【News】11/19-25 一週間限定企画!エンサイクロペディア・シネマトグラフィカを見る@ポレポレ東中野 


20世紀の世界中の人びとの暮らし

生きものの生態を記録した映像の百科事典

この映像百科は1952年にドイツ・国立映画研究所で始まったプロジェクトで、
世界中の人間の生活習慣、音楽や祭り、生きものの生態がつぶさに記録されました。

私たちの日常はいま、格段に便利になりましたが、あらためてこの映像群を見ると、
電気もガスもない時代の生活も豊かなものに見えてきます。
また、様々な災害を目の当たりにした日本でのこれからの暮らしを考える上で、
「生きるために本当に必要なものはなにか?」という根源的な問いに対する
答えを含んだ貴重な映像群となっています。

劇場初公開を記念し、博物学者の荒俣宏さん、
探検家の関野吉晴さん、生命誌研究家の中村桂子さんほか、
各方面で活躍中の方々が選んだ作品を解説付きで日替わり上映します。

【日時】2016年11月19日(土)〜25日(金) 連日19:00〜
【会場】ポレポレ東中野 03-3371-0088
【料金】2,000円(一律)チケットぴあでも発売中(Pコード:556-138)

【プログラム/ゲスト】

11/19(土)「一から自分で作る暮らし」
ゲスト:関野吉晴(探検家)
11/20(日)「異形のモノがやってくる世界の祭」
ゲスト:赤坂憲雄(民俗学者)
11/21(月)「生きものの驚異と不思議」
ゲスト:荒俣宏(博物学者)
11/22(火)「糸 世界の植物を紡ぐ」
ゲスト:眞田岳彦(衣服造形家)
11/23(水)「世界音楽入門」
ゲスト:U-zhaan(タブラ奏者)×長島りかこ(グラフィックデザイナー)
11/24(木)「食べているのは生きものだ」
ゲスト:森枝卓士(写真家)×高田ゆみ子(翻訳家)
11/25(金)「自然へのまなざし、その歩み」
ゲスト:中村桂子(生命誌研究者)×石原あえか(ゲーテ研究家)


【エンサイクロペディア・シネマトグラフィカとは?】

世界中の記録をの集積をめざした映像による百科事典。
1950年代〜80年代まで、現在は失われた暮らしの技法や儀礼などの
貴重な記録を含む映像アーカイブが制作されました。
日本では70年より下中記念財団によって、映像が管理・運用されてきました。
現在、本家ドイツのプロジェクトは解散となり、
16mmフィルムという記録媒体が障壁となり上映機会はほぼ途絶えていました。
今回の劇場公開に向け全3000タイトルのうち、
約400タイトルが現在デジタル化され、貸出も同時にスタートしています。

詳しくはオフィシャルサイト
http://ecfilm.net/ をご参照ください。

■企画:下中邦彦記念映像活用委員会 / EC活用プロジェクト
■主催・映像提供:公益財団法人下中記念財団

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