【Interview】「僕らの根っこはシュルレアリスムとアヴァンギャルド」〜『断食芸人』足立正生(監督)&山崎裕(撮影)text 小林蓮実
1960年代より数多のアヴァンギャルド(前衛)映画を生み出し、PFLP(パレスチナ人民解放戦線)や日本赤軍とともにパレスチナ革命に身を賭した足立正生監督。レバノンでの3年間の禁固刑、強制送還後にも偽造私文書行使(偽造され
【News】5/6−15開催 第10回台湾国際ドキュメンタリー映画祭コンペティション部門 ノミネート発表!
2月24日の記者発表に集まった、コンペティション部門に入選した台湾人監督たち 第10回台湾国際ドキュメンタリー映画祭コンペティション部門ノミネート作品発表 「現代的なテーマに根ざし、ドキュメンタリーの新境地を拓く」 第1
【Report】ベルリン国際映画祭〜近年の傾向とヨーロピアン・フィルム・マーケットの現在 text 植山英美
ベルリン国際映画祭メイン会場 ベルリン国際映画祭に行ってきた。海外にドキュメンタリー映画を紹介、販売するという仕事をしているので、年初のロッテルダムやベルリンではじまり、カンヌから、秋は釜山、東京とアジアのマーケットと、
【News】2/27(土)〜3/13(日) 第5回江古田映画祭 3・11 福島を忘れない
第5回 江古田映画祭―3・11 福島を忘れない― 江古田映画祭もおかげさまで5回目を迎えました。今回も私たちは、福島原発事故をひきつづき考えるために、メインテーマを「3・11福島を忘れない」としました。自信の作品をライン
【Pick up】発表! わが一押しのドキュメンタリー2015
例年200本以上、テレビを含めるともっとたくさんの本数が上映・放送されているドキュメンタリーの中から、皆様の「ベストワン」をうかがう企画、「わが一押しのドキュメンタリー」。今年も劇場公開作品から一般には知られていない作品
【News】2/20−26 岩手県宮古市川内に伝わる “川内鹿踊”を追った映画『鹿踊だぢゃい』(坂下清監督)大阪シアターセブンで限定上映中!
岩手県宮古市川内に伝わる“川内鹿踊(かわうちししおどり)”のお盆を追ったドキュメンタリー 鹿踊りとは、主に東北地方に伝わる郷土芸能です。鹿の頭部を模した鹿頭(ししがしら)をかぶった踊り手が、鹿の動
【Review】ただ、その愛のために- 『Maiko ふたたびの白鳥』 text 小松いつか
バレエダンサーの姿は、われわれ観客にどこか人間離れした印象を与える。彼らは時に儚くしなやかで、総じて美しい。舞台の上で地を蹴り軽やかに舞い飛ぶ姿からは重力さえも感じとることはできず、やがてしなる彼らの身体は物語を伝える音
【連載】開拓者(フロンティア)たちの肖像〜中野理惠 すきな映画を仕事にして 〜 第24話 text 中野理惠
開拓者(フロンティア)たちの肖像〜中野理惠 すきな映画を仕事にして <前回 第23話はこちら> 第24話 『ナヌムの家』3 劇場公開初日の消化器事件 生後7か月の筆者(向かって左 右は姉) スクリーンに消火器をまかれる
【Review】霧の中のアイドル ―舩橋淳監督『道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48』 text 伊藤弘了
『道頓堀よ、泣かせてくれ! DOCUMENTARY of NMB48』より ©DOCUMENTARY of NMB48製作委員会霧の向こうへ消えていった人たちがいる。その手前で踏みとどまった人たちもいる。前者の例とし
【Interview】遠藤ミチロウインタビュー『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』 text 植山英美
80年代初頭にザ・スターリンの中心人物として、日本のインディーズ・シーンを牽引、フラワーカンパニーズから黒猫チェルシーに至るまで、多くのミュージシャンに多大な影響を与えてきた遠藤ミチロウ。遠藤が初監督をつとめたドキュメン
【Special News】2/7(日)−11(木)第7回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル 今年の見どころを聞く
いよいよ2/7(日)から11日(木)まで、「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」が開催される。2010年から開催されているこのイベントも7回目。毎年、冬のこの時期に東京で行われる、ドキュメンタリーに特化した貴重な映
【Review】「病み」はいまどこにあるか――『Given ~いま、ここ、にある しあわせ~』text堤拓哉
ドキュメンタリー映画『Given ~いま、ここ、にある しあわせ~』には、難病の子どもを持つ三組の家族が登場する。難病とは、何が「難しい」病気なのかといえば、第一義的には「治すことが難しい」病気である。では、難しいだけで