『neoneo02』における一部訂正

  『neoneo02』お買い求めの皆様 この度は、雑誌『neoneo02』をご購入くださいまして、誠にありがとうございます。大変恐縮ながら、本文中に一部訂正がありますので、以下にお知らせさせていただきます。

【自作を語る】『異国に生きる 日本の中のビルマ人』 text 土井敏邦 (監督)

長年、パレスチナを追いかけてきた私が、「在日ビルマ人」を追うことを思い立ったのは、1988年8月のビルマ民主化運動から10周年迎える1998年の夏だった。遠い異国・日本で祖国の民主化のために闘い続けている青年たちの姿に、

【Review】福島(フクシマ)から長崎(ナガサキ)へ――映画『夏の祈り』を観る text 岩崎孝正

 1945年8月9日午前11時2分、太陽のような明るい光はあたりをつつんで一つの街が吹きとんだ。熱線と爆風は数㎞におよび、病院、橋梁、家屋をはじめ先人の築いた英知は一瞬で姿を消した。長崎県松山町の土地の者は故郷を失い、亡

【info】写真家・石川梵氏をゲストに迎えて対話を―「Refocus Project」3/24

Refocus Project 「祈りと勁さ(つよさ)とー写真家 石川梵ー」       写真家、ジャーナリスト、ドキュメンタリー映画監督の眼差しに触れて対話する場、 Refocus Pro

【Interview】『長嶺ヤス子 裸足のフラメンコ』 大宮浩一監督インタビュー

まず、完全に手前味噌な話から。『ただいま それぞれの居場所』のマスコミ試写が始まった2010年春。レギュラーで参加していた「映画芸術DIARY」の編集者と、「やんわりした介護福祉もののようで、なにかもうヒトクセあるよね」

【Review】本人になるための旅 『ジャーニー/ドント・ストップ・ビリーヴィン』text 鈴木並木

もらった試写の案内を眺めていて、「出演」の欄を思わず二度見する。いわく、「ニール・ショーン(本人)/ジョナサン・ケイン(本人)/ロス・ヴァロリー(本人)/ディーン・カストロノヴォ(本人)/アーネル・ピネダ(本人)」。「本

【Magazine】「neoneo」#02 特集「原発とドキュメンタリー」& 「21 年目の不在 小川紳介トライアングル」

neoneo #02(2013年Spring)特集「原発とドキュメンタリー」小特集「21年目の不在:小川紳介トライアングル」 巻頭写真構成+インタビュー:武田慎平座談会:舩橋淳+藤原敏史+松林要樹+瀬々敬久連載:春田実・

【リレー連載】列島通信★東京/沖縄発 text 濱治佳

いつもお題は特に与えられずに、思うままに書きなさい、と自由に書かせていただいている本欄だが、何が根本的な理由なのかは、自分自身でも不可解なのだが、まったく言葉を紡ぐことができないまま月日が経ってしまった。いつもどこかで書

【Report】映画『遺体 明日への十日間』石井光太(原作)×君塚良一(監督・脚本) 対談

  “僕たち”が『遺体』を通して本当に伝えたかったこと  東日本大震災から2年――。死者・行方不明者・負傷者の数は合計2万人を超え、津波による壊滅的な被害、それに伴う原発事故の収束はいまだ見通しが立っておらず、

【Review】フジテレビNONFIX『原発アイドル』クロスレビュー text 青木ポンチ/小林和貴

「居心地の悪さ」を写し出す少女たち             青木ポンチ テレビの深夜ドキュメンタリーの情報は、少ない。よほどアンテナでも張っていないかぎり、普通は見逃してしまう。だが時折、他の時間ではお目にかかれないよう

【Roundtable】災後の舞台表現をめぐって――フェスティバル/トーキョー12 text 九龍ジョー × 夏目深雪 × 萩野亮

カタストロフに向き合う 萩野 きょうはお集まりいただきありがとうございます。今回は夏目さんよりご提案をいただき、昨年10/27から11/25にわたって開催されたフェスティバル/トーキョー(F/T)12をめぐって自由に議論

【ドキュメンタリストの眼⑤】 岩佐寿弥監督インタビュー(後編) text 金子遊

neoneo編集委員の金子遊が、この列島を代表するドキュメンタリストにロング・インタビューを試みるシリーズ。2012年に新作映画『オロ』が全国で劇場公開され、『ねじ式映画―私は女優?―』(69)、『叛軍No.4』(72)