【News】8/30まで募集 山形ドキュメンタリー道場 2019 募集のご案内


ドキュメンタリー・ドリームセンターでは、アジアのドキュメンタリー制作者の育成、多様性に富んだ映画文化の創出、多面的な国際文化交流を継続的・長期的に育てていくことを目指して、「山形ドキュメンタリー道場」を主宰しています。
このプロジェクトは、ユネスコ創造都市ネットワークの「映画」分野に認定された山形市の誇る「山形国際ドキュメンタリー映画祭」、「山形ドキュメンタリーフィルムライブラリー」、40年前から盛んに行われている地域の自主上映活動、映画を通した社会包摂運動など、この地の映画文化と協働しながら、その活用と国内外への発信も目的としています。

今年も「山形ドキュメンタリー道場」を開催します。
「山形ドキュメンタリー道場2019」の日本を拠点にする映像制作者の募集は、以下の2種類です。

(A)山形ドキュメンタリー道場ワークショップの参加者
  (2019年11/8~11/11)5名
(B)シンガポールでの4週間のアーティスト・イン・レジデンス(AIR)参加者
  (2020年2月~3月)1名

 (B)は、今年あらたに加わった交換プログラムです。今年はシンガポールのアートスペースObjectifsと提携し、日本からシンガポールへ、シンガポールから山形へ、映像制作者各1名を4週間派遣します。

山形ドキュメンタリー道場2018については→ https://ddcenter.org/dojo2018-1/
参加者のコメント→ http://ddcenter.org/workshops/dojo2018-6/

<募集要項チラシダウンロード>【表】 【裏】
<neoneo参考記事>
【Report】「山形ドキュメンタリー道場2018」に参加して text 田中健太


(A)山形ドキュメンタリー道場のワークショップ(募集人数5名)

参加者は、AIR(アーティスト・イン・レジデンス)「山形ドキュメンタリー道場2019」に長期滞在するアジアの映像制作者や招待メンター(講師)と温泉旅館で寝食を共にし、ドキュメンタリーについて考え、語り合い、制作中のドキュメンタリー企画を発表、国際色豊かなグループで討論するなかで自分の作品を見つめなおす機会を得ます。

講義やメンター作品の上映、各自の企画をめぐるワークショップなどプログラムが組まれ、露天風呂や湖畔散策で交流を深める時間も予定されています。

◎概要
【日程】11/8(金)~11/11(月) 〈3泊4日〉
【応募締め切り】8月30日(金)23:30必着。
 ※9月30日までに選考結果を通知します。
【参加費】 35,000円

(含:東京都区内と山形間の往復新幹線代〈または同等の旅費〉、山形駅から蔵王温泉への往復移動費、宿泊代3泊、食事朝夜各3回、全講座・プログラム)
【募集人数】 5名
【メンター(講師)】後日発表
【宿泊先】蔵王温泉 松金屋アネックス
 http://matukaneya.com
【応募資格】
1:当ワークショップの期間に製作中のドキュメンタリー企画があること
2:日本語または英語でコミュニケーションできること
3:全日程参加できること
【応募方法】
氏名、住所、電話、メールアドレス、年齢、略歴、英語能力の自己評価
・なぜ「山形ドキュメンタリー道場ワークショップ」に参加したいか(200字程度)
・現在取り組んでいる映像作品の概要(800字程度)
 ※過去作品、現作品のサンプル映像がある場合は、オンライン視聴リンクで提出してください。

★応募締め切り:2019年8月30日23:30必着。9月30日までに選考結果を通知します。
★応募は無料です。
★問い合わせ・応募先:docs@ddcenter.org
★件名に「応募 山形ドキュメンタリー道場2019」と記してください。
★何でこの募集についてお知りになったかを一言お書き添えいただければ幸いです。
【問い合わせ先】
応募に関する問い合わせはE-mailで受け付けます。

ドキュメンタリー・ドリームセンター

Email: docs(atマーク)ddcenter.org
〒160-0005東京都新宿区愛住町22 第3山田ビル6F
シネマトリックス内 DDセンター

http://ddcenter.org/


(B)Objectifs / Yamagata 交換レジデンシー(募集人数1名)

日本を拠点にする映像作家が、シンガポールに4週間滞在し、映像作品の創作活動に従事するアーティスト・イン・レジデンス事業です。シンガポールでの受け入れ機関は映像・写真のアートスペースObjectifsが担当し、宿泊先の選定や現地での創作活動に関する相談に応じます。滞在中は決まったプログラムはなく、自由に創作活動を行えますが、滞在期間中に一般公開の成果発表会に1回以上参加していただきます。

