neoneo #01(2012年Autumn)
創刊特集「さようならドキュメンタリー」
インタビュー:飴屋法水・石内都・石井光太
論考:長谷正人・鈴木佳子・住友文彦
八角聡仁・萩野亮
連載:金子遊
A4版68ページ 953円+税(残部僅少)
ISBN978-4-906960-00-2
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※残部僅少につき、通信販売は終了しました。
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●好評既刊
「neoneo」#02 特集「原発とドキュメンタリー」
「neoneo」#03 特集「〈ゼロ年代〉(プラスワン)とドキュメンタリー」
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「neoneo」ついに創刊!!
創刊特集は、「さようなら ドキュメンタリー」。
「客観的な記録映像」といった既存のドキュメンタリー観に別れを告げ、ドキュメンタリーを、もっと幅広く、自由に捉えるために、各ジャンルの最前線を走る表現者33人にアンケートを敢行! いまいちど、「あなたにとってのドキュメンタリーとは何か?」を問います。
さらには、自身の創作活動に「ドキュメンタリー的なる」要素を積極的に取り込んでいる飴屋法水氏(演出家)、石内都氏(写真家)、石井光太氏(ノンフィクション作家)へのインタビューや、映画、テレビ、写真、美術、演劇からの論考、制作プロダクション『グループ現代』会長・小泉修吉氏へのロングインタビューなど、「ドキュメンタリーカルチャーの越境空間」を目指した、盛りだくさんの内容でお届けします。
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contents
創刊にあたって
●創刊特集 さようなら「ドキュメンタリー」
[インタビュー]
自分にとって“本物”でなければ意味がない 飴屋法水(演出家)
語ってくるものを、受けとめればいい 石内 都(写真家)
自分の価値観は100%崩される 石井光太(ノンフィクション作家)
[アンケート]
(1)「『ドキュメンタリー』とは何だと思いますか?」
(2)「これぞ『ドキュメンタリー』と思う作品・プロジェクトは?」
浅井隆・飯沢耕太郎・石川直樹・石坂健治・石田尚志・大木裕之
大槻貴宏・河瀨直美・カンパニー松尾・北川陽子(快々)・北村皆雄・今野勉
坂口恭平・坂部康二・相模友士郎・鈴木志郎康・諏訪敦彦・想田和弘
田原総一朗・冨永昌敬・野中章弘・畠山直哉・原一男・平野勝之
藤岡朝子・ホンマタカシ・松江哲明・松崎まこと・松田正隆・村山匡一郎
森達也・安岡卓治・山崎裕
[論考] ジャンルにおけるドキュメンタリズム
映 画 カメラを見つめ返す目 萩野 亮
テレビ 日常的体験としてのテレビ・ドキュメンタリー 長谷正人
写 真 ドキュメンタリー・スタイルのゆくえ――記録と表現 鈴木佳子
美 術 知りえないことへの想像力 住友文彦
演 劇 時を与えるものは何か——演劇におけるドキュメンタリズム 八角聡仁
[ブックガイド]
neoneo編集室が選ぶ16冊
●レギュラーページ
[時評] neoneo×[映画 写真 美術 演劇 テレビ 本]
映 画 映画を観る、撮る、という物語/記録装置 水野祥子
映 画 つるつるとざらざら 岡田秀則
映 画 そのドキュメンタリーは面白いか? 春田 実
写 真 震災写真-表象不可能なものへの希求 大嶋 浩
美 術 境界線上の映画 越後谷卓司
演 劇 君たちは変化する自動的に 山田亮太
テレビ このドキュ2011―このテレビドキュメンタリーが面白い!― 清水浩之
ブック 現在へ――梅山いつき著『アングラ演劇論――叛乱する言葉、偽りの肉体、運動する躰』 岡本和樹
[連載インタビュー]
金子遊のドキュメンタリストの眼〈EYE〉(1) 小泉修吉(グループ現代)
[編集後記]