【News】6/28(日)~29(月)東京と横浜で「民映研」の貴重な作品を上映


人が、長い時間をかけて暮らしの中で構築した知恵を記録した映像。
《 郷土映像ラボラトリー 》は、上映をきっかけに、人が出会い語らう場をつくっています。
6月は、福島と奄美に取材した3本の作品を上映します!


特集上映「雪国と亜熱帯の暮らしと祈り」


6月28日(日)14時から 茅場町ソーケン・ソーシャルサロンにて
6月29日(月)19時から 横浜市蒔田・特定非営利活動法人よこはま里山研究所NORAにて


上映時間は合計2時間ほど。雪が積もる東北とアダンが風に揺れる南国、気候は正反対ですが、そこには日本やアジアに共通する原風景や、共通した先人の知恵や祈りがあります。じっくり一緒に観ませんか!



「茂庭の暮らし−狩猟・漁労・採集」
1993 年製作・52 分
撮影地:福島市飯坂町茂庭



福島市の北部、摺上川の上流域に位置する茂庭地区はダム建設のため、全体戸数の約45 パーセントが移転することになった。この記録は水没地区の直ぐ下流に位置する田畑、小泉の集落の方々を中心に、山菜、木の実、キノコの採集や狩猟、漁労など、四季の自然に対応した人々の生活と、その中で培われた人々の精神性を記録した。(福島市教育委員会企画・民族文化映像研究所製作)



「奄美の豊年祭」
1982 年制作・32 分
撮影地:奄美群島~奄美大島 竜郷町秋名・幾里、瀬戸内町油井、与論島



伝統的な衣食住には、それぞれの地域の風土や歴史が色濃く反映し、さらには地域性を超えた人間の資質の奥深さがにじみ出ている。この映画は、奄美の泥染(大島紬の別称)の製作工程を記録するとともに、その奥深いものを少しでも明らかにしようとしたものである。(鹿児島県教育委員会企画・民族文化映像研究所製作)



「奄美の泥染」
1989 年製作・31 分
撮影地:鹿児島県大島郡竜郷町・笠利町・名瀬市


奄美の島々では、夏の豊年祭がさまざまな形と内容で盛んにおこなわれる。この映画では、数多く在る奄美の豊年祭の内、3つの典型的かたちを求めて取材したものである。この3つの形意味は、稲の精霊を呼び寄せ、疑似的に稲の稔りを具象化して行うまつり。作物に欠かせぬ雨を天の恵としてとらえ、雨を下さいと直接願い、祈るまつり。そして、収穫を感謝して、次の豊作を願うまつりである。(鹿児島県教育委員会企画・民族文化映像研究所製作)


上映会の詳細

2015628() 14時〜上映 (13:30 開場、17時終了)

参加費
1,600 円(お茶付き) 先着20名 ぜひお席のご予約を!
※上映のあとは、参加のみなさんでトークタイム。

場所:ソーケン・ソーシャルサロン
最寄り駅:茅場町3 番出口より4分
住所:東京都中央区新川1-5-18 泉新川ビル1階
地図:http://www.soken-net.co.jp/doc/socialsalon02.pdf


20
15629日(月)19時〜上映(17:30開場夕食を上映前にお召し上がりください)

参加費2,000円(食事付き) 先着15名、ぜひ席のご予約を!
上映前に神奈川のお野菜を使った手作りのお食事をお召し上がりください。
21:15上映終了、22時まで自由参加の歓談タイム。

場所:特定非営利活動法人よこはま里山研究所
NORA
住所:横浜市南区宿町 2-40 大和ビル 119
最寄り駅:京浜急行線 「南太田駅」より徒歩7
     横浜市営地下鉄 「蒔田駅」より徒歩3
地図:http://nora-yokohama.org/noratoha/map.html

 

主催:郷土映像ラボラトリー
[ご予約]お電話かメールでお申し込みください。
     電話080-4080-8272 メールsheli2fenesi@gmail.com
    (郷映ラボ:中川美帆)

●上映情報FB
https://www.facebook.com/kiroku.movie.info