不要です。)
■ 締切
2013年9月6日(金)必着
■ 発表
選考後、5つの企画が選ばれ、2013年9月中旬に通知
■ お問い合わせ・送付先
〒160-0005 東京都新宿区愛住町22 第3山田ビル6F
山形国際ドキュメンタリー映画祭 東京事務局
ヤマガタ・ラフカット!宛
tel: 03-5362-0672 fax: 03-5362-0670
mail: roughcut@tokyo.yidff.jp(担当:橋浦)
YIDFF 2013 「やまがたDVDライブラリー」
募集のお知らせ
山形国際ドキュメンタリー映画祭2013では、来場する海外の映画関係者に日
本ドキュメンタリーの新作(英語字幕入り)を紹介するDVDライブラリー
を設置します。製作年2011年~2013年のドキュメンタリーで英語字幕入りの
ものを募集します。海外展開の足がかりとして、この機会をご利用ください。
■ 会場:山形国際ドキュメンタリー映画祭内のビデオブース
■ 設置日時:2013年10月11日~15日(5日間)
※試写できる方は、映画祭のプレスパス・ゲストパスをもっている方に限ります。
<申込方法>
下記より申込書をダウンロード頂き、必要事項をご記入の上、申込書をメー
ルにて下記連絡先までお申し込みください。また、提出書類につきまして
は、下記連絡先までご郵送ください。
http://www.yidff.jp/2013/info/xls/dvd-library-application.xls
<郵送提出物>
■ 英語字幕のついたDVD 1枚
■ 英文チラシ or 英文資料(A4サイズ)5部
作品・監督の紹介、公開スケジュール、海外担当窓口の連絡先などを明記し
たもの
※映画祭終了後は返却されず、山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー
に収蔵されます。その際に館内ビデオブース内での個人視聴を許諾する/し
ないは、申込書にご記入ください。
山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー:http://www.yidff.jp/library/library.html
<提出期限>
2013年9月18日 [水](申込用紙、素材必着)
<お問合せ>
山形国際ドキュメンタリー映画祭東京事務局(担当:髙木)
〒160-0005 東京都新宿区愛住町22第3山田ビル6F
TEL 03-5362-0672 / FAX 03-5362-0670
EMAIL takagi@tokyo.yidff.jp
[主催]:山形国際ドキュメンタリー映画祭
[協力]:公益財団法人ユニジャパン