【連載】「ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー」第19回『ランウェイ33R』


http://batemanimation.com/books/medshop/ Viagra Online 今年で開港85年の羽田空港。35年前、50周年を記念するLPが作られていた。 buy crestor 20 mg online 今はなき滑走路「33R」が主人公のドキュメント。

Buy generic cialis 飛行機ではなく空港メインの、珍しい一枚 http://buyviagrageneric.com/ Buy viagra online

廃盤アナログレコードの「その他」ジャンルからドキュメンタリーを掘り起こす「DIG!聴くメンタリー」。今回も、よろしくどうぞ。

まず、イベントの報告をいたします。

6月26日に東中野で行いました「ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー at ポレポレ坐」。御来場いただいた方、ありがとうございました!
合計2回目で、定期化を念頭に入れてだと最初の、聴くメンタリーを聴く会でした。
かけるのは地味なレコードばっかりなので、お通夜みたいになったらどうしよう……と心配だったのですが、思いのほか笑い声がよく出て、ホッとしたなあ。

「次はですね、いささか重いですが、あさま山荘事件の中継を」
「オオーッ」
「どうして、あさま山荘で期待のどよめきが起こるんだよ。客も客だな!」

なんて。またやりますので、よろしくおねがいします。

そういうわけで、当日にかけた盤の一枚を、今回の主役に。

http://adekstudios.com/components/com_webmd/ Buy Viagra Online 『ランウェイ33R』(1981・ポリドール)。昭和6年、1931年に日本初の民間飛行場として開港した羽田空港の、開港50周年記念レコードだ。
200円で買ったのは半年以上前。もっぱら旅客機の離着陸音やアナウンスを収録したLPなのだろう、と高をくくっていたら、パイロットの打ち合わせ、出発前の機内交信、管制室の指示など、ふつうは耳に出来ない舞台裏の録音がたくさん。まさに聴くメンタリーだった。

この連載で取り上げてきた聴くメンタリーへの、僕の態度は、ここまで大きく2種に分けられる。

A:もともと興味のあった分野に関わる、珍しい盤が見つかったぞ。わーい。
B:うーん。ゼンゼン興味が無かった分野だけど、手に入れた以上は勉強しなきゃもったいない……。

本盤はもう、モロにBタイプ。ほぼ生まれて初めて、航空業界について勉強することになった。
なにしろ、何回聴いても、大部分が頭に入ってこない。

845849については6500でお願いします」
「えー、ウインドウが190度から10ノット、1.8キロメーター、80のレインシャワー、1STゼロ、3のST500、7CU800、グランドテンプ24度、ビューポイント23度」

こんなやりとりに関しては、もう、理解できると考えるほうが僭越。書き起こしたこの言葉すら間違っている気がするし。プロがプロの現場で仕事をなさっている……と感心するのみである。

ただ、もう一層、何回聴いても内容が把握できない原因があった。


国際線を成田に譲って、3年後の羽田空港

ここでいったん、音声が収録されている内容を大まかに。

A面

○オープニング構成:飛行音~交信音~空港長のメッセージ~羽田行きモノレールの車内
○航空機の牽引(トーイング)作業
○ロビーのインフォメーション数種
○羽田に国際線があった当時のインフォメーション
○出発前のパイロット、飛行計画の打ち合わせ
○チケット・カウンターと搭乗口
○エアポート・バス

B面

○羽田に国際線があった当時のエアポート・バス
○出発前のコックピットの準備、点検
○管制室
○ATIS(気象状況などを無線で航空機に伝えるシステム)
○航空会社の社内交信
○騒音対策室
○エピローグ:離陸

全体には、1台の飛行機がフライトに至るまでのプロセスを、お客さんを迎える側と実際に飛行する側の両サイドから追った、なかなかいいストーリーだ。
パイロットとディスパッチャー(運行管理者)とのやりとりなど、具体的にはサッパリでも、ナマで録ったものならではの臨場感がある。羽田空港のチャイム音はドミソドで、成田国際空港はソドミソ、という比較も面白い。随時、インフォメーション・アナウンサーやATIS担当者、管制官のインタビューも挿入される。

それに、国際線が成田に移動する前の録音を多めに収録しているのも長所。羽田は一度、国内線専用空港(中華航空を除く)になっている。それから約3年後の発売だから、メモリアルとしても価値がある。

でもねえ、なんとも、ダメなのである。作品としては。
ここを紹介したら次はここ、という流れに徹底してメリハリが無い。話のポイントが定まらないまま続くインタビューが、急にフェイドアウトしたかと思うと、強引にロマンティックな音楽が始まったりして。
「これは貴重な録音だとワタシは熟知しているし、マニアも分かる。だから説明は不要!」と突っぱねているフンイキでもないんですよ。かえって、それぐらい美意識が強いほうが、狙いがクッキリしていて納得しやすい。この盤の場合、そこまで考えが至っていない人の良さ、視野の狭さを感じる。

いちばん近いのはアレ。シニアのビデオ愛好家が熱心にYouTubeにアップする、海外旅行や登山の映像。
ロケーションは素晴らしいし、機材もプロがうらやむほど立派。足りないのは「自分が見せたい絵だけ漫然とつなげても作品にはなりませんよ」というアドバイスを聞き入れる耳だけ、というやつ。まあ、面と向かっては言いにくいけどさ……。

▼Page2  未知の大物聴くメンタリスト、武田一男 につづく