【好評発売中】ドキュメンタリーマガジン「neoneo」#06 総特集 ドキュメンタリーの方法


好評発売中 
ドキュメンタリーマガジン「neoneo ♯06」
総特集 ドキュメンタリーの方法

永久保存版!ペドロ・コスタ監督ロング・インタビュー掲載
(来春公開『ホース・マネー』山形国際ドキュメンタリー映画祭2015大賞受賞)

映画・テレビ…現場の最前線から、ドキュメンタリー映画史に輝く「風の作家」まで
ありとあらゆる角度から語られる<ドキュメンタリーの方法>

全国大型書店、ミニシアター、ミュージアムショップ等で発売中
確実でおトクな通信販売も!


neoneo #06[2015  Winter]

総特集 ドキュメンタリーの方法
【特集1】ドキュメンタリーのつくりかた〜企画・撮影・編集・公開まで〜  
【特集2】巨匠 ヨリス・イヴェンスの方法  
巻頭インタビュー ペドロ・コスタ(山形映画祭大賞受賞作『ホース・マネー』)
映画評論大賞2015 結果発表!

 A5版130ページ 1000円+税
ISBN978-4-906960-05-7
2015年12月18日発売

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[Contents]

【巻頭インタビュー】
ペドロ・コスタ(映画作家)黒人移民の共同的な記憶をたどる『ホース・マネー』 
※山形国際ドキュメンタリー映画祭2015大賞(ロバート&フランシスフラハティ賞)

【特集①】ドキュメンタリーのつくりかた 〜企画・撮影・編集・公開まで〜

今回の特集は、ずばり、ドキュメンタリーの「つくりかた」。
ドキュメンタリーのアイディアが生まれ、撮影に進み、無事完成して観客の前で上映(放送)されるまでには、どのような人たちが関わり、どのような仕事に何を考えながら取り組んでいるのでしょうか。
ひとりですべてをやってのける映像作家から、テレビ局で企画の実現に奔走するプロデューサー、映画学校を卒業したばかりの新人監督、1つの分野を極める技術者まで、企画、撮影、編集、録音、資金調達、配給宣伝……それぞれの現場から届けられた最新の〈方法論〉を紹介し、ドキュメンタリーの制作プロセスを可視化します。

[図解]
チャート式 ドキュメンタリーのつくりかた〜あなたに向くのはこんな道〜
インタビュー[企画・製作]
「映画も。テレビも。両方作るのは時代の必然」
橋本佳子(ドキュメンタリージャパン・プロデューサー)

論考[企画・製作] 
キドアイラクの共感が企画を発進させる! 
日笠昭彦(前「NNNドキュメント」プロデューサー/創造の森 代表)

コラム[演出]
ドキュメンタリーのAD 佐藤寛朗(neoneo編集室)
論考[演出]
地方テレビ局だから出来た二十六年間の長期取材 映画『夢は牛のお医者さん』 
時田美昭(テレビ新潟報道部)

エッセイ[演出]
『桜の樹の下』が完成するまで 田中圭(映像作家/YIDFF 2015で上映)
エッセイ[演出]
ノイズ/film.factory/鉱(あらがね)小田香(映像作家/YIDFF 2015で上映)
コラム[演出]
土足力とビョーキ 金田浩樹(ニコニコ生放送『ドキュメンタリストの穴』ディレクター)
論考[演出]
あえかなる部屋 内藤礼と光たち——カメラの他者性が暴いたアートの本質と、触覚としてのカメラ 中村祐子(映像作家/テレビマンユニオン)
論考[撮影]
ドキュメンタリーに立つカメラマン 辻智彦(キャメラマン)
論考[編集]
ドキュメンタリー映画における編集者の役割 秦岳志(映画編集)
インタビュー[アフレコ]
『情熱大陸』のナレーション 窪田等(『情熱大陸』ナレーター)
コラム[録音]
ドキュメンタリーの音 黄永昌(録音)
コラム[構成]
構成作家からひとこと 若木康輔(構成作家)
インタビュー[上映]
「面白いが一番の基準。でもそれだけじゃないよね」 大槻貴宏(ポレポレ東中野支配人)
論考[公開]
MotionGalleryの五年間を振り返って〜ドキュメンタリー映画にクラウドファンディングが与えた影響と課題〜 大高健志(MotionGallery代表取締役)
論考[配給宣伝]
僕らなりの理説はあるのですが 渡辺祐一(合同会社東風)
コラム[教育]
映画としてのドキュメンタリー制作の授業 藤田修平(映像作家)
コラム[教育]
ドキュメンタリーの教育機関 岡村亜紀子(neoneo編集室)
記録[自主製作]
ドキュメンタリーが立ち上がるとき——山形に集団移住した小川プロ 
伏屋博雄(元小川プロプロデューサー)

コラム[映画祭]
ドキュメンタリーの経由地〜映画祭に応募しよう~ 
神原健太朗(シネマ・メディエーター)

【特集②】巨匠ヨリス・イヴェンスの方法

オランダに生まれ、スペイン、ソ連、中国、ベトナム、米国、チリ…世界中を旅しながら76年間、記録映画を撮り続けた映像作家、ヨリス・イヴェンス(1898-1989)。その肖像と軌跡を、さまざまな論考にて紹介します。代表作『雨』や『北緯17度』、そして日本と縁深いあの作品……真のドキュメンタリー映画の巨匠の、創作の秘密に迫ります。

作家ガイド 
イヴェンス小伝 若林良(映像批評)
エッセイ 
記憶のヨリス・イヴェンス特集 小野聖子(YIDFF ’99 イヴェンス特集コーディネーター)
作品論  
映画の韻律性・音楽性 〜ヨリス・イヴェンス『雨』をめぐって〜 原將人(映像作家)
作家論  
《風の王子さま》——ヨリス・イヴェンスの肖像 岡田秀則(映画研究者)
作家論  
個々の「形式」にひしめく複数の「形式」 菊井崇史(詩・批評・写真)
論考  
雨、そしてアムステルダム──ヨリス・イヴェンスの映画術 千葉文夫(早稲田大学教授)
論考 
戦時の人類学 イヴェンスとベネディクト 金子遊(映像作家・批評家)
作品論 
イヴェンス「一九六八年」―『北緯17度』をめぐって― 北小路隆志(映画評論家)

映画評論大賞2015 結果発表!

受賞作、佳作、奨励賞の発表
受賞者プロフィール 選評 
波多野哲朗、村山匡一郎、金子遊 
受賞作 國民的アイドルの創生――AKB48に見るファシスト美学の今日的あらわれ 
伊藤弘了
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