【News】10/6(月)-11(土) 日本初開催!「エクアドル映画週間」@立教大学池袋キャンパス 入場無料!

台頭目覚ましいエクアドル映画 
劇映画を3本、ドキュメンタリーを3本日替わり上映!
10/11(土)17:00〜は関連シンポジウムも!

日本で紹介される機会のほとんどないエクアドルの歴史と文化について、映画を通じて知る絶好の機会です。
ラテンアメリカ映画界において、近年目覚ましく台頭し、新しい潮流をなしつつあるエクアドル映画人の活躍をまとまった形で紹介する日本で初めての催しとなります。
※使用言語:スペイン語(日本語字幕も予定)

【期間】2014年10月6日(月)〜11日(土)
    18:30〜(上映前に解説つき)上映19:00〜
【料金】上映無料 予約不要(先着280名)
【会場】立教大学池袋キャンパス7号館7102教室
(JR池袋駅西口徒歩7分、地下鉄C3出口から徒歩1分)

【問い合わせ先】
立教大学ラテンアメリカ研究所
東京都豊島区西池袋3-34-1  TEL03-3985-2578 
E-mail: late-ken@rikkyo.ac.jp
Web:http://www.rikkyo.ac.jp/research/laboratory/ILAS/ 

【主催】
駐日エクアドル共和国大使館  立教大学ラテンアメリカ研究所


【上映作品】

※いずれも18:30 上映前の解説開始(19:00開映) 

10月6日(月)
君の目を盗んで  Atusespaldas
(監督 ティト・ハラ(TitoJara)/2010 /72分)

原題直訳は「君の背の陰で」。キトのシンボルである聖母像が首都を二分(正面=北側=富裕層居住区 / 背面=南側=貧困層居住区)する現実に着想を得、南側出身の若者が出自を隠し北側の銀行に勤めてからのドタバタを描く。彼女もできた主人公ホルヘは一発当てようとするが…。

10月7日(火)
二人の祖父  Abuelos
(監督 カルラ・バレンシア=ダビラ (Carla Valencia Dávila)/2010/93分/ドキュメンタリー)

祖父二人の出自=チリとエクアドルをめぐる監 督の心の旅。政治的不遇から常に国境を越える生を余儀なくされてきたラテンアメリカの、とりわけ1970年代に生まれた世代の感受性が如何なく映像化された、静謐なる作品。

10月8日(水)
娘の御名の下に 
En el nombre de la hija
(監督タニア・エルミダ (Tania Hermida)/2011/102分)

1976年夏、マヌエラは9歳。祖父母の屋敷で 夏休みを過ごすことになったが、頭のカタイお ばあちゃんとことごとく衝突。そんなある日マ ヌエラは離れに妙な気配を感じる…。監督は 2008年憲法制定議会議員として活躍。 

10月9日(木)
1) バルタサル・ウシュカ―凍りついた時 Baltazar Ushka: El tiempo congelado
(監督 イゴル&ホセ・アントニオ・グアヤサミン (Igor & José Antonio Guayasamín)2008/22分/ドキュメンタリー) 

南米大陸最高峰火山、6310メートルの高さを 誇るチンボラソ。その山腹から天然氷を切り出 す最後の氷職人バルタサル。必見!

2) 縁の下の仕事 Labranzaoculta
(監督 ガブリエラ・カルバチェ(Gabriela Calvache)/2010/ 66分/ドキュメンタリー) 

キトの歴史的建造物「カサ・デル・アラバド」(1671年建立)の修復作業に携わる作業員たちへのインタビュー集。いつの世も「表にで ない仕事」を支える人々といえば・・・。実写にアニメを加えた佳作。

10月10日(金)
釣師
Pescador
(監督 セバスティアン・コルデロ (Sebastián Cordero)/2011/カラー/96分)

海辺のひなびた村。村人が釣るのはもはや魚 ではない。父を知らないブランキトはリゾート客(?)のロルナに魅せられ、村を出る決意をする。東京国際映画祭にも出品経験をもち、エクアドル映画人として世界的に最も名を上げた監督(1972年キト生まれ)の長編第五作。

10月11日(土) 17:00~20:00 
エクアドル映画シンポジウム 

会場:池袋キャンパス7号館7102教室

【登壇者】
新木秀和(神奈川大学 エクアドル研究)
濱 治佳(山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局ラテンアメリカ・ドキュメンタリー研究)
万田邦敏(映画監督 本学現代心理学部教授)

エクアドル現地経験豊富な研究者、ラテンアメリカ・ドキュメンタリー映画界の最前線を知るエキスパート、そして最新作『イヌミチ』も話題の映画実作者、この三者がエクアドル映画を縦横無尽に語りつくす。参考上映あり。