【News】6月開講★映画を、学ぶ。映画で、遊ぶ。――人と映画を繋げる「シネマ・キャンプ」映画ライター講座&配給・宣伝講座

「シネマ・キャンプ」とは、映画に「より一歩近づきたい」人のための映画講座です。観客として、映画を観るだけでなく、能動的にもう少し映画と関わりたい。でも何から関わっていけばよいのか分からない、という人は意外と多いのではないでしょうか?

もちろん映画を作りたい、という人もいるでしょう。あるいは観た映画について何か書いてみたいという人も。それから自分で選んだ映画を映画館で上映してみたいという人もいるかもしれません。

シネマ・キャンプは、そんな風に思っている人たちと映画を繋ぐキャンプ場です。そこには映画に携わる人たちが、それぞれの考えと、思いと、技術を持ってご自身の持ち場で動いています。そんな実践の場に身を置いている人の言葉や考えを知ることで、みなさんがどのような形で映画と関わっていくかの道しるべとなれば幸いです。

しかし、キャンプというからには、それは魅力的な楽しいものでなくてはなりません。講師の方々、そして受講される皆さん全員で、映画の森に深くわけ入り、思いも寄らぬ豊かな発見と驚きを共有して頂ければと思います。

なおneoneo編集委員からは、金子遊・萩野亮(映画ライター講座)、大澤一生(配給・宣伝講座)が講師として参加します。金子・萩野講座では、当サイト「neoneo web」での執筆枠を設けてお待ちしております。

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|vol.1 映画ライター講座

この講座では、全14回の講座を通して、「映画について考え、文章を書くことの本質とは何か」ということと、「今、映画に必要な言葉とは何か」ということを、最前衛で活躍する「映画文筆家=批評家=ライター」の方々を招いて、皆さんと共に考える場としていきます。 同時にそれらの文章をどういった方法で読者に届けるのが可能かを考察し、最終的には、受講された有志の皆さんと講師陣が一緒に、文章を発表する新たなメディアを作り出すことも目指します。

スケジュール
日程 前期・基礎編7回、後期・実践編7回(通し14回) ※原則として毎週月、木
時間:19〜21時

※前期のみ、後期のみ受講のご要望にお応えして、一期でも完結するカリキュラムに組み替えました。勿論、通しで受講することも可能です。
それに伴い受講料を引き下げました(下記)。

会場
笹塚区民会館ほか

講師
千浦僚、寺岡裕治、金子遊、結城秀勇、萩野亮

定員・料金
30名まで 
全14回通し ¥39,800  → ¥35,000(税込み)
※前期、後期のみ ¥21,000 → ¥19,800(税込み)
支払方法:一括払い・銀行振込

応募〆切
5月18日(日)24時 ★お申込みはこちらから

|カリキュラム

<前期・基礎編>

◆基礎編課題
講師5名が、現在レンタルDVD店などで借りて観ることができる映画を、それぞれ1本、計5本選んで貰い、それを6月2日の第一回の講座で発表します。講義を受ける過程で、その5作品の中から1作品についての1200字程度の文章を作成して頂きます。その文章は、批評、感想、作品紹介、エッセイなど形式は問いません。映画に関する魅力的な文章を書くことを目指します。総評では、それを各講師に読んでもらい講評します。優秀な書き手であれば、neoneo、nobodyなど講師が編集を務める媒体(メディア)への掲載も検討します。

第1回 6月2日(月) 映画史・批評史・映画批評史概説 
講師:千浦僚
第一回講座は、今後「映画の森」を歩くのに役立つであろう【史的マップ】を解説します。映画史・批評史・映画批評史を横断することで、現在の自分たちがどの場所にいて、何を書くべきなのか、その道しるべとなる考え方を意識するための講座です。※課題作品の発表 

第2回 6月5日(木) 告白的俳優論 
講師:寺岡裕治
※本講座に関しては、講師の意向により授業内容に関しては伏せさせていただきます。何卒ご了承ください。

第3回 6月9日(月) 映画ファンからプロの観客へ変身!!~何を見て、何を書くのか~ 講師:金子遊
映画を観て書くということは、ただ観客として漫然として観ているだけではありません。映画の何を観て何を書くのか。その違いが映画ライターとしての分かれ目ともいえます。この講座では、その違いを教えると共に、ライティングに関しての基礎講座を行います。

 第4回 6月12日(木) SNS時代の批評-「見る・話す・書く」一般論 
講師:結城秀勇
セルジュ・ダネーの講演やジャン・ルイ・シェフェールの『映画を見に行く普通の男』をとりあげながら、映画についてなにか言葉を持つようになるきっかけの映像と観客としてどう出会うか、またそこから言葉を書くまでのプロセスについての講座です。

