最新刊★neoneo #05 [2015 Summer]
特集1「完全ガイド 音楽ドキュメンタリー100 洋楽篇」
特集2「敗戦70年 反骨のドキュメンタリスト 亀井文夫 戦争の記録」
A5版132ページ 1000円+税
ISBN 978-4-906960-04-0
2015年6月30日発売(neoneo webにて先行販売)
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数ある音楽ドキュメンタリーを体系的に紹介
5号の第1特集としてneoneoがお届けするのは「音楽ドキュメンタリー」の世界です。『ラスト・ワルツ』『ウッドストック』など名作の多い音楽のドキュメンタリー映画ですが、これまで体系的なガイドはほとんどありませんでした。今回は「洋楽篇」に絞って、ロック、ポップス、R&B、ヒップホップ、パンク、ヘヴィメタル、ジャズ、ボサノヴァ、クラシック、オペラ、民族音楽まで広がる「音楽ドキュメンタリー」の歴史と魅力を、豊富なガイドと座談会、インタビューなどでたっぷりとご紹介します。
元祖「反骨のドキュメンタリスト」の作品と肖像を再検証
もうひとつ、戦後70年ならぬ「敗戦70年」の特集は「亀井文夫 戦争の記録」です。日本を代表するドキュメンタリー映画作家・亀井文夫(1908-87)は、戦争中に『上海』『戦ふ兵隊』を作って検閲にあい、監督資格を奪われて投獄されました。亀井研究の第一人者である牧野守のインタビューをはじめ、村山匡一郎の作品論、平野共余子、御園生涼子、フィオードロワ・アナスタシアら気鋭の女性論者の文章によって、日本のドキュメンタリー史を語る上で外せない「反骨のドキュメンタリスト」の肖像を再検証し、これまで知られていなかった新しい亀井文夫像を描きだします。
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|好評既刊
neoneo #04 [2014 Winter]
特集ⅰ「永久保存版 テレビ・ドキュメンタリーの60年」
特集ⅱ「生誕130年 ドキュメンタリー映画の父 ロバート・フラハティ」
アンケート 田原総一朗 吉岡忍 原一男 大島新 山崎裕 坂部康二 ほか
インタビュー 土屋敏男 市岡康子
鼎談 森田良成+伊藤悟+川瀬慈
論考 原一男 原將人 綿井健陽 舩橋淳 七沢潔 渡辺考 ほか
A5版132ページ 1000円+税
ISBN 978-4-906960-03-3
2014年12月15日発売(予)
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●それぞれの時代を呼吸したテレビ・ドキュメンタリーの60年
1953年2月1日の本放送開始から、60周年の節目をむかえた日本のテレビジョン。急速な高度成長を遂げ、情報社会へといたる歩みのなかで、テレビ・ドキュメンタリーは、まさに折々の「日本の素顔」を、「現代の主役」たちを、そして知られざる「プロジェクトX」を、映しだしてきました。
放送されては過ぎ去っていった数かずの番組を、本特集では10年きざみにふりかえります。テレビとは何だったのか、そしていま何でありうるのか――。時代ごとのおもな番組ガイドを添えた永久保存版でお届けします。
時代はさかのぼって1884年、ひとりの冒険家がミシガンの地に生を享けました。ロバート・ジョセフ・フラハティ。ハドソン湾地帯にふとカメラをたずさえ、イヌイットたちの暮らしを記録した冒険家は、のちに「ドキュメンタリー映画の父」とよばれ、『極北のナヌーク』(1922)をはじめとする数かずの名作と神話を残します。
『モアナ』(1926)、『アラン』(1934)、『ルイジアナ物語』(1946)といったフラハティの作品群は、そしてドキュメンタリーと民族誌のクロスポイントでもありました。本特集では、その交点にこそ焦点をさだめ、今年生誕130年をむかえた映画作家の作品をふたたびひもとくとともに、民族誌映画の現在にせまります。
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neoneo #03 [2013 Autumn]
特集「〈ゼロ年代〉(プラスワン)とドキュメンタリー」
小特集「Unknown Marker:知られざるクリス・マルケルの世界」
巻頭写真構成:藤元敬二 『Instant Gamble』
特別対談:佐々木俊尚+渡邉大輔
連載:春田実・土居伸彰・金子遊
A4変型版96ページ 953円+税
ISBN 978-4-906960-02-6
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●〈ゼロ年代〉とは、何だったのか?