なお、(A)「山形ドキュメンタリー道場のワークショップ」の参加希望者が優先される可能性があります。

交換プログラムとして、シンガポールの映像作家1名が「山形ドキュメンタリー道場2019」に4週間滞在します。

◎概要
【滞在期間】2020年2月~3月の28日間(日程については話し合いにより決定)

【応募締め切り】2019年8月31日 【ウェブの英語フォームで申請】
【応募先】
https://www.objectifs.com.sg/the-objectifs-yamagata-artist-residency/
募集人数】 1名

◇OBJECTIFS / Centre for Photography and Film
https://www.objectifs.com.sg/
 これまでのレジデンシーについて: https://www.objectifs.com.sg/tag/residency/
◇ドキュメンタリー・ドリームセンター 
http://ddcenter.org/
 これまでの国際ワークショップ事業について:http://ddcenter.org/workshops/

【レジデンシー招聘内容】
・滞在中の住空間と作業空間を無償で提供します(場所については応相談)。
・滞在中の制作補助費として500シンガポール・ドルを支給します。
・シンガポールへの国際渡航費、国内旅費、食事、日常生活の経費、助手・スタッフへの謝金は、自費負担です。

【応募資格】
1:映像制作に携わる映像作家・アーティストであること
2:日本を拠点としていること(日本に定住所がなくてはならない)
3:パスポートの有効期限が渡航日程を含め6ヵ月以上先まで(2020年7月以降まで)あること
4:英語でコミュニケーションが取れること
5:健康状態が良好であること

【応募締め切り】
+ Objectifs のウェブフォームから応募すること
+ 応募締め切りは2019年8月31日 
+ 不完全な書類は受理されません

【応募手続き】
このサイトから英語で応募の手続きをしてください。
https://www.objectifs.com.sg/the-objectifs-yamagata-artist-residency/

1:シンガポール滞在中に手がけるドキュメンタリー・プロジェクトの計画書を提出すること。計画書には、計画内容と共に、以下の点も明記してください。
     a: 現在進行中の企画なのか、新たにスタートさせようとしている企画なのか
     b: 主題と取材対象が何なのか
     c: レジデンシー終了時に何を発表する予定か
2:経歴書(画像や動画リンクによる作品資料を含む)を提出すること。
3:アーティストとしての応募者を個人的に知る人による推薦状(1通または2通)を提出すること。

【選考について】
・参加者の選定についてはObjectifsとドキュメンタリー・ドリームセンターが決定します。
・採否結果は9月に応募書類に記されたメールアドレスにご連絡します。
・なお、採否の理由などに関するお問い合わせには一切応じかねます。

【滞在作家と主宰者の間の合意事項】
1 滞在作家は4週間の滞在においてプロジェクトの開発や完成に向けた活動に従事することを約束します。
2 レジデンシー中に開発・制作された作品の著作権は滞在作家に帰属します。
3 レジデンシー主宰者(Objectifsとドキュメンタリー・ドリームセンター)は、作家がレジデンシー中に開発・制作した作品の複製を作り利用する権利を保持します。ただし、利用については協力・助成団体の本事業における支援を広報する等、レジデンシー事業に関連した非営利目的に限ります。なお、複製するビデオクリップや画像には作家クレジットを必ず明記します。
4 滞在作家は、レジデンシー中に開発・制作した作品のクレジットに、「Support」「協力」として「Objectifs / Yamagata Artist Residency」と記します。
5 滞在作家は、レジデンシー終了後、滞在経験についてのアンケート調査に応え、作品のコピーを一部主宰者に納めます。
6 滞在作家は、音楽や脚本などプロジェクトに付随する第三者の著作物の使用許諾を自ら得ることを約束します。このような第三者からのすべての請求に対して、Objectifsとドキュメンタリー・ドリームセンターは一切の責任を負いませんし、滞在作家は主宰者に何らの損害も与えてはなりません。
7 滞在作家が正当な理由なくレジデンシーを全うできなくなった場合、Objectifsはコストの一部または全部を請求する権利を保持します。

※Objectifs / Yamagata 交換レジデンシーの応募・選考・合意事項についてここで日本語にまとめられた内容は、Objectifsのサイトで公開されている英文が原文です。