【Interview】『鉱 ARAGANE』 小田香監督 ボスニアの鉱山という“未知の異世界”とのコミュニケーション

ちょうど2年前、2015年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で初上映され、特別賞を受賞した小田香監督の『鉱 ARAGANE』が、いま劇場公開されている。小田監督には、いちど雑誌「neoneo 6号〜ドキュメンタリーの方法〜

【特集 山形国際ドキュメンタリー映画祭2015】名作たちとの出会いの「追憶」〜倉田剛著『山形映画祭を味わう——ドキュメンタリーが激突する街』text 細見葉介

いま参加している人々は、巨大なタイムテーブルと映画紹介を見比べ、作品を観る順を決めて胸躍らせている頃ではないだろうか。———今年も10月8日より、第14回山形国際ドキュメンタリー映画祭が開催されている。 私は2003年の

【特集 山形国際ドキュメンタリー映画祭2015】「パトリシオ・グスマンとクリス・マルケル」text 金子遊 批評≒ドキュメンタリズム②

ラテンアメリカの9・119・11といえば、2011年にアメリカのニューヨークとワシントンを中心に起きた同時多発テロのことを一般的に意味するが、ラテンアメリカで9・11といえば、人びとは1973年のできごとの方を想起するで

【特集 山形国際ドキュメンタリー映画祭2015】コーディネーターに聞く、今年のヤマガタの傾向と対策② 東京事務局篇

東京事務局に集うメンバー。下列左から、今村花さん、加藤初代さん(アラブ/日本)、小林みずほさん(ラテンアメリカ)、濱治佳さん(ラテンアメリカ)上列左から土田環さん(二重の影)、矢野和之さん(東京事務局代表)、衣笠真二郎さ

【特集 山形国際ドキュメンタリー映画祭2015】 コーディネーターに聞く、今年のヤマガタの傾向と対策① 山形事務局篇

いよいよ10月8日(木)から、山形国際ドキュメンタリー映画祭2015が山形市で開催される。今年で14回目を迎えるこの映画祭は、紛れもなく日本を代表するドキュメンタリーの祭典だが、期間中に上映される作品やイベントは実に多岐