日本で唯一のドキュメンタリー専門誌「neoneo」03 は、特集「ゼロ年代(プラスワン)とドキュメンタリー」&小特集「UNKNOWN MARKER ~知られざるクリス・マルケルの世界~」の2本立てでお届けします。
まだ誰も語ることが無かった「ゼロ年代」と「ドキュメンタリー映画」の関係を、年表やコラム、そして99本の「ゼロ年代ドキュメンタリー映画」を網羅したカタログで紹介。「ドキュメンタリーの未来」に向け、2013年の現在からその全貌を俯瞰します。
また「UNKNOWN MARKER ~知られざるクリス・マルケルの世界~」では、昨年没したフランスの映像作家クリス・マルケル(1921-2012)の作家活動を特集。映画のみならず執筆活動や写真など、多岐に渡るマルチメディア・アーティストとしての彼に迫ります。
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neoneo #02 [2013 Spring]
特集「原発とドキュメンタリー」
小特集「21年目の不在:小川紳介トライアングル」
巻頭写真構成+インタビュー:武田慎平
座談会:舩橋淳+藤原敏史+松林要樹+瀬々敬久
連載:春田実・土居伸彰・金子遊
A4変型版80ページ 953円+税
ISBN978-4-906960-01-9
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●「原発」は記録できるか?
今回は特集『原発とドキュメンタリー』と小特集『21年目の不在 小川紳介トライアングル』の2本立て。
福島第一原発の事故から2年。「原発」は「目に見えなかった」ものを含め、様々な「現実」を私たちの前に突きつけました。ドキュメンタリーは、そのような「原発」を今までどう描いてきたのでしょうか? そして今、何を描き、これから何を、どのように描こうとしているのでしょうか? 報道記者から映画監督、アーティストまで、それぞれの現場の最前線からお届けする総力特集です!
もうひとつは、日本のドキュメンタリー映画史に燦然と輝く小川紳介監督を特集。没後21年を経て、今なお多くの人を魅了して止まない彼の映画と精神は、どこにどのような形で受け継がれているのでしょうか。また21年の時の流れは、彼の描いた世界をどのように変容させたのでしょうか。関係者のインタビューや撮影地のレポートを交え、多様なかたちで「小川紳介のいま」を見つめます。
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neoneo #01 [2012 Autumn]
創刊特集「さようならドキュメンタリー」
インタビュー:飴屋法水・石内都・石井光太
論考:長谷正人・鈴木佳子・住友文彦
八角聡仁・萩野亮
連載:金子遊
A4版68ページ 953円+税(残部僅少)
ISBN978-4-906960-00-2
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※残部僅少につき、通信販売は終了しました。
●「neoneo」ついに創刊!!
創刊特集は、「さようなら ドキュメンタリー」。
「客観的な記録映像」といった既存のドキュメンタリー観に別れを告げ、ドキュメンタリーを、もっと幅広く、自由に捉えるために、各ジャンルの最前線を走る表現者33人にアンケートを敢行! いまいちど、「あなたにとってのドキュメンタリーとは何か?」を問います。
さらには、自身の創作活動に「ドキュメンタリー的なる」要素を積極的に取り込んでいる飴屋法水氏(演出家)、石内都氏(写真家)、石井光太氏(ノンフィクション作家)へのインタビューや、映画、テレビ、写真、美術、演劇からの論考、制作プロダクション『グループ現代』会長・小泉修吉氏へのロングインタビューなど、「ドキュメンタリーカルチャーの越境空間」を目指した、盛りだくさんの内容でお届けします。