渋谷シアター・イメージフォーラムにて『シリア・モナムール』絶賛公開中!
連日、豪華トークゲストが登壇!
この度、2014年カンヌ国際映画祭でシネフィルに深い衝撃を与え、昨年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で世界中のドキュメンタリストと、国内のドキュメンタリーファンを絶句させ優秀賞を受賞した『シリア・モナムール』が18日(土)よりシアター・イメージフォーラムで公開しました。本作品は、2011年に勃発したシリア内戦の初動をシリアの人々が内部から撮影し、その映像をパリに亡命中のシリア人監督がつなぎ合わせた映画です。映画を見た多くの人から「今年の最も衝撃的な作品!」という声があがり、徐々にその話題が広がっています。
以下の日程で劇場トークイベントを開催し、各界の専門家に映画とシリアについて語っていただきます。ご興味のある方は是非、イベントへご参加ください。
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【劇場トークイベント スケジュール】
6月30日(木)13時からの回終了後 *14:36~14:55まで
三浦哲哉さん(映画批評家、青山学院大学文学部准教授)
→「サスペンス映画史」「映画とはなにか:フランス映画思想史」の著者。本作の映画としての特異性、二人のやり取りで出来た映画の可能性を話していただきます。
7月1日(金)13時からの回終了後 *14:36~14:55まで
原一男 映画監督、大阪芸術大学映像学科客員教授
→ドキュメンタリー監督として本作品を心のそこから恐れたという原一男さん。映像を撮る者だからこそ、その真実に感じる恐怖。
7月2日(土)13時からの回終了後 *14:36~14:55まで
青山弘之さん(東京外国語大学教授)
→シリア情勢についてのコメントで度々メディアに出演。映画が映している当時のシリア情勢と現在の情勢について解説をしていただきます。
7月6日(水)19時からの回終了後 *20:36~20:55まで
綿井健陽さん (映画監督『イラク チグリスに浮かぶ平和』)
→フリージャーナリストとして戦地取材の経験豊富。戦場と、戦場から生まれてくる映画について語っていただきます。
7月7日(木)15時からの回終了後 *16:36~16:55まで
伊藤俊治さん(美術評論家、写真評論家、美術史家、東京藝術大学先端芸術表現科)
→写真史や美術史などメディアについてこれまで数多くの評論を書かれてきた美術史家に、映像による革命と言われている「アラブの春」と、メディアとしての映画(本作品)について語っていただきます。
7月8日(金)13時からの回終了後 *14:36~14:55まで
高遠菜穂子(エイドワーカー、イラク支援活動)
→戦地では戦争に関係のない市民の方々が多く被害にあいます。弱者に寄り添い続ける高遠さんに戦争の惨さと現実を語っていただきます。
7月11日(月)15時からの回終了後 *16:36~16:55まで
ナジーブ・エルカシュさん(シリア人ジャーナリスト)
→シリア内戦は今世紀最大の人道危機問題と言われています。
7月13日(水)13時からの回終了後 *14:36~14:55まで
塚越健司(情報社会学研究/TBSラジオ『荒川強啓デイ・
→
7月18日(月・祝)13時からの回終了後 *14:36~14:55まで
きりばやしひろきさん(音楽家/「叫ぶ詩人の会」/「楽器挫折者救済合宿」主宰。)
→極限においても人は創造力を発揮できるのか?戦場における芸術、そして想像力について音楽を中心に語っていただきます。
【映画情報】
『シリア・モナムール』
監督/脚本:オサーマ・モハンメド、ウィアーム・シマヴ・ベデルカーン
2014年/シリア、フランス映画/96分/カラー/16:9 4:3/5.1ch/アラビア語/日本語字幕:中沢志乃
協力:山形国際ドキュメンタリー映画祭 後援:公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本 配給・宣伝:テレザとサニー
シアター・イメージフォーラムにて公開中!!
公式サイト:http://www.syria-movie.com/