【News】3/13(金)、3/14(土)本邦初公開!封印された中国現代史に向かい合うインディペンデント映画 胡傑監督『星火』上映!

封印された中国現代史に向かい合う 中国インディペンデント映画監督
胡傑の最新作品『星火』が 専修大学神田校舎で本邦初公開! 

公開研究会 封印された中国現代史に向かい合う(第2回)
「中国知識人の地下活動と映像歴史学」

中国インディペンデント・ドキュメンタリー
胡傑監督『星火』上映と討論

【日時】2015年3月13日(金)・14日(土)
【場所】専修大学神田校舎(地下鉄神保町駅下車A2出口徒歩3分)
※クリックするとアクセス・マップにリンクします 
【上映作品と時間】

『星火』
(監督:胡傑/100分/2013年/中国語)
※日本語字幕(翻訳:土屋昌明)あり

第1 回上映 3月13 日(金) 19:00 ~ 20:40 204 教室
第2 回上映 3月14 日(土) 15:00 ~ 16:40 104 教室
   討論 3 月14 日(土)  16:40 ~ 1800  同上

コメント:佐藤 賢(首都大学東京・中国インディペンデント映画研究)

※上映無料、申込み不要

【主催・問合せ】専修大学社会科学研究所土屋昌明グループ 
the0561 @ isc.senshu-u.ac.jp

❖作品「星火」は、1960 年中国甘粛省で発生した、知識人による反体制地下活動に対する政権の弾圧事件を扱ったドキュメンタリーである。関連した人物は200 人にのぼり、首謀者は死刑になった。
❖この事件は中国でタブー視され、あまり知られていない。昨年8月に北京で初上映が企図されたが、その映画祭そのものが当局によって中止においこまれた。まだ中国国内では上映されていない。
❖討論では、この事件の持つ歴史的な意味と、それを探究する方法としてのドキュメンタリーの問題を議論したい。

【監督プロフィール】

故傑(胡杰) フー・ジェ
1958年、山東省済南市生まれ。軍の芸術学院で絵を学んでいたが、1995年から、野中章弘(アジアプレス代表)の影響でビデオカメラを回し始め、これまでに30本近いドキュメンタリー映画を制作する。近年は文化大革命や反右派闘争(1957年に行われた、毛沢東による反体制派の弾圧)の証言記録が多く、『林昭の魂を探して』(2005)『私が死んでも』(2007)が広く知られている。最新作は、1960年代に中国甘粛省・蘭洲市で弾圧された地下出版誌「星火」発行者の証言を集めた『星火』(2013)。

■ neoneo関連記事
【News】2/7(土)-11 (日) 第6回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルの見どころ
※胡傑監督の作品を上映
【リレー連載】ワールドワイドNOW★中国発 インディペンデント映画祭全滅の中国、それでも上映は続く text 中山大樹
※『星火』の紹介