第5回 6月16日(月) 批評としてのドキュメンタリー  
講師:萩野亮
ドキュメンタリーについて書くこと。それは言葉で言うほど容易いものではありません。物語ではなく出来事を記録したドキュメンタリーに関して、どういう切り口から語り、批評するのか。この講座ではフィクションとは一味違う語りについて学びます。

第6回 6月23日(月) 配給宣伝から見る<映画をめぐる言葉>について  
講師:カプリコンフィルム(吉川、岩井)
映画を公開するときに作るチラシやマスコミに配るリリースなど、まだその映画について語る言葉がない状態から、言葉を作りあげていくのもライターの仕事です。この講座では、ある作品の「イントロダクション」や「あらすじ」などを実際に作成して貰います。
※この回に前期課題を提出していただきます。

第7回6月26日(木) 総評 
講師:千浦僚、寺岡裕治、金子遊、結城秀勇、萩野亮

<後期・実践編>

◆実践編課題
現在「映画館で公開中の映画」の中から、講師5名がそれぞれ1本、計5本を選び、6月30日の第一回の講座で発表します。講義を受ける過程で、その5作品のいずれか1作品についての映画評、あるいは映画批評を書くことをめざします。字数は2000字以上であること、上限字数は問いません。総評では、それを各講師が事前に読んで講評します。優秀な書き手であれば、neoneo、nobodyなど講師が編集を務める媒体(メディア)への掲載も検討します。

第8回 6月30日(月)  誰でも即デビューできるライター術 
講師:金子遊
あなたがデビューしていないのは、「きっかけ」がなかっただけかもしれません。ネットやSNSの活用方法、マスコミ試写会への潜入術、編集部への企画の持ちこみ、評論賞受賞のコツなど、明日からフリーライターとして、レビューやインタビューで活躍するための「ここだけの秘術」を伝授します。

第9回 7月3日(木) 不自由と苦痛……果てには死。 
講師:寺岡裕治
※本講座に関しては、講師の意向により授業内容に関しては伏せさせていただきます。何卒ご了承ください。

第10回 7月7日(月) SNS時代の批評-「見る・話す・書く」具体論 
講師:結城秀勇
アーロン・ソーキン脚本の近作2本+α、『ソーシャルネットワーク』『マネーボール』(+「ニュースルーム」第一シーズン)をとりあげて、新しい映画の語りについて考えます。もはやアクションと呼べるようなものが起きず、というか情報を処理することをアクションに変えていくようなこれらの映画について、映画の言語もどのように変化すべきかと言った論点でお話する講義です。

第11回 7月14日(月) 映画から、書くことへ。~ライティングfor生活全般 
講師:千浦僚
映像と音響の表現である映画について「言葉で書く」「言葉を書く」ことから出発し、映画だけでなくあらゆる文化・芸術、果ては生きることそのものにまで拡がるコミュニケーションや思考の主要ツールである言語の扱いをより意識的に捉え直します。

第12回 7月17日(木) ドキュメンタリーとしての批評 
講師:萩野亮
「記録する」メディアとして映画をとらえれば、映画について書くという行為もまた「記録する」ことと言えます。この回では、映画について書く行為が、それ自体でドキュメンタリーであるということの可能性について焦点をあてて考察します。

第13回 7月24日(木) 
講師:特別ゲスト
※この回に後期課題を提出していただきます。

第14回 7月28日(月)  総評 
講師:千浦僚、寺岡裕治、金子遊、結城秀勇、萩野亮

|vol.2 配給・宣伝講座

この講座では、映画が完成してから宣伝をして映画館で上映するまでの流れを、実際の配給宣伝された映画を例として取り上げながら、分かりやすくお伝えします。配給宣伝の仕事に興味がある方、あるいは映画祭や特集上映などを企画したいと考えている方に最適な講座です。

ゲスト講師にはドキュメンタリーやフィクションなど様々ジャンルの映画を手掛けている配給宣伝の方をお呼びして、普段の仕事のことや、ここでしか聞けないお話を伺います。

スケジュール
日程: 7月1日~8月5日 ※毎週火曜日に開催/全6回
時間:19〜21時

会場
笹塚区民会館ほか

講師
猿田ゆう(ウッキープロダクション)、大澤一生(ノンデライコ)、渡辺祐一(東風)、カプリコンフィルム

定員・料金
30名まで
料金:¥19,800(税込み)
お支払方法:一括払い・銀行振込

応募〆切
6月15日(日)24時  ★お申込みはこちらから

|カリキュラム

第1回 7月1日(火) 講義1:映画が作られてから映画館で上映されるまで 
講師:カプリコンフィルム(吉川、岩井)
ハリウッド・メジャーなどの大手の映画作品は、基本的にはシネコンなどで上映されることが前提で作られています。しかしそれとは別に、いわゆるミニシアターでかかるようなアート系映画、あるいはドキュメンタリー、インディーズ映画などはどのように上映されるまでの道のりを辿るのでしょうか?本講義では、いわゆる単館系映画の公開までの手順を分かりやすくお話しします。

