【Interview】『暗きは夜』アドルフォ・アリックスJr.監督(フィリピン)インタビュー

2016年6月のドゥテルテ大統領就任以来、数千人もの麻薬取引容疑者が裁判も受けないままで路上で射殺されているというフィリピン。第18回東京フィルメックスのコンペティション部門で上映された『暗きは夜』はその過激な麻薬撲滅運

【Review】映画と現実の間の裂け目を歩く-ソ・ヒョンソク『From the Sea』(後編)text 夏目深雪

映画と現実の間の裂け目を歩く-ソ・ヒョンソク『From the Sea』(後編)前編 はこちら 映画の自動性 『タツノオトシゴ』(1934年)や『ミジンコ』(1929年)といった科学映画のパイオニアである映画作家パンルヴ

【Review】映画と現実の間の裂け目を歩く-ソ・ヒョンソク『From the Sea』(前編) text 夏目深雪 

 映画と現実の間の裂け目を歩く-ソ・ヒョンソク『From the Sea』(前編)  夏目深雪 あれは映画ではなかったか 観客参加型ツアーパフォーマンス演劇。2014年秋にF/T(フェスティバル/トーキョー) 14の「ア

【Review】進化系・演劇――鵺的第8回公演『毒婦二景』 text 夏目深雪

鵺的の新作である『毒婦二景』は、「阿部定」をモチーフとした長編『定や、定』と『昭和十一年五月十八日の犯罪』2編の同時上演で成り立っている。『定や、定』では岡田あがさ、『昭和十一年…』ではハマカワフミエが阿部定を演じる。と

【PickUp】特集★山形国際ドキュメンタリー映画祭「わたしのヤマガタ2013」

10月に開催された山形国際ドキュメンタリーの体験記を募ったところ、数名の方から貴重な寄稿を頂いた。今年の“ヤマガタ”に関しては既にいくつかの記事が掲載されているが、今回は、観客やボランティアという立場で映画祭を体験した方

【Review】選挙ドキュメンタリーという現象~『選挙2』『映画「立候補」』『ムネオイズム~愛と狂騒の13日間~』に寄せて~ text 夏目深雪 

59%と戦後最低の投票率、安倍晋三率いる自民党圧勝と、これが本当に3.11後の日本で起きたことなのかと我が目を疑わざるを得なかった昨年末の衆議院選挙結果。参院選を来月に控えたこの6月、選挙に関するドキュメンタリーが3本公

【Roundtable】災後の舞台表現をめぐって――フェスティバル/トーキョー12 text 九龍ジョー × 夏目深雪 × 萩野亮

カタストロフに向き合う 萩野 きょうはお集まりいただきありがとうございます。今回は夏目さんよりご提案をいただき、昨年10/27から11/25にわたって開催されたフェスティバル/トーキョー(F/T)12をめぐって自由に議論

【自作を語る】『アジア映画の森 新世紀の映画地図』 text 夏目深雪・佐野亨

夏目深雪 編集・執筆 最初に断っておくと、書籍「アジア映画の森 新世紀の映画地図」は、自作というよりは、5人の監修者と私を含めた2人の編集者、24人の執筆者+αの共同作品である。あくまで私の視点からの出版の動機といきさつ