『あまねき旋律（しらべ）』１０／６（土）より公開開始！
ポレポレ東中野にて イベント続々開催！
インド東北部・ナガランド州に広がる棚田から聞こえてくるその歌は、
私たちが忘れていた風景を映し出す
“人々が歌うこと”の根源を描いた
話題のインド音楽ドキュメンタリーがついに公開開始！
ナガランドの人々はなぜ歌うのか。私たちはなぜ歌わなくなったのか。
昨年の山形国際ドキュメンタリー映画祭・アジア千波万波部門で日本映画監督協会賞と奨励賞のW受賞したのを始め、世界各国の映画祭で人々を静かに深く魅了した音楽ドキュメンタリーが遂に日本公開となります。
公開館のポレポレ東中野では、初日の両監督舞台あいさつのスカイプ中継をはじめ、多彩なゲストによるトークイベントが盛りだくさん。この機会に是非ご覧下さい。
◆ポレポレ東中野トークイベント
10/6（土）12:30～ アヌシュカ・ミーナークシ & イーシュワル・シュリクマール監督スカイプトーク （インドから中継）
10/7（日）12:30～ 村山 和之 (中央大学・和光大学講師）
10/7（日）19:00～ 今福 龍太（文化人類学者・批評家）
×金子 遊（映像作家、批評家）
10/11(木）19:00～ 望月 優大 （ライター／編集者）
10/12(金）19:00～ 木村 真希子 （津田塾大学学芸学部准教授）
10/13(土）19:00～ 藤井 美佳 （字幕翻訳者）
10/14(日）12:30～ 松岡 環 （アジア映画研究者）
10/15(月）19:00～ 鎌仲 ひとみ （映像作家）
10/19(金）19:00～ 纐纈 あや (映画監督）
10/20(土）17:00～ 井口 寛 （レコーディングエンジニア） ×大石 始 （ライター／エディター）
スケジュール詳細はこちら
※ トークイベントは全て上映終了後に開催します
※ 最新情報はポレポレ東中野のHPもご覧下さい
【作品概要】
インド東北部、ミャンマー国境付近に位置するナガランド州。あたり一面の棚田では、いつも歌が響いている。村人たちは信じられないほど急な斜面に作られた棚田の準備、苗木植え、穀物の収穫と運搬といった作業をグループごとに行っている。そして、その作業の間はいつも歌を歌う。移ろいゆく季節の豊かさ、友愛の歌、その他、生活のすべてを歌で表現しているのだ。農作業をしている最中、一人が声を発すると、それに呼応して他の一人も歌いはじめる。女性も男性も一緒になって掛け合いながら歌われる「リ」と呼ばれるその歌は、山々の四方八方に広がっていく。田畑も、恋も、友情も、苦い記憶も、すべてが歌とともにある。それはどこか、現代に生きる私たちが忘れてしまった、人と共に生きることの大切さを思い出せてくれる。
共同監督の、アヌシュカ・ミーナークシとイーシュワル・シュリクマールは、インドの南部出身。ナガランドに古くから伝わるこの音楽に魅了された彼らは、山々に広がる棚田の雄大な風景や季節の移り変わり、人々の生活や農作業の一部始終を誇張することなく淡々とカメラに捉えていく。
『あまねき旋律（しらべ）』
（2017／インド／83分／チョークリ語／16：9／カラー）
・山形国際ドキュメンタリー映画祭（日本）
・アジア千波万波部門 奨励賞／日本映画監督協会賞
監督：アヌシュカ・ミーナークシ、イーシュワル・シュリクマール
製作：ウ・ラ・ミ・ル プロジェクト
配給：ノンデライコ
『あまねき旋律（しらべ）』公式ＨＰ
１０月６日（土）よりポレポレ東中野ほか全国順次公開
『あまねき旋律（しらべ）』予告編