第2回 7月8日(火) 特別ゲストトーク①:猿田ゆうさん 
ここ数年とくに注目を集めているジャンルがドキュメンタリー映画です。ポレポレ東中野やユーロスペースといったミニシアターで上映される話題のドキュメンタリー映画を数多く手掛けているウッキープロダクションの猿田ゆうさんをお招きしてお話を伺います。「配給宣伝をやろうと思ったわけでなく、自然の流れでこの仕事をやるようになった」と語る猿田さんは、独立独歩で数々のドキュメンタリーを手掛けるようになりました。そこでの苦労は並大抵のものではなかったはずです。そんな猿田さんに、ご自身の配給宣伝の道のりをたっぷり語って頂きます。

第3回 7月15日(火) 講義2:映画を配給する 
講師:カプリコンフィルム(吉川、岩井)
「映画配給」って何をするのでしょう?名前くらいは聞いたことがあっても、実際に配給会社というところがどういった仕事をしているのか、具体的に分からない人が多いのではないでしょうか?しかし映画を公開するのに配給はとても重要なお仕事です。いくら宣伝を頑張って、作品が大いに話題になったとしても配給がうまく機能していないと作品をヒットさせることはできません。配給は映画を外に出す大きな船のようなものなのです。この講義では、そのお仕事の内容を具体例を示しながら分かりやすく説明します。

第4回 7月22日(火) 特別ゲストトーク②:大澤一生さん 
日本映画学校(現・日本映画大学)で安岡卓治さん、原一男さんなどのドキュメンタリー作家に師事した大澤さん。プロデューサーとしては野本大監督『バックドロップ・クルディスタン』、小野さやか監督『アヒルの子』、小谷忠典監督『100万回生きたねこ』などの名ドキュメンタリーを多く世に送り出してきました。大澤さんは、製作だけに留まらず、それらの作品の配給から宣伝活動までも行っています。言わば作品がまだ生まれる以前から、世の中に送り出すまで、辛抱強く丁寧に付き合っていきます。トークではその工程についてじっくりお話し頂きます。

第5回 7月29日(火) 講義3:映画を宣伝する 
講師:カプリコンフィルム(吉川、岩井)
観客に見られることで映画は最終的に完成します。映画が見られるために必要なのが「宣伝」です。予算が沢山ある映画なら、華々しくテレビCMを打ったり、吊広告に出したり、新聞の一面を使って映画のPRをしたりします。しかし、ミニシアター系の映画にはそんな予算はありません。ではどうするとより効果的な宣伝ができるのでしょう?それには明確な回答はありませんし、個々の作品によってもやり方は千差万別です。本講義では予算の少ない中で、どのように作品の知名度を上げ、お客さんを呼ぶのか?その方法や考え方を具体例を示しながらお話しします。

第6回 8月5日(火) 特別ゲストトーク③:渡辺祐一さん
想田和弘監督『選挙2』、松林要樹監督『祭の馬』、森﨑東監督『ペコロスの母に会いに行く』(2013年キネマ旬報、日本映画第1位)、三上智恵監督『標的の村』(同 文化映画第1位)などの話題作を、次々と送り出している配給宣伝会社「東風」の渡辺祐一さんをゲストにお迎えします。東風の手掛ける作品は、どれも社会にインパクトを与えるような刺激的な作品ばかり。東風は、そういった商業的には難しいと言われる作品を多く手掛けながら、企業としての結果も出し続けています。この会社に、立ち上げから関わっている渡辺さんに、これからの映画業界で生き抜くためのヒントをお聞きします。

|注意事項 ※必ずお読みください。

●応募締切を過ぎても応募が10名未満の場合は、本講座は中止とさせて頂きます。既に申し込んだ受講者には返金対応させて頂きます。
●個別の講座へのお申し込みは承っておりません。しかしながら応募締切を過ぎて、定員にまだ余裕がある場合のみ受け付けをする場合がございます。
●入金期日までに入金確認ができた方から先着順で参加が決定し、募集定員に達した時点で締切となります。期日までに入金の無い方は受講できなくなる場合のある事も御了承ください。(万一定員に達した後入金された場合は全額返金致します)
●万一、入金後にキャンセルされる場合は、開講1週間前までにお知らせいただけましたら全額返金いたします。1週間前を過ぎてからのキャンセルは、参加料を返金いたしませんのでご了承ください。

|シネマ・キャンプ

公式HP:http://cinema-camp.jimdo.com
主催:キノトライブ
企画・制作:合同会社カプリコンフィルム
〒151-0071 東京都渋谷区本町1-7-10 ヴィラ初台101
Tel:03-6300-5836 Mail:info@kapricornfilm.net
※お問い合わせはメールでお願いします。