【Info】としまアート夏まつり2012 「夏夜の校庭上映会」

にしすがも創造舎エントランスプロジェクト アニメーション上映 「夏夜の校庭上映会」 にしすがも創造舎の校庭で、一夜限りの映画館がオープ ン!8月18日(土曜)の夜、廃校となった中学校校舎の壁をスクリーンにして、大人も子ど

【Info】『映画/千夜、一夜』 8月4日~8日 渋谷アップリンク

                                        (C)橋本慎太郎    特集上映 「映画/千夜、一夜–早すぎる、遅すぎる、映画を求めて」    写真のように

【Review】 『AD(アシスタントディレクター)残酷物語―テレビ業界で見た悪夢』  葉山 宏孝著 text 細見葉介

暴力と不条理――制作現場からの強烈な告発  実経験を飾らない言葉で編み上げた、テレビ番組制作現場からの告発書である。制作論はこれまでに多く書かれているが、外注化が進む現代のテレビの労働現場の実情を書いた本は初めてではない

【Review】『ふるさとは奪われた~原発事故 双葉町の選択~』“棄民”―あなたはこの言葉を前にして何を考えるか text 水上賢治

ようやく自覚してくれたか――日本唯一の公共放送とされている渋谷の某局(※さらなる姿勢の改善を求めてあえてこう言わせてもらう)が本来の役割を少しずつ果たし始めている。東日本大震災という大事でようやく気づくのもいかがなものか

【Info】『ヤマタノオロチ外伝 島根県立三刀屋高等学校大阪公演』

    考古学者×落語家×高校生神話から物語へ、物語から演劇へ古事記編纂1300年の今年8月7日、新解釈の出雲神話が大阪にやってくる!   考古学者・佐古和枝の「異伝ヤマタノオロチ」を原作に、島根県の

【自作を語る】『フクシマからの風』 text 加藤鉄

10年間の農的生活を打ち切って、私を再びカメラに向かわせたものは何だったのでしょうか。1995年から4年間、私は青森県六ケ所村に通い、核燃料の巨大施設に対峙し続けて一軒、 土地を売らず、稲を守り育てていた老人(小泉金吾さ

【Essay】すべてのレコードはドキュメンタリーである text 鈴木並木

我が家にやってきたステレオには、レコードが付属品についていた。汽車の走る音を録音したレコードだった。レコードをターンテーブルの上に乗せて針を落とすと、右から左へと汽車が駆け抜けていった。そして今後は左から右へ。     

【Info】『加藤宣幸写真展  It shed luster in the breeze…2012』

加藤宣幸写真展「 It shed luster in the breeze…2012 」強い陽光の下で咲き続けるあいだ、同じ表情は2度と見せない。熱帯睡蓮に魅せられたカメラマンが、繊細な美しさを撮るため自ら育

【自作を語る】『Beyond the ONEDAY〜Story of 2PM&2AM〜』 text 大道省一

敬愛する市川崑監督曰く「映画は所詮、光と影だと思います」 その言葉に魅入られた挙げ句に進路を変更し、美大の映画コースへ。あれから14年、私は『Beyond the ONEDAY〜Story of 2PM & 2A

【Interview】『死刑弁護人』齊藤潤一監督インタビュー

「オウム真理教事件」や「光市母子殺害事件」など数々の死刑事件を扱ってきた安田好弘弁護士を被写体にした映画『死刑弁護人』が6月30日よりポレポレ東中野、名古屋シネマテークで公開されている。 世間からの様々なバッシングを受け

【自作を語る】『アジア映画の森 新世紀の映画地図』 text 夏目深雪・佐野亨

夏目深雪 編集・執筆 最初に断っておくと、書籍「アジア映画の森 新世紀の映画地図」は、自作というよりは、5人の監修者と私を含めた2人の編集者、24人の執筆者+αの共同作品である。あくまで私の視点からの出版の動機といきさつ

【Essay】 映されないものに目を凝らす ~震災のイメージと「記憶」についての雑感~ text 畑あゆみ

東日本大震災から1年。私たちは、今なおその影響が続く地震、大津波、原発事故という一連の出来事を、どのように認識し「記憶」しているだろうか。木々や家をなぎ倒していく真っ黒な津波のニュース映像、避難を呼びかけるアナウンサーの

【特別対談】それぞれのドキュメンタリー、それぞれのフィクション――『隣ざかいの街‐川口と出逢う‐』をめぐって(後篇) 星野智幸×岡本和樹

岡本和樹監督作『隣ざかいの街−川口と出逢う−』(2010)の上映会が、7/2(月)UPLINK-FACTORYにて開催されます。 この作品は、川口市情報・映像メディアセンター メディアセブンで2009年11月~2010年