【Review】創作・活動や民主主義のヒント―映像によるヨーゼフ・ボイス再考 text吉田悠樹彦

伝説の芸術家ヨーゼフ・ボイス、そして日本 芸術家ヨーゼフ・ボイスに関する必見のドキュメンタリー映画が公開される。印象深い編集を通じて伝説的な芸術家の創作の核心に迫り、その懐にはいっていくことができる。 ボイスは日本で人気

【Review】なんのためにいのちをなげうつかー『ラッカは静かに虐殺されている』 text 井河澤智子

『ラッカは静かに虐殺されている』ショッキングなタイトルだが、これは2014年にラッカを制圧した「IS」に対抗すべく、密かに市民によって結成されたジャーナリスト集団の名称である。 2011年以降混迷を極めるシリア内戦。20

【News&ご招待】4/26(木)開催  立教大学シンポジウム ドキュメンタリー映画「ラジオ・コバニ」 上映を通じて考える シリアの再生 に5組10名様を御招待!

立教大学21世紀社会デザイン研究科 シンポジウム ドキュメンタリー映画『ラジオ・コバニ』上映を通じて考えるシリアの再生 オランダ在住のクルド人監督による映画『ラジオ・コバニ』(2016年オランダ、69分)はISにより破壊

【News】10/15(日)開催! ドキュメンタリーマガジン「neoneo」9号刊行記念 「柳澤壽男・障がい者ドキュメンタリー傑作選」2本立て上映+トーク @UPLINK FACTORY

ドキュメンタリーマガジン「neoneo」9号刊行記念 「柳澤壽男・障がい者ドキュメンタリー傑作選」2本立て上映+トーク2017/10/15(日)  渋谷・アップリンクにて【日時】2017/10/15(日)『ぼくのなかの夜

【Review】言葉のもつ力 ~『もうろうをいきる』(西原孝至監督)text 大久保渉

「戦争するな!」路上で声を揃えて絶叫する群衆。「どこ見て政治やってんだよ!」声を枯らしながら怒鳴る男性。2015年6月から毎週金曜日に国会議事堂前で安保関連法案に対する抗議活動を開始した学生団体「SEALDs」(シールズ

【Review】ネオ・パラレル・ドキュメンタリーの秀作『ケイト・プレイズ・クリスティーン』 text 大田裕康

『ケイト・プレイズ・クリスティーン』は、1974年7月、フロリダ州サラソタのテレビ局で実際に起こった、ショッキングな事件の真相を解き明かそうとするドキュメンタリーである。ニュース番組を受け持っていたクリスティーン・チャバ

【News】7/17(月祝)西澤諭志特集:ドキュメンタリーのハードコア(トークゲスト:金子遊)@渋谷UPLINK

写真家・西澤諭志は、分割撮影した風景をモニター上で結合し、その操作の痕跡で生じたずれを巧妙に残すことで、映像を制作する過程をひとつの画面に収める。映像作家・西澤諭志は、自宅、東京、台北、ハノイを舞台に、通例では画面のフレ

【特報】2/5(日)開催! neoneo8号刊行記念 アジアのドキュメンタリー上映会【台湾篇】+トーク

2/5(日)18:00よりneoneo 8号刊行記念 日本と台湾をめぐるドキュメンタリーを大特集!ドキュメンタリーマガジンneoneoの8号は、1冊丸ごと「アジアのドキュメンタリー」の総特集。刊行記念イベントとしてneo

【Review】──私の知らないどこかで──『あたらしい野生の地 リワイルディング』 text藤野 みさき

「この世の中にあるものは何かの役に立つんだ。何の役に立つのか、それは僕にはわからない。でも、例えばこの小石だって、何かの役に立っている。この夜空に輝く星々だってそうなんだ。君もそうさ」──映画『道』より  デジタル文化の

【News】6/4−10 渋谷UPLINKにて再演決定!七里圭の音から作る映画(3)『サロメの娘 アナザサイド in progress』 

黒田育世、長宗我部陽子、飴屋法水、神村恵が出演する異色の映画作品! そして、青柳いづみ、原マスミが「声」の出演。 映画を音から作り始める前例の無い制作のワーク・イン・プログレス第3弾。 異才・七里圭監督の最新作『サロメの

【Review】悪ふざけの中に―クリス・モーカーベル監督『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』 text くりた

アート(芸術)とは何か、また特定の作品を指して「それ」が果たしてアートであるかどうかを議論する人がしばしば存在するが、その度に私は「なんという不毛な議論なのだろうか」と思わずにはいられない。なぜ事あるごとに芸術を承認した