【Interview】伝統人形劇“布袋戯”の来し方行く末――老人形師の想いを包みこむ監督の布袋戯愛 『台湾、街かどの人形劇』楊力州(ヤン・リージョウ)監督インタビュー

楊力州(ヤン・リージョウ)監督 伝統人形劇“布袋戯”の来し方行く末 ――老人形師の想いを包みこむ監督の布袋戯愛 『台湾、街かどの人形劇』 楊力州(ヤン・リージョウ)監督インタビュー (取材・監督近影撮影・文:稲見公仁子)

【Review】生きることに向き合う人たちへ!『ラブゴーゴー』『熱帯魚』(チェン・ユーシュン監督)text 住本尚子

『ラブゴーゴー』 ケーキを食べた時の、あの幸せな気持ちを思い出す。甘さが口の中にどんどん広がっていって、いつしか、すっと消えていく。またあの甘さが忘れられなくて、ふたくち、みくち、と口にほおばる。 『ラブゴーゴー』の登場

【Review】『スーパーシチズン 超級大国民』の日本公開と「台湾巨匠傑作選・2018~ニューシネマの季節」と台湾 text 吉田悠樹彦

ワン・レンの代表作 台湾映画のニューシネマの代表作家の一人のワン・レン監督による『スーパーシチズン 超級大国民』が日本で公開された。この作品はシリーズ3部作<『超級市民』(1985年・日本未公開)、本作(1995年)、『

【Report】公開直前!『台湾萬歳』台湾の撮影地、台東・成功鎮で現地試写会リポート text 田中美帆

さつまいもの形をした台湾の東南部に、カジキの突きん棒漁で知られる港がある。町の人口はおよそ1万5,000人の台東県成功鎮だ。『台湾人生』『台湾アイデンティティー』と日本統治時代も含めた激動の台湾史を、日本語教育を受けた世

【Interview】5/6-15開催。台湾国際ドキュメンタリー映画祭プログラムディレクター・林木材氏インタビュー

前回(第9回)会場の様子 5月6日(金)に第10回という節目の開幕を迎える台湾国際ドキュメンタリー映画祭(TIDF)。そのプログラムディレクターが林木材(Wood Lin)さんです。開幕まであと1週間ほど。プレイベントが

【Review】『台湾新電影(ニューシネマ)時代』台湾ニューシネマを外から見つめる text 稲見公仁子

ドキュメンタリー『台湾新電影時代』より 気が付けば、1982年の『光陰的故事』から34年も経ってしまった。台湾ニューシネマの先駆けと言われるエドワード・ヤンらによるオムニバスだ。アイドル映画を撮っていたホウ・シャオシェン