【News】シリーズ第3弾!『観ずに死ねるか!傑作青春シネマ邦画編』刊行&出版記念特集上映会開催!

「韓国映画」「ドキュメンタリー」に続く『観ずに死ねるか!』シリーズ第3弾。
1970年代以降、日本で製作・公開された青春映画の傑作を約90本集め、クリエイター、パフォーマー、文筆家が極私的な視点から作品への想いを語った1冊。

一人旅、無軌道な反抗、学園ヒエラルキー、歪んだ愛、挫折と自立。
俺たちはもう終わりなのか、まだ始まっちゃいないのか。
時代ごとにスクリーンから漂う匂いは違えど、本質は変わっちゃいない。
成熟しえない者を活写するその作品群、1本たりとも

観ずに死ねるか !

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|目次

第1章/1970’s

「あらかじめ失われた恋人たちよ」しりあがり寿
「書を捨てよ町に出よう」園子温
「夏の妹」みうらじゅん
「竜馬暗殺」
「股旅」春日太一
「青春の蹉跌」君塚良一
「青春の殺人者」染谷将太
「祭りの準備」阪本順治
「keiko」内田春菊 他

第2章/1980’s

「狂い咲きサンダーロード」高橋ヨシキ
「遠雷」えのきどいちろう
「の・ようなもの」山下敦弘
「竜二」大根仁
「家族ゲーム」宮藤官九郎
「Wの悲劇」山戸結希
「麻雀放浪記」斎藤工
「台風クラブ」入江悠 他

第3章/1990’s

「櫻の園」行定勲
「バタアシ金魚」タナダユキ
「愛の新世界」板谷由夏
「渚のシンドバッド」ダイアナ・エクストラバガンザ
「キッズ・リターン」水道橋博士
「トキワ荘の青春」バカリズム
「月光の囁き」町山広美 他

第4章/2000’s

「害虫」前野朋哉
「ストロベリーショートケイクス」雨宮処凛
「ピンポン」沖田修一
「GO」松江哲明
「ジョゼと虎と魚たち」長澤まさみ
「アイデン&ティティ」喜国雅彦
「パッチギ! 」鮫肌文殊
「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」山本直樹
「愛のむきだし」マキタスポーツ
「SR サイタマノラッパー」美保純 他

第5章/2010’s

「川の底からこんにちは」辛酸なめ子
「さんかく」宇多丸
「私の優しくない先輩」吉田豪
「桐島、部活やめるって」花くまゆうさく
「サウダーヂ」成海璃子
「ふがいない僕は空を見た」坂井真紀
「ニュータウンの青春」ケラリーノ・サンドロヴィッチ
「死にたすぎるハダカ」武田梨奈
「恋の渦」大久保佳代子
「横道世之介」松崎まこと
「箱入り息子の恋」水野美紀
「親密さ」森下くるみ
「地獄でなぜ悪い」大谷ノブ彦
「あの娘が海辺で踊ってる」「おとぎ話みたい」「5つ数えれば君の夢」カンパニー松尾
「ばしゃ馬さんとビッグマウス」犬山紙子 他

特集

『秋吉久美子が青春だった』 北尾トロ
『大林宣彦の青春』 松崎健夫
『岩井俊二の青春』モルモット吉田
『山下敦弘と「間違えた男たち」の青春』宇野常寛



|出版記念上映会開催!

会期 2014年5月24日(土)―6月6日(金) レイトショー
会場 テアトル新宿 http://www.ttcg.jp/theatre_shinjuku/
料金 1,500円均一

上映作品・ゲストなどくわしくは公式サイトまで。
★6月2日「トキワ荘の青春」上映回には、原一男監督と内田春菊氏がゲストに登壇!

|書誌

『観ずに死ねるか!傑作青春シネマ邦画編~総勢80人が語る極私的作品論~

発行元:鉄人社
発売:2014年5月10日
仕様:A5版、256ページ
定価2,000円(税込)

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