【News】10/7・10/8開催!ワカキコースケのDig!聴くメンタリー ~ヤマガタ出張編~ ~Dig ! Documentary Records~

ワカキコースケのDig!聴くメンタリー~ヤマガタ出張編~
~Dig ! Documentary Records~

音楽以外の「ドキュメンタリー・レコード」をご紹介する好評イベントがヤマガタで出張開催!

時事問題、講演、乗り物、スポーツ、動物、etc...映像ソフトがなかった時代の遺物「ドキュメンタリー・レコード」1枚1枚紐解くと昭和という時代が見えてくる「音楽以外」のジャンルレコードを、マジメに楽しくお聴かせします!

◆出演
DJ:ワカキコースケ
(若木康輔)
助手:大澤一生(nondelaico)・小林和貴(クオリアノート)

◆開催日
①〈音で20世紀を駆けある記〉
10月7日(土) 21時00分開演(20時30分開場)
②〈聴くメンタリー傑作選〉
10月8日(日) 21時00分開演(20時30分開場)

◆会場
BOTA theater
(BOTA Coffee 2階イベントスペース)
山形市七日町2-7-18/※ナナビーンズ裏、「洋傘のスズキ」の看板が目印

tel: 023-666-6659/http://bota-coffee.com/

◆料金
1,500円(1ドリンク付)

◆問い合わせ
ノンデライコ(大澤)
090-9304-3275
nondelaico777@yahoo.co.jp
 


会場の「BOTA theater」入口


レコードなのに音楽じゃない、
ドキュメントなのに映像じゃない―
ドキュメンタリーを「聴く」本邦初のイベント。
珍盤迷盤稀少盤、バンバンかけますヤマガタ!

ワカキコースケ (聴くメンタリスト) 

もともと、少ない小遣いをはたいてアイドル歌謡を買う子どもの時から、音楽じゃないレコードが気にはなっていたのです。

ケネディ大統領の就任演説、月面着陸に成功したアポロ11号の通信記録、長島茂雄の引退あいさつ……そんなものが、なんでわざわざ売り物になって、お店の棚の隅にあるのかなって。80年代も半ばになると、メディアはビデオとCDに一気に代替わり。疑問は、いつしかすっかり忘れていました。いや待てよ、レコードの世界にもドキュメンタリーは存在していたぞ。ビデオのない時代の音を記録する、格好の媒体だったのでは、と気付き直したのはつい数年前のことです。

それから、廃盤になったままのドキュメンタリー・アナログを少しずつ買い集め、1枚ずつ吟味しては内容を紹介する「ワカキコースケのDIG!聴くメンタリー」の連載を2014年からneoneoのウェブサイトで始め、実際にお客さんに聴いてもらうイベントも行ってきました。

レコードとは本来、エジソンが自分の声を吹き込む実験に挑戦した時から、記録という意味。聴くメンタリーには、映画とはまた別の地平からドキュメンタリーの存在意義を問えるだけの性質と面白さがあると思っています。

要はですね、わざわざ古いレコードを掘り出して、今時はYouTube に映像が上がっている事物の音だけを聴くのって、ムダな遊びとして妙に面白いんですよ! 今回、山形県まで出かけて国際ドキュメンタリー映画祭開催中にやるのは、わざわざの究極。映画漬けになっている観客のみなさん、ぜひ「聴く」ほうもお楽しみください。

●10月7日は〈音で20世紀を駆けある記〉

エジソンの初めての吹き込み、1906年のサンフランシスコ大地震(の再現)、レーニンの演説、226事件「兵に告ぐ」や、戦後のトピックである60年安保闘争、東京五輪、猪木VSアリ、王さんの756号、スーパーカーブームなどなど。20世紀をレコードだけでたどる、音の走馬燈ナイトです!

●10月8日は〈聴くメンタリー傑作選〉

これまでのイベントで特に反響が大きかった音をまとめてお聴かせします。全国の鐘の音を集めた『梵鐘』、博徒の正しい挨拶を録音した『日本仁義全集』、ハノイ爆撃を決死で現地録音した『空襲下の北ベトナム』に、イタコのおばあさんの声が染みる『実録・恐山』など。名盤揃